チーム天狼院

【”池袋”を語らずして、東京を語るな。】今もっともアツい街・池袋が、日本最先端の街になる理由《海鈴のアイデア帳》


天狼院スタッフの海鈴です。

 

今、池袋がアツい。

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ここ、天狼院書店が店を構える場所も、池袋、東通りにございます。(東通りとは、池袋駅東口に位置するジュンク堂さんの、横隣りから始まっている通りのこと。)

 

池袋といえば、上京してきた私にとっては、最初は少し怖い街でした。

かの有名な、『池袋ウエストゲートパーク』(著:石田衣良)の影響から、駅前公園には、ちょっと怖いお兄さん達がたむろしているものだとばかり思っていまして。(笑)

 

個人的に、池袋には特別な思い入れがあります。

なんてったって、私が上京して初めて一人暮らしを始めた街こそが、池袋だったんです。

 

大学進学と同時に実家を離れ、右も左も分からない中、初めて東京に下りたったあの時の興奮と、不安。新しく住み始めるアパートに実家からの荷物をすべて運び込み、とうとう親だけが帰っていく日。部屋から出ていく親が最後に、玄関のドアを閉める時に言ってくれた、「がんばってね。」の言葉。

そのすべてを見守ってくれていたのが、池袋でした。

池袋駅東口に西武があって、西口に東部があるトラップに何度も引っかかりながらも、たどり着いた東口の家電量販店で、上京と同時に新しいスマホを買ったり。駅ビルのLOFTで、新しい食器を選んだり。区役所に、人生初めての”転居届”を出しに行ったり。

 

池袋は、私にとって、まさに「はじまりの街」と言える場所です。

 

 

 

そんな池袋が、今、非常にアツい。

 

なぜそんなにアツいのかと言いますと。

 

 

意外かもしれませんが、 なんと、2013年「全国人気の街ランキング」(集計:HOME’S)において1位に輝いたのが、池袋なのです。

 

池袋は、アクセスが非常によく、駅の一日の利用者数は、新宿に続いて2番目を誇ります。それなのに家賃は比較的手ごろです。

また、商業施設が駅周辺にコンパクトにまとまっています。あまり駅から歩く必要がないので、服でも、生活雑貨でも、とてもショッピングがしやすいです。

サブカルの街としても有名ですが、おしゃれなカフェ・面白いお店も、池袋にはたくさん集まっています。通い慣れている街のはずなのに、訪れるたび毎回新しい発見があります。気軽に足を運びやすい雑多な街だからこそ、面白いものも自然とここに集まるのですね。

 

 

その中でも特に、今、私が注目しているのは、「南池袋」のエリア。

 

天狼院が位置しているのも、この「南池袋」のエリアなのですが、いつもお店に行くときについ顔がニヤけてしまいそうになります。

だって、お店周辺がもうめちゃくちゃアツい街になっている像がイメージできるんですもん。(笑)

 

 

何が私をそんなにニヤけさせるのか。それは・・・

 

★49階立ての、豊島区役所新庁舎+マンションが完成する!

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見よ、この圧倒的存在感を放つ建造物を。未だかつて、ここまで主張する区役所があっただろうか。

天狼院のすぐそばに建設中で、いつも悠々と私たちを見下ろしているこの建物、なんでも、新しい豊島区役所とマンションが融合していることから、巷では「区役ション(くやくしょん)」と呼ばれているらしい。

コンセプトは、”遊びに行ける”区役所。

49階なので、実物を見たらわかるんですが、相当高いです。最上階に展望台とかあったら、いい観光スポットにもなるんじゃないでしょうかね。オープン日は、2015年5月7日だそうですよ。高いところ好きとしては、完成が待ち遠しいなー!

(出典)豊島区ホームページ

 

 

★都電荒川線 都電雑司ヶ谷~鬼子母神前 の通りが素敵!

その場にいるだけで、すごい幸せだなーって思える土地ってありますよね。

私の場合、天狼院からの帰り道、都電荒川線が走る通り沿いを歩いて帰っているとき、この土地って本当にいいな、と感じます。

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何が素敵かって、この道、池袋のふもとだとは思えないくらい、東京都内でも随一、空が広く見える場所だな、といつも思うんです。池袋の南東側って、実は高いビルがぜんぜんない。都会の喧騒の中、偶然できたオアシスとでも言いましょうか。

そして、緩やかな傾斜もあります。坂道フェチとしては、申し分のないロケーションです。ここで映画とか撮ったらすごい良い感じになるんだろうなあ。

 

 

 

世界中の人に、最高のおもてなしを提供し続けるディズニーランドの創始者、ウォルト・ディズニーはこう言います。


人間は誰でも、世の中で最も素晴らしい場所を夢に見、創造することはできる。設計し、建設することもできるだろう。しかし、その夢を現実のものにするのは人である。


 

池袋は、まるでテーマパークみたいなところだなって感じます。いろんな施設がぎゅっとまとまっているのに、エリアによってそれぞれ特徴があって、個性的で、きらびやかで。

でも、いくら施設が充実していようと、すでにホットな街・池袋がこれからもっともっと成長するには、やっぱり、「人の魅力」っていう部分は欠かせないと思うんですね。

 

上記に挙げたもの以外にも、実際に池袋は再開発がどんどん進んでいます。

9月に東口に新しい商業施設がオープンしたり、東口グリーン大通りはもっともっと賑やかで精錬された通りになる計画が進行中です。2016年3月には西武池袋駅が大きくリニューアルされますし、そうそう、サンシャインシティには、浜松町からポケモンセンターが移転してくるらしいです。

 

いよいよ、本格的に、”池袋の時代”がやってくる。

 

だからこそ、これから本当に最先端の街になるべく必要になってくるのが、お客さんの意識の水面下で、いかに、かゆいところに手の届くような場所にするか。

これに尽きると思うんです。

 

天狼院は、そのまさに最先端を走っていて、人と人とが繋がる架け橋のような役割を果たしている場所。

結局は、そこにいる人が魅力的だから、人が集まるんです。私もこの場所で、素敵な出会いがたくさんありました。

私にとっての「はじまりの街」池袋に、何かの縁でこうしてまた帰ってくることが出来て、幸せだなあ、って思います。

 

 

 

しかし、改めて思うのですが。

池袋の時代が来ることをはじめから予測して、店主・三浦が、この土地に天狼院を構えたのだと考えたら。

 

ウォルト・ディズニーもすごいですが、

 

やはり、店主・三浦、恐るべし。

 

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