リーディング・ハイ

こういう人に、私はなりたい《リーディング・ハイ》


記事:山田THX将治(R&W講座)

 

最近になってやっと、歳相応の事を考えられる様になったと思う。

同年代の者からすれば、何を好き好んで有料のゼミに通って、毎週締め切りに追われているんだと、最近の小生の行動を見て思っているらしい。

正直なところ、書くことは好きだが、自信を持って‘好きだ’といえる程の筆力は持ち合わせていない。

では、何故書いているのか。一つには、勝手なことだが「書き続ける」と宣言したからだ。もう一つは、年長の小生が先に書くと、若者たちも書かざるを得ないと思ったからだ。いわば、間接的な応援だ。

 

天狼院では、多くの若者たちと同席し、机を並べて学んでいる。

とても楽しい時間だ。しかも、集う若者達が、小生が若い頃と違いオッサンに対し、抵抗感が少ないと感じるからだ。これは、小生が‘若者に嫌われないオジサンになろう’と若かりし頃から、努めて心掛けて来たからかもしれない。

小生側には無理が無いが、周りの若者たちに無理はないかと、絶えず気にはしている。

今のところは、嫌われていない様なので一安心だ。

 

この様に、若者と関わり合うことは、気を遣う。自分と照らし合わせると、当時の年長者は、押しなべて面白い大人ではなく、自分が年を重ねてもこんな大人にだけはなるまいと思ってしまう、典型だった気がする。

どうすれば、若者に嫌われず、絶えず若い刺激を受けられるのかとも考えて来た。経験則で言うと、自分の興味を変えずに、そのボリュームも減らさなければよいと考えている。

 

そんな若い仲間から先日、とても嬉しいことを言って貰った。小生の誕生日への、SNSメッセージの中に、こんなのが有った。

「山田さん、お誕生日おめでとう御座います。僕も、歳を重ねたら山田さんみたいな大人の男に成りたいと思います。これからも、御指導宜しくお願い致します」勿論、世辞が含まれているのだが、それでも良しと思う。本心から嬉しかった。

自分のこれまでの人生を採点したとすると、少しは加点してもよいかとも思った。モラルとは無縁な男の人生だが、何かの役に立っているのだろうか。

正直なところ、自慢出来る様な人生は歩んでこなかったと思うが、無駄な事ばかりではなさそうだ。

 

今年に入って、こんな映画に出逢った。妻を亡くしたおじいさんが、結婚寸前の孫と旅をするロードムーヴィーだ。邦題は『ダーティ・グランパ』。名優ロバート・デ・ニーロが、主人公のおじいさんを演じている。

このおじいさんが、とんでもない男で、生真面目な孫と反目しながら珍道中していく。特に、女性に対するおじいさんが、兎に角‘超肉食’で、面白いことこの上ない。

この辺も、昨今の草食化してしまった若者に対する、バブル世代の小生が感じている事とも通じていた。

 

ロバート・デ・ニーロといえは、小生が高校生の頃メジャーデビューし、その俳優人生を少し下から見ていた、云わば共に人生を歩んだ俳優さんだ。イタリア系でるから、アメリカ人としては決して大柄ではない。身長は確か、小生とほとんど同じ(175㎝)だ。体格は、自在に変えてきたが、ボクシング映画『レイジング・ブル』では見事に鍛え上げ、ミドル級世界チャンピオンにピッタリだった。

今回の映画でも、デ・ニーロは上半身裸になっている。世界チャンピオンだった残像が、その胸板の厚さに残っていた。

その上、名優の事なので、コミカルな演技は御手の物だったであろう。大笑いさせられた。

 

『ダーティ・グランパ』に出逢って、改めて感じた。

これからも、映画を観続けよう。

これからも、書き続けよう。

これからも、感性が鈍らない様にしよう。

 

そして、これからも、若者たちに迷惑を掛けつつ、見捨てられない人生を歩もう。

 

小生、望みが有ります。

小生の死去を知った時、周りの年下の人たちにこう言って貰いたい。

「山田のオッサン“やっと”死んだか。面倒くさいオッサンだったな」と。

そして、

「でも、ちょっとだけ寂しいね」

と。

 

そう言って貰えるように、一先ずこれから、ジムに行ってデ・ニーロを目指してきます。

誰か付き合いますか?

 

 

  

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2017-04-28 | Posted in リーディング・ハイ, 記事

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