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募集

人生犠牲にしてまで働くとかダサくね、というゆとり世代への宣戦布告《川代ノート/2020年度4月入社スタッフ大募集》


「全国に10店舗、オープンさせるから」

あるいは、そんなことできるわけない、と思うからこそ、天狼院に残り続けていたのかもしれません。

私が天狼院に学生スタッフとして合流した2014年1月、「天狼院書店」は、東京・池袋駅から早歩きで12分の、「東京天狼院」しかありませんでした。キッチン・倉庫・トイレを入れても15坪程度しかないこの小さな本屋から、すべては、誕生しました。

その当時、店主の三浦はまだ36歳で、はじめて会ったときの印象といえば、「変わり者の本屋のおっちゃん」。初対面のくせに、めちゃくちゃ色々しゃべってくる熱い人。そんなイメージ。

就活生で、自分の将来が見えず、仕事なんかしたくない、自分が働いているイメージが湧く会社が一つもないと、「社会人になる」というイベントそのものに絶望していた私は、キラキラと目を輝かせながら熱く語る三浦を見て、衝撃を受けました。
こんな人も、世の中にはいたのか、と。

「これからは、書店の時代だよ」
「え、でも本屋は潰れてるっていうじゃないですか?」
「だからこそ、だよ! みんなが諦めている衰退産業でチャレンジするからこそ、面白いんじゃないか」

まだ会って2回目の私に、天狼院がこれから何をやりたいのか、とにかく洗いざらいしゃべりまくっていた彼の姿を、私は今でも鮮明に思い出すことができます。
東京天狼院のこたつ席にスケッチブックを広げて、今後のビジネスプランを書きこんでいく彼の熱さに、私はきっと、人間として、一目惚れしてしまったのだと思います。

こんなに、楽しそうに仕事をする人がいるんだ。

それは、就活に絶望していた私にとって、「働くこと」への期待を一切忘れていた私にとって、何よりの救いでした。こんなかっこいい大人がいるんだ。こんなふうに、全力で働く人がいるんだ。
その事実だけで、生きている意味が出てきたような気がしたのです。
 
 
あれから、6年。
21歳だった私は27歳になり、36歳だった三浦は42歳になりました。
池袋に1店舗しかなかった天狼院書店は、全国に7つ、拠点を持つことになりました。

これまで何度も、逃げたいと思うことがありました。つらい、しんどい、なんでこんなこと続けてるんだろうと、ここで頑張っている意味も、なにもわからなくなったことだってありました。
同世代で大企業に入った友達からの、「そんなに働いてどうすんの」という、うっすらとした蔑みの視線を浴び続けるのにも、飽き飽きしていました。
そもそも、なんでみんなは本を買ってくれないんだ、老舗の本屋がつぶれたというニュースにはここぞとばかりに飛びつくくせにと、言っても意味のない社会への文句ばかり浮かんでくることもありました。

ゼミやイベント、劇団など、今までの書店がやっていなかったようなことに取り組み続けてきた結果、「天狼院書店は本屋じゃない」という批判を受けて、心の底から落ち込んだこともありました。

 
 

そのたびに、思いました。
ここまでして、がんばっている意味なんて、あるんだろうか、と。

何度も泣いて不安になって、ときには友達や家族に愚痴を吐いて、でも、そのたびに浮かんでくるのは、はじめて三浦さんの話を聞いた、あの寒い1月の日のことでした。

「僕らが、本屋を変えるんだよ」

あのときの三浦さんの目と、こたつに入れた自分の足の熱さと、木でつくられた本棚の香りと、それから、スケッチブックに書かれた、手描きの日本地図と。

「本屋の時代が、来るんだよ!」

私は、きっと、あの日のことを忘れることは一生ないでしょう。

なぜなら、あの瞬間の出会いから、私の人生に光が見えたからです。
「社会人って、大人って、こんなにかっこいいんだ」って、思えたからです。ようやく。

ゆとり世代の私は今、「働きたくないよね」という空気に囲まれながら生きています。
YouTubeやTwitterを開けば、「いかに楽して稼ぐか」を語るセミナー動画が次々に流れてきます。飲み会に行けば働かないおじさん上司たちがいかにクズかという愚痴大会になり、がむしゃらに働いていることを言おうものなら、「そんなブラック企業で大丈夫?」と心配される。

「自分の人生犠牲にしてまで死ぬ気で働くとか、なんかダサくね?」

スマートに効率よく、ほどほどに働き、プライベートの時間を充実させることこそが善であるとされている空気のなかで、天狼院との出会いは、三浦さんとの出会いは、救いでした。

そして同時に、賭けでもあった。

そう、私は今、賭けをしているんです。
私があのとき感じた熱は、直感は、本物だったのかをたしかめるための、一生を通した賭けをしているんです。

天狼院に入ってから、6年が経ちました。
気がつけば私は古株になり、社員も12人、アルバイトスタッフは……何人なんだろう、たぶん50人くらいはいるんじゃないかと思います。天狼院は、「店」じゃなく、「会社」になった。

私はしばらく店長をやって、今は本部チームで働いていて、ライターとして独立し、個人事業もスタートさせました。
書店業界・出版業界はたしかに今も衰退し続けていて、大型書店の閉店や、事業縮小の知らせがあとを断ちません。

時代は変わり、天狼院は本を売るだけでなく、部活をやり、読書会をやり、ゼミをやり、トークライブをやり、劇団をやり、カフェをやり、雑誌を出版し、YouTubeでテレビ番組を配信し、動画をつくり……と、そのときどきに合わせ、どんどん変化し続けてきました。

正直なところ、私が入社したばかりの頃、期待していたような未来に、なっているとは言えません。
本を出版したいと言っていた私は、まだその夢を叶えられていないし、やっぱり天狼院書店は、私がイメージしていたような、「本屋らしい本屋」ではありませんでした。

私がほしかった未来はここにはないのに、ここに居続けていいのだろうか。
そう思うことは、何度もありました。
ぶっちゃけてしまえば、今でもあります。全然あります。

でも、最近になってようやく、私は気がついたのです。
私のやるべきことを決めるのは、私ではなかったんだ、と。
私が進むべき道を、私が最大限活躍できる道を決めるのは私ではなくて、周りの人たちなんだと。

私はこの数年間、迷い続けていました。
やりたいことも見つからず、自分の進みたい方向も意志もなく、ただ流されるままで、それってもしかして「自分のやるべきことを探す」という作業から逃げ続けているだけなんじゃないかと、そう感じていました。

でも、思うんです。
逃げ続けてきたからこそ、私の人生は、ずっとずっと面白くなったんじゃないかと。
たしかに、はじめは単純な現実逃避だったかもしれない。キラキラしていない自分の人生から抜け出したくて、他力本願で天狼院に来たのかもしれない。でも、逃げて、逃げて、ただひたすら、相手に求められるものに応えようと進んできた私の人生を、私はひどく、愛おしいと思うのです。

たとえば私は、メルマガの編集長をやりました。
READING LIFEの副編集長をやりました。
福岡天狼院の店長になりました。
池袋駅前店の店長になりました。
東京天狼院の店長になりました。
ライティング・ゼミの講師になりました。
ライターとして独立しました。

やり方も何もわからないなかで、教えてくれる人もおらず、がむしゃらに手探りで闘い続けてきました。迷惑をかけたことも、失敗したことも、たくさんありました。
でも、いろいろな人に助けてもらいながら、そうやって切り開いてきたこれまでの人生を、自分自身を、私は誇りに思います。

 
 

だからもし、今、天狼院で働いていて、「働くのがしんどい」とか「めんどくさい」とか「こんなことやるのダサい」とか、そう思っているスタッフがいるのだとしたら、私はこう言いたい。

ごめんなさい、と。
申し訳ない、と。

心から、そう思います。
働くことの面白さを、喜びを、私が、私たちがきちんと伝えられていないのだとしたら、それは私たちの責任です。

辛くて暗い、孤独な闇を抜けた先にしか、本当の面白さも、喜びもないのに、そこをまっすぐに進む勇気を持たせてあげられなくて、本当に、申し訳ないと思う。

 

私の中には、天狼院との最初の出会いが今でも強く残っていて、あのとき「天狼院と歩む人生に賭けてみよう」と確信したときの熱が、私の中で、核になっているのだと思います。

店舗は増えて、社員の数も増えて、いつしか、「三浦さん」という呼び名は「三浦社長」に変わって。

けれどそれでも、私たちの進むべき道は、何ひとつ変わらない。

「お客様に合わせて、IPS細胞のように変化していく書店」

あの頃から、三浦社長は、ずっとそう言っていました。

 

どんな書店であるべきなのかは、僕たちが決めることではない。
とにかく、相手の役に立て。
相手に価値を提供しろ。
それが結果的に、君たち自身に大きな価値をもたらすから。

自分の利益を優先するよりも、他人の利益を最大限もとめることの方がずっと面白いって、気がつく日が、かならず来るから──。

 
 

21歳だったあの頃にはピンとこなかった言葉を、今こそ、私自身が次に伝えていかなければならないと、そう思います。

 

天狼院書店は、2020年、名古屋、大阪をはじめとした各地に、新店舗オープンを予定しております。

オープン以来最大の拡張期にあたり、スタッフを大募集いたします。

はじめのうちは、きっと辛いこともあるだろうと思います。
けれども、私たちスタッフも、「働きにくい」今の時代だからこそ、働くことの面白さ、人の役に立つ喜びを伝えていけるよう、尽力いたしますので、ご興味のある方はぜひ、ご応募ください。

スマートで穏やかな人生は、あるいは、送れないかもしれません。
けれども、とんでもなく面白い人生になることだけは、保証いたします。

みなさまからのご応募、お待ちしております!

 

 

□募集要項


募集職級:正社員候補/契約社員/2022年4月入社新卒正社員候補/中途入社/アルバイト
業務内容
①店舗オペレーション・スタッフ
②編集本部候補スタッフ
③経理・総務スタッフ
その他、天狼院書店および運営会社が関わるすべての業務
*編集本部候補スタッフは、基本的には店舗オペレーション・スタッフの中から職能および適正がある方を選抜するが、すでに経験がある中途入社の場合はこの限りではない。
応募資格
・正社員候補/2022年4月入社新卒正社員候補は、4年制大学卒(見込みも含む)以上が望ましい
・業務に支障がないレベルでパソコン等を扱える方
勤務時間:配属部署の規定による
*店舗オペレーション・スタッフは営業時間に応じたシフトによる契約シフト制
待遇:当社規定(グレード制/職級制度)による
*基本給+インセンティブ給(インセンティブ給与は年に2回のボーナスの際に支給)+諸手当
*正社員・契約社員社保完備
*交通費は1回往復500円まで月に20,000円まで支給
*交通機関を使わずに10分以内の距離に住めば、住宅手当支給(正社員・契約社員のみ)
*各職級、昇給あり
*アルバイトは8週間毎に昇給の可能性あり(*昇時給上限:基本時給+250円)
*読書手当あり
試用期間
①正社員になることを前提に契約社員として新たに採用した者については、採用した日から6か月間(契約期間)を実質的な試用期間とする。
②アルバイトの試用期間は3ヶ月とする。
*試用期間は設けない場合がある。
勤務地:全国の天狼院書店および編集を担う者は任意の場

〔店舗オペレーション・スタッフ募集店舗〕
天狼院書店「東京天狼院」(池袋)
天狼院書店「STYLE for Biz」(Esola店/池袋)
シアターカフェ天狼院(WACCA店/池袋)
天狼院書店プレイアトレ土浦店(茨城県土浦市)
天狼院書店「福岡天狼院」(福岡)
天狼院書店「京都天狼院」(京都)
*東京池袋は基本的に全店舗兼務
*正社員は転勤あり
*新店舗立ち上げの担当をしていただく場合もございます

特記事項
面接時および契約時に申告した雇用契約の条件に反する場合は、直ちに試用期間を打ち切り、解雇するものとする。
(例:土日出勤できるとの履歴書への記載、面接時および契約時の申告があったにも関わらず、守られなかった場合)
*店舗オペレーション・スタッフの場合、固定シフトの空きを埋められるかどうかが、採用の大きな判断基準になります。勤務可能な時間帯は、正直に申告してください。または、勤務できない可能性がある曜日、時間帯は勤務できる時間帯として申告しないでください。
*面接を合格し、契約に進んだとしても、契約時と面接時の申告に相違がある場合は、契約を見送ります。

□応募の流れ〔エントリー方式〕


1.「お問い合わせフォーム」にアクセス
・必要事項の記入
・題名:スタッフ募集への応募
・本文:簡単な履歴と希望職級(例:正社員候補/アルバイト)、希望勤務地
上記、記入の上、送信してください。
*数日以内に、担当者から折返し、メールをお送りします。

2.選考書類の送付 *担当者からのメールの返信に「添付」すること
① 履歴書(証明写真添付)のPDF *必ずPDFファイル形式
② 【社員希望者のみ】志望動機2,000字程度(Wordファイル) *PDFファイルでも可※アルバイトスタッフ希望の方に関しては、志望動機のご提出は必要ありません。

*この書類審査を1次選考とし、担当者から「合・否」をメールで通知します。

3.面接(2次選考)
*合格者のみに担当者から「合・否」をメールで通知します。

4.契約
・面接の内容を双方確認し、それに基づき作成した「雇用契約書」に双方署名(または記名)、押印
*新卒正社員候補の場合、正社員への登用自体は2021年3月末までに判断します。

*募集時は、毎回、数多くの応募がございますので、お早めのエントリーをおすすめします。
*定員に達した場合、予告なく、募集を打ち切ります。


募集詳細ページ

【全国の天狼院書店】店舗拡大に伴う2020年度4月入社スタッフ大募集《正社員候補/契約社員/中途入社/アルバイト》



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【天狼院書店へのお問い合わせ】

TEL:03-6914-3618

天狼院書店「東京天狼院」 〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-24-16 2F 東京天狼院への行き方詳細はこちら


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2020-01-24 | Posted in 募集, 川代ノート, 採用情報, 記事

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