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【WEB天狼院発の書籍『人生を狂わす名著50』明日発売!】私は、あなたのおなかを空かせたいのです。【三宅のはんなり出版レポvol.6】


2017年9月29日に、を出版します!
9月22日より、全国の天狼院書店にて先行販売中!!

詳しくはこちらから。

WEB天狼院の記事「京大院生の書店スタッフが「正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね」と思う本ベスト20を選んでみた。 ≪リーディング・ハイ≫」から生まれた、
全200冊の本を紹介する書評本です!
読むと本屋に行きたくなる、本が読みたくなる、読書の秋にぴったりな本になってます。

本の詳細は『人生を狂わす名著50』ライツ社のホームページでご覧下さいませ!

 

ジブリ映画を見ていると、おなかが空いてきますよね。

『天空の城ラピュタ』のとろりとした目玉焼きをのっけたパンとか、『千と千尋の神隠し』でハクがくれたおにぎりとか、『崖の上のポニョ』のハム入り即席ラーメンとか、『耳をすませば』の雫ちゃんが小説を書きながら食べるカロリーメイトとか……。あー書いてるだけでおなかが空いてきました。ぐうぐう。
でも、私はいつも思うのです。ジブリ映画に出てくるごはんって、実際においしいかどうかは関係ないんだよね、と。
だってあの映画を見るまで「目玉焼きをのせたパン」とか「ハム入り即席ラーメン」とか食べたことなかったですもん、私。
実際にその料理を食べたことがなくても、いやむしろ食べたことがないからこそ――「うわ、おいしそう」と思える。

じゃあなぜ、食べたこともないジブリ映画のごはんは、あんなにおいしそうなのか?
それは……ジブリの登場人物たちが「おいしそうに食べてるから」。これに尽きると思うのです。

 

人は、誰かがおいしそうに食べているのを見ると、「うわ、私もおいしく食べたい」と思うものです。
そういうふうに出来てるのです。
おいしそうに食べている様子を見てはじめて、あれ、このごはんってこんなにおいしかったんだ。そう気づく。

 

明日発売される、私のはじめての著書--『人生を狂わす名著50』でやろうとしたのは……実は、そういうことなのです。

 

内田樹先生の『村上春樹にご用心』の中に書かれていて、なるほどなぁ、と思った箇所があります。
村上春樹が、「一般論で言って、書評というのは人々の食欲をそそるものであるべきだと、僕は思うんです」と述べている箇所。
私はこの意見に全面賛成しています。書評って、結局どんなものでも「その本を買いに走らせる」ことが最終目標なんですよ。まぁ、その本をきっかけにして自分の意見をやいやい言いたいっていう欲もあるんですけど、それにしたって結局は本を買ってみたいと思わせるべきだろう、と。
で、知識がある人ならその本に対する知識を述べることで「そんなことを知れるのか! 読みたい!」と思わせたらいいし、文章がうまい人ならその本に対する美辞麗句でいくらでも読者を酔わせられると思うんですけど。

私の場合……そういう技術、まったくなかった!!!!!!!!!

知識も文章力もたいしてないし、私が差し出せるものって、一体何!? 何を使えば私の書評は商品になり得るの!? 書評を書くにあたって、改めてそんなことを考えました。
そして、うーむと思考を巡らせた結果、私は決めたのです。

知識も経験も文章力もないならば、若さと愛で勝負である。

なんか今、これを読んでるあなたが苦笑したような気がしたのですが。まぁ続けさせてください、「私が差し出せるものなんて、若さと愛くらいだな……」と数か月前の私は心底思ったんですよ。
結局なにがどうなったって、書評なんて「この本読んでみたい」と思わせられたら勝ちなんですから。若さと愛を質屋にぶっこむことで、むしろ見識や立場ある方が書けないよーな書評にしよう、と。
どんな開き直りだよという感じですが、これが23歳小娘の精一杯だったのです……。

若さゆえの青臭い発言とか、歳をとったら恥ずかしくて書けなさそうなこととか、立場があったら書けないアホっぽい文体とか、そういうの全部入れてやろう。愛情を恥ずかしいくらい、めいっぱい叫んでやろう。将来の私が見たら「恥ずかしいけど、これは23の時にしか書けなかったなぁ」と思うくらいに。

 

そんで、とにかく「本をおいしそうに食べよう」
ジブリ映画みたいに、登場人物(つっても私しかいませんが……)が思いっきり本を「おいしい~!」ってにこにこしながら食べてたら、それを見て、「うーんちょっとおいしそうだなぁ、食べてみたいなぁ」って思ってくれる人がいるはずだ。
もしかしたら、「そうそう、そういう味の本、食べてみたかったの!」って思ってくれる人もいるかもしれない。
そのために、いっぱい、本をおいしそうに書こう。
「この書評読んでたらおなかがすいてきた、本が読みたくなったわぁ」と思ってもらえるように。

 

そんなことを考えて、私は『人生を狂わす名著50』を書きました。
ま、実際、紹介してる本はどれもおいしいんですけどね。決してフリではないんですが。その描写の仕方は色々あるよねっていうお話です。

 

前にも書いた気がするのですが、世の中で私は「批評家」って言葉にマイナスイメージがあるのが嫌で、でもそれは、ちゃんと真正面から批評する人がいないからだって思ってるんです。生意気なんですけど。
だから、書評とか批評のイメージを、こんなふうにも楽しめるんだよ、こんなふうに本は読めるんだよ、って言えるものにできたら嬉しいなぁと思っています。

まだまだ実力は足りませんが、頑張って書いたので、読んで頂けると嬉しいです。
何卒よろしくお願い致します!

★明日発売『人生を狂わす名著50』★

 

☆cakesで▼京大院生が選んだ「人生を狂わす」名著50連載中!

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2017年9月29日に、を出版します!
9月22日から、全国の天狼院書店にて先行販売!!

詳しくはこちらから。

WEB天狼院の記事「京大院生の書店スタッフが「正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね」と思う本ベスト20を選んでみた。 ≪リーディング・ハイ≫」から生まれた、
全200冊の本を紹介する書評本です!
読むと本屋に行きたくなる、本が読みたくなる、読書の秋にぴったりな本になってます。

本の詳細はライツ社のホームページでご覧下さいませ!

 

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