こつこメモ

【旅取扱説明書】どうして人は旅に出る《こつこメモ》


 

旅にだって色々な種類がある。

一人旅から、友達や恋人との旅行、チームや部活での遠征、社員旅行、宿泊研修、出張。

様々な形があるけれど。どれにでも共通する重要なことって言ったら一つしかない。
当たり前でつまらない答えだ。
これなしに旅に出ることに意味を見出すトラベラーもいると思う。

なにかって。「計画」だ。

旅は、これが重要な旅と、これがないことが重要な旅で二極化する。
さらに、立てたいけど立てれない旅もある。

今回は完全私的見解で、三種類のトラベル族を分類してみた。

 

 

①無計画型トラベル族

これは一人旅に多く見られる傾向だ。

ヒッチハイクで日本一周の旅に行った先輩もそう。
「ハチミツとクローバー」で自分探しに出た竹本くんもそう。

計画は、不要だった。
逆に巧妙にそれを立ててしまったら、彼らの旅の意味はがらりと変わってしまう。

ヒッチハイクの先輩は「旅が目的なのではなく、目的を達成するための手段が旅だった。だから僕はトラベラーではない」とも言っていた。

今いる場所も、明日どこにいるかもわからない。
旅を操るのではなく、逆に操られてしまおうという旅。

いいなって思うけど、わたしにはとてもする度胸がない。

だから「自分探しの旅」なんだろうなあ一人旅って。
自分を流すいつもの「周囲」がないから。
知らない人たちしかいない中で、全部自分で選択していくから。

一人旅というか、ありのままの自分との二人旅なのか。

いつか自分と二人旅できるほどの信頼関係がついたら、行ってみようかな。

 

 

②随時計画型トラベル族

現地に行ってからその場を見定め空気を感じて、自分で計画を構築していく形の旅だ。

こっちも、旅自体が目的ではない場合が多いはずだ。
ファンタジー作品の主人公たちはみんなこれな気がする。
なにかを倒しに行ったり、宝物を探しに行ったり。

計画なんて立てられたらいいに決まってる。決まってるのに、立てれないもどかしさ。時には失敗。取り返しのつかない、失敗。

でも、失敗から生まれる成功も多いよね。「ONE PIECE」の麦わらの一味だって、上手く計画通りいかなかった時はあったけど、そこで予定よりも大きな成功を掴めた時はあるし。

もう一人の旅好きの他大の先輩は、多分、随時計画型トラベル族だと思う。
「自分の足でその土地を歩いてみたかったから」
目的は旅。だけれど、随時計画して、その土地の土を踏みしめながら、空気を吸いながら、発見を繰り返しながら。歩く。

そこに住む人たち、そこでしか食べられないもの、そこにしかない車窓風景、空気、言葉。全てが出会いだったそうだ。

けど。チームや部活、会社の研修やゼミの合宿とかも実はこっちかな。

 

「本当は大阪遠征行くんだから道頓堀行きたいよたこ焼きのおいしいお店行きたいよ」

 

そう思いつつ、目的のせいで計画を立てれない、あるいは計画を立てたら不謹慎。

さらには行ってみたらコンビニもなく、マップも開けない。夜には道すら見えなくなるなんて土地もある。
それでも。泣く泣く現地でできた時間で、なんとか計画を立てる。

本気で宿の外で活動できない時は、部屋でできることに知恵を絞るか、最終的に寝る。

こんな旅もある。

 

 

③超計画型トラベル族

これに当てはまる旅がほとんどだと思う。

友達との旅行、恋人との旅行、新婚旅行、社員旅行……そして、修学旅行。

修学旅行って、この超計画型の中でも、一番、超計画型だと思う。

今まで、散々、旅の魅力は広大さや自由さ、現地で積み上げてくものといった感じで話してきましたが。

ここで超計画型とか言われると「味気なっ」と思われる方もいるかもしれないけど。

 

修学旅行の一番の魅力はこの計画による「縛り」だ。

観光するのにも、次のカリキュラムにも、風呂に入るのにも消灯にも。わたしたちの横には、いつだって時間がつきまとった。しおりにだって、細かく時間が記されてた。

鬱陶しかった。まだ移動したくないと思った。ゆっくりしたいと思った。

でも不思議と、これが楽しかったんだよなって。
だからわたしたちは、時間の大切さを知ることができたし、一つ一つが、かけがえのない時間に色づいたんだなって。今なら思える。

縛られた時間と自由時間の飴と鞭が、楽しかった。

もう、縛られることはない。
あんな時間、二度とかえってこない。もうかえってこない。

高校の修学旅行の時も、高速を走る帰りのバスの中、静かに寝息を立てているみんなを見て思ったし。
大学のキャンプ実習の時も、キャンプファイヤーに照らされるみんなの赤い輪郭を見ながら、そう思った。

そう思ってたのに。

 

 

【7/25.26 SatSun 天狼院旅部】旅する天狼院!大人の修学旅行!バスをチャーターして1泊2日で「日光」へ!天狼院自慢の部活を楽しみながら修学旅行を満喫します!《初めての方大歓迎!》

 

 

25日と26日。
「修学旅行」で、日光、行きます。

わたしたちはまだ、色々なことを学べるらしい。

 

「東京って、なにもないじゃん。あるようで」

 

旅好きの、女友達が言っていた。
他の土地の人からしたら贅沢な話かもしれない。

でも、東京にはないものは、確かにいっぱいあるし、あるものより本当はないものの方が多いんだ。

 

それに気づけたことは、幸せなことなのかもしれない。
空の色には、こんな文章での表現の仕方があるのか。
キャンプファイヤーは木を燃やしてるだけなのに、どうしてこんなにも流れる時間が、あたたかくて穏やかで尊くなるのか。
あの人にはこんな顔もあったのか。

 

わたしはトラベラーじゃないけど、旅は、自分たちの住んでいる大好きな土地では学べない思い出を学びに行くんだと思う。

 

7月25日、26日。ぜひわたしたちと思い出を学びに行きましょう。

 
【天狼院書店へのお問い合わせ】

TEL:03-6914-3618

【天狼院公式Facebookページ】 天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね!」をして頂くだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。イベントの参加申し込みもこちらが便利です。

【天狼院のメルマガのご登録はこちらから】

メルマガ購読・解除

【有料メルマガのご登録はこちらから】

バーナーをクリックしてください。

 

天狼院への行き方詳細はこちら


関連記事