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スタッフ山中のつぶやき

【オリンピック終了まであとわずか!】将来、子供にスポーツをさせるなら絶対「陸上競技」がいいと思う8つの理由《スタッフ山中のつぶやき》


こんにちは。天狼院スタッフの山中です。
オリンピックもいよいよ残すところあとわずか! 日本のメダルラッシュとも言われていますが、
様々な競技の選手が勝利を目指して汗を流す姿は男女問わず本当にかっこいいですよね。
数多くの若い選手が活躍するオリンピックという大会ですが、決まって私は競技以上に注目してしまうシーンがあります。
それはその競技を終えた後、取材陣の元へやってきて選手たちが受けるインタビュー!
本当に不思議なのですが、だいたい彼らの言う内容は決まっているように思います。
記録を残した選手たちは
「今まで支えてくれたみなさんのおかげです」という周りへの感謝の気持ち。
また一方で、悔しい結果に終わった選手は
「自分の力不足です」と結果を自分の責任として受け止めるのです。

な、なんて素晴らしい人たちなの!その謙虚な誠意ある姿勢に競技で汗を流す姿以上にかっこいいなぁと毎度惚れ惚れしてしまいます。
スポーツとは、心身ともに成長させるとはまさにこのこと!!
人間形成の上で、スポーツってとっても影響があるように思います。

しかし、こうなってくると、こんな悩みが生まれてきます。
「将来自分の子供にやらせるのはどのスポーツがいいの!?」
人間は皆、誇大妄想家。(諸々のめんどくさいことは省いて)将来を想像してそんなことを思い悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

チームワークを学ぶためにも野球?サッカー?それともテニス?様々なスポーツが候補として出てきそうですが、私は個人的に頑としてこのスポーツをお勧めします!
それは「陸上競技」です!!

実は、私、中学高校と6年間陸上競技部に所属していました! これがまた結構厳しいところで、鬼のような練習メニューを毎年やっておりました。(ex 100Mを連続100本ダッシュとか(笑)
)しかし今、社会にでてみて「陸上やっててよかったなぁ」と思うこと、結構あります。
それは陸上競技には社会において大いに役立つヒントがいっぱいに詰まっていたから。
そこで今回は、将来自分の子供にやらせるのは絶対に「陸上競技」がいい!と断言する理由を8つにまとめてみました!

①基本を大切にできる
陸上の練習って、どんなことするの? と昔よく他の部活動の友達に聞かれていました。いやーそれはもう、他の部活と同じように色々なものがあります。リレー形式で走ったり、スタートに重点を置いて走ったり、タイムを決めてその記録が出るまで走ったり……ってあれ? 走ってばっかり? そう、陸上競技において基本の練習は「走ること」。陸上にはトラック競技、フィールド競技と様々な種目があり、確かに技術が大切となる部分はありますが、どの選手も絶対にこの走る練習は怠ってはいけません。走りは何事にも基本となるものだ。とよく言われたものでしたが、確かに、足の速い人、走りが綺麗な人は他の競技でも強かった。まずは、基礎をしっかりやる。そうすると自然と走る以外の競技の記録も伸びる。そんな上昇スパイラルがありました。
基本の大切さをここで学ぶことができるのです!これは陸上以外の今何か違うスポーツを始めようとする時も応用できます。何より「走る=有酸素運動」これは心肺の機能を高めるので、今でも体力だけは自信があります(笑)。

②自己責任にできる
陸上競技は、個人競技です。競技は何人も集まってやりますし、ライバルもいるので確かに勝ち負けもあります。しかし、いざ自分でスタートを切ってしまえば、そこにはもう自分しかいません。スタートラインについて前を見れば、もう目の前は自分の走るレーンがあるだけなのです。邪魔をする人は誰一人としていません。つまり、逆をいってしまえば負けた時、それは全て「自己責任」となるのです。誰のせいにすることもできない。陸上をやっていた人は、自分のやることに責任を持つ。失敗を自分ごとにできる。これが習慣となっている人が多い。これは社会に出て仕事をやる上でも大切なことのように思います。

③自分の長所、短所を見つけられる
陸上競技には様々な体型の選手がいます。100メートル走など短距離を走るスプリンターは足にパワーのある筋肉がついてる一方で、マラソンなどの長距離を走る選手は全体的に細い。幅跳びや、高跳びなどの跳躍競技の選手が足にしなやかな筋肉をつけていると思えば、ハンマー投げや砲丸投げなどの投擲競技の選手は上半身がガッシリとしている。そう、一言に陸上競技と言っても様々な競技があるのです。それぞれの選手がそれぞれの長所をどんどんと伸ばしている、いわばスペシャリスト。自分のいいところはどこで、苦手なところはどこか、自分自身を冷静に見つめ直すことで様々なことが見えてきます。長所と短所、それぞれをどう生かし、ベストを出すためにはどうしたらいいか。だから、陸上競技人は自己分析が得意なのです。

④相手を尊重できる
私が6年間でやっていた競技は「走高跳び」と「400m走(こちらこちらの記事参照ください)」。この跳躍と競走をやっていた私は、走ること飛ぶことはできても、投げることは大の苦手でした。砲丸投げなどの投擲競技選手を見ては、私にはできない。すごいなぁ。と感じていたのです。
陸上競技には様々なスペシャリストがいると言いました。彼らはそれぞれに得意な分野があり、その中でお互いにお互いを尊敬しているのです。みんなそれぞれに長所もあれば、短所もある。これをわかっているからこそ、相手の良いところを尊敬しながら接することができるのです。

⑤最後までやり抜く力がつく
試合中に結果を諦めてしまった場合、その試合はどうなるでしょう?
サッカーなどのチームスポーツならば、チームの中に誰か一人でも試合を続ける意思のあるメンバーがいれば試合は続くかもしれません。
テニスなどの対決するスポーツでは、相手の勝ちとなるかもしれません。
しかし、どんなスポーツでも少なくともその競技に勝ち負けはという結果は残ります。
ですが、陸上競技ではそうはいきません。試合中に結果を諦めてしまったら、その記録が残ることすらありないのです。陸上競技は記録を残すスポーツ。一人が棄権をしたところで大会は続きます。”諦めたら、そこで試合終了” ではなく、”諦めたらその試合に出たこと自体が無しになる”のです。
途中で諦めてしまったら、記録が残らない。記録が残ってはじめて評価されるスポーツ出る陸上は、途中経過は関係ありません。中途半端では試合にすら出られないのです。最後まで、走り抜くこと、最後までやり抜くこと。これが当たり前の陸上選手は何事にも粘り強いように思います。

⑥集中力がつく
「on your mark……set」(位置について……よーい)パァン!
どんなに大盛り上がりしている大会会場でも静まり返る場面があります。
それはこの競技のスタートの時です。
短距離走で言えば選手がスタブロ(スターティングブロック:スタートの際、足を乗せる器具)をセットし、足をかけ、地面に着いた指にゆっくりと体重をかける。そのとき。
応援の声も、アドバイスの声もこの時ばかりは聞こえません。
自分の体の隅から隅までを集中させ、周りの空気までもピリピリと感じる。全神経をこのスタートの一歩目にかけるこの瞬間の集中力たるや、ものすごいものがあります。周りを気にせず一点集中して物事を進める。この独特の集中力は陸上競技ならではかも。

⑦逆算して行動できるようになる
陸上選手はどのような流れで試合に出ているのか。簡単に説明します。
まず、試合のを事前に配られるプログラムを見て、自分の競技が大会何日目の何時から行われるのかを確認します。その時間にベストなパフォーマンスができるよう、調整をしていくのです。
例えば、11:00から競技が始まるというプログラムの場合。競技開始2時間前には会場について、準備を始めます。加えて、陸上競技には「コール(召集)」と呼ばれる点呼があり、決まった時間に決まった場所にいないと棄権とみなされてしまいます。
競技開始1時間ぐらい前に[第1コール](机上に置かれた種目ごとのプログラムから自分の名前を捜し、自分のナンバー(ゼッケン番号)に赤丸を付け出場しますよと最終でエントリーする)
競技開始30分前には[最終コール](指定された時間に競技に参加できる状態で、招集所に行き、点呼を受ける)をしなくてはいけません。ましてや、陸上は雨が降ろうが、風が吹こうが試合が開催されます。気温や、天候によって体を温める内容も変わってきます。
それら全てを逆算した上で、自分の体をベストな状況に持っていかなくてはいけないのです。結果を出すために様々なことを考慮して逆算していく。これができるのも陸上選手!

⑧自分で考え、行動できる
練習の基本は走ることとは言いましたが、その一方で、私の学校にはブロック練習というものがありました。競走、跳躍、投擲それぞれに分かれて練習をしていくのです。

今の自分の体の状態。これから行われる大会。自分だ出したい記録。これら全てを見据えた上で自分で練習内容を決めていきます。コーチからアドバイスを受けたとしても競技をするのは自分一人。だからこそ、自分のことは自分で考えなくてはいけない。他の人の答えが自分にとっての正解とは限りません。自ら考え決断する。そして行動していく。自らやることを考え行動していける力は何事にも生きてきます。

以上が私が将来自分の子供にやらせるのは絶対に「陸上競技」がいい!と断言する理由です。

人間形成の上で、とっても影響があるスポーツ。
でも共通して言えるのは、何かに打ち込むという経験は何事にも代えがたい財産になる。ということです。

夢に向かって頑張る姿はオリンピック選手でなくとも、本当にかっこいい。

自分はこの財産を生かせているだろうか。輝けているだろうか。
オリンピックもあとわずか!さらなる妄想を膨らませながら楽しんでいきたいと思います。
でも夜更かしは程々に!!

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