スタッフ山中のつぶやき

【店長辞めます】「できない」ことを簡単に「できる」とは言えません。〈山中のつぶやき〉


「できない」ことを簡単に「できる」とは言わない。これが私の持論。

 

たとえば、目の前にみんなで達成したい目標があるとする。
それを実現するためにリーダーが、「これやっておいて」と私に仕事を投げる。

しかし、その内容はどう考えても今の私にはできないものだったとする。
その時、私は「できます」とは簡単に言わない。

最初っから諦めてたら何もできないよ! まずはやってみて、それからでしょ! という声が飛んできそうだが、やっぱりこの持論は崩れない。
私は「できない」ことを簡単に「できる」とは言わない。正しくは言うことができない。
「できない」ことを簡単に「できる」と言うことはある面では大きな罪となる時がある。そう思っているからだ。

仕事を頼んだ側の気持ちになって考えてみる。
あの子ならきっとできるだろうと仕事を頼む。
でも、いつまでたっても仕事は上がってこない。
次の段階に進むことができなくて
仕事が全体的に進みが遅くなっていく。
いつのまにやら期限がやってきて
どうしたもんかと蓋を開いてみれば実際は「できない」ようで。
「できない」のにやろうとするから余計に時間が掛かかっていた。
もし最初から出来る人に頼めていたなら、その仕事は何倍も早く、何倍もクオリティも高く仕上がっていたかもしれない。と考える
そうなれば「できないなら最初から言って!」と思わす口走っている。

「できない」ことを簡単に「できる」と言うことは大きな罪だ。

「できる」と「やる」は大いに違う。「やってみる」と「できる」も大いに違う。
「できないことはできないと」はじめから言うことが正しい時だってあるのではなかろうか。

 

 

こんにちは。天狼院書店の山中です。
冒頭から偉そうなことをつらつら並べてすみません。

「できない」ことを簡単に「できる」とは言わない。これは私の小さい時からの性分でした。
小学校の時から、逆上がりができなくて。二重跳びができなくて。
「足が上がりきる前に腕を曲げてしまっているからだ」とか「足の上げ方ができる子と違うからだ」とか
とにかく「できない」ものに対してはなぜ今の私にはできないのかを客観的に冷静にに考えてしまうような子でした。

でも間違って欲しくないのは「できない」ことを簡単に「できる」とは言わない。は決して「やらない」とは違う。ということ。

「できる」と「やる」は大いに違う。「できない」と「やらない」は大いに違う。

「やってみる」とは文字通り挑戦すること。
この挑戦が許される場合ならば、「できない」ことは決してピンチではなく「挑戦できる」という大きなチャンスに変わるのです。
挑戦することをやめなければ、逆上がりだって、足引っ掛けてぐるぐる回れるようになるし、二重跳びだって連続で300回できるようになる。

今の自分にはできません。でも、やってみます。

「できない」ことを簡単に「できる」とは言わないのは、この「できない」が「できる」に変わる過程が私にとって一番大切な時間だからかもしれません。

そんな私が「店長」という大役を任されたのは今から1年半前のことでした。
当時学生だった私はアルバイトとして天狼院で働いていましたが、突然店主から「明日から店長やってね」言われたのです。

「何を言ってるんだこの人は」と思いました。私はまだ一学生で、店舗を任されてできる自信なんて到底ありません。
ましては店主は 超働き者。超パワフル。超アイデアマン。超カリスマ。同じようにやれと言われても絶対にできない。

店長なんて私には「できない」現実は、そうでした。

でもいつの間にか私は「はーい」とさらっと答えていました。何の重みもなく。日常の一コマのように。
できる自信があったわけではありません。こうしようという明確なビジョンがあったわけでもありません。
でもやりたいと思った。この「できない」ことを「やりたい」と思ったのです。挑戦したいと思ったのです。
挑戦させてもらえることに大きな喜びを感じていました。

今の私に「できない」ことを「できる」ようになるにはどうしたらいいか。
そもそもなんで私が店長に選ばれたのか。
私でないとできないことは何か。
私がすべきことは何か。

ノートにこの4つを大きく書いて、毎日のように書き出しました。
天狼院という大きな塗り絵に私の色をのせたならどうなるか。そう考えては毎日わくわくしていました。
プレッシャーに押しつぶされそうな時もあったけれど、1日1日一筆ずつ色を塗っていきました。

私らしさを出すことは大事だけれど、決してその塗り絵を私にものにしてはいけない。それはわかっていました。
だから私はその絵を水彩の絵の具で塗っていました。その色は決して濃くなくてもいい、はっきりと線が残らなくてもいい。
いつかその絵をまた違う誰かが引き継いで色を重ねていくとき邪魔にならないように。

今1年半経って。その塗り絵はどうなったでしょうか?
私が塗った色はその絵を美しく彩ることができたでしょうか?

正直、わかりません。
私は「できない」ことを「できる」ようになったのでしょうか?

2016年6月 私は 東京天狼院店長 という役を終えました。

この1年半で本当に多くのことを学ぶことができました。
楽しかった、辛かった。面白かった。悔しかった。
まだまだ続けたいという気持ちもあるけれど、私は筆を次の店長に託さなくてはいけません。
この1年半で多くの方に出会い、支えてもらい、成長することができました。本当にありがとうございました。

今再び、私は「できない」ことを突きつけられています

「京都天狼院やってみない?」突然言われた店主の一言

「できる」とは言いません。でもやってみます。

『京都天狼院準備室室長』これが私の新たな「できない」こと。
この「できない」ことを「できる」に変えるために、また挑戦の日々の始まりです。

「これで本当にやっちゃうから、なっちゃんは面白いんだよね」という言葉を勇気に変えて。
皆様改めまして、よろしくお願いいたします。

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