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「カメラを向けられると笑えない」というあなたへ《フォト部日記〜3月『茜塾』編〜》


記事:田岡尚子(チーム天狼院)

 
みなさまこんにちは。天狼院書店スタッフの田岡です。 

「誰かにカメラを向けられるのが嫌い」 

うん、わかる、とうなずく方はどれぐらいいらっしゃるでしょうか。

フォト部のマネージャーをつとめて2年ほど。

お客さんが私にカメラを向けてくれることがある。

 

「親にカメラを向けられると、笑えない」

と言うとびっくりされると思うぐらい、みなさんの写真の中の私は笑って写っている。

そう、私は「他人」にカメラを向けられるのはなんとも思わないが、

親に向けられると、どうしても笑えないのです。 

「ほらまたぶすっとする〜」

お父さんとお母さんはいつもそんなふうに残念がっていた。

カメラを向けられたときの気持ち。 

あなたは、撮られることが好きですか?

それとも、嫌いですか? 

今回のテーマは、「カメラを向けられた時の気持ちを知ろう」。

最近は、色々なところで「モデル撮影会」といって

女性モデルさんを色々なシチュエーションで撮影する、ということが増えています。

漫画やドラマ、映画を見て

「こういうシチュエーションで撮りたい」

「こんな構図で撮りたい」

そのためには、と、カメラだけではなく、色々な機材を揃えていきます。

「こういう表情をして欲しい」

「こんなポーズを撮って欲しい」

カメラマンの要望に頑張って応えようと、モデルさんもたくさんの表情を見せてくれます。 

ただ、こういう言葉を聞くことがあります。

「被写体が悪い」

「もっとかわいい子がいい」

と。 

また、

「もっと可愛く撮って欲しかった」

「こんなの、私じゃない」

反対方向からはこのように聞こえることもあるでしょう。

 

でも、茜先生は、こう言っていました。

「モデルさんの瞳の中。そこを拡大したら、必ず“撮る人”も写っている。もうその時点で、2人の共同制作なんだ」

と。

一緒に作品をつくっていくなら、100%相手のせいにすることはできない。

被写体をお願いして、一緒に作品を作っていくのであれば

カメラマンにお願いして、自分のことを撮ってもらうのであれば

相手の気持ちをもっと知ることが大事なのではないでしょうか。

 

今日集まった5人は、もちろん「モデルさん」ではありません。

しかも、ほとんどの方が、「撮られること」にどこか抵抗がある、とのこと。

初めましてな5人で、まずは「撮られること」「撮ること」についてお話していきました。

その中で、こんな言葉が出てきました。

 

「撮られた写真を見るのが不安」

「コンプレックスが剥き出しになる」

「カメラマンの腕自慢になっている、自己中心的になっている」

「『人』は風景写真に写る邪魔なもの」

「『集合写真』は時間をとめる」

「『写真』は、思い出の劣化版」

「写真を撮られるとき、風景に背を向けることになるのが嫌だ」 

などなど、カメラを楽しんでいるみなさんでも、

カメラ、写真について色々な想いを抱いているのです。

でも、だからこそ、

撮られる人の気持ちを知れば、もっと違う写真が撮れるのではないか……

色々な想いを、頭の隅っこに残したまま、

いざ、撮り合いを始めました。

今日集まった方々は、初めましての方もいれば、何度かお会いしたことのある方もいる。

写真を撮るときに、その方の人柄、性格、髪型、服装、アクセサリー、身につけているもの……

ただ「笑顔」を撮るわけではなく、その人らしさがどこに隠れているのか、常に探していく。

言ってしまえば、普段モデルさんを呼んで撮影するときは、

どこか、「商品」を撮影する、という風に感じていたのかもしれません。

でも、メイクとか、ピアスとか、服装とか

もっと色々な角度から見て、モデルさんと同期し、

自分にしか気づけない、自分らしい写真が撮れるのではないかと思うのです。

そんなことを頭の片隅に置きながら、いざ撮りあいっこを初めていきました。 

(*参加者の方に許可をいただいて掲載しております)


まず最初に、スタッフ田岡が撮影したみなさん!

次に、参加者のAさんが撮影されたみなさん。

続いて、参加者Iさんが撮影されたみなさん。

続いて、参加者Hさんが撮影されたみなさん。

最後に、参加者Mさんが撮影されたみなさん。

きっと、この記事を読んで、カメラマンのことを知らなくても
なんとなく、その人の人となりが写真から伝わってくるのではないかと思います。
撮る人によって、切り取り方が全然違いますし
色合いとか、雰囲気、目のつけどころ、余白の作り方などなど
違うところがたくさんあります。
そして、カメラマンによって、引き出す表情も違う。


「撮られた写真を見るのが不安」
「コンプレックスが剥き出しになる」
「カメラマンの腕自慢になっている、自己中心的になっている」
「『人』は風景写真に写る邪魔なもの」
「『集合写真』は時間をとめる」
「『写真』は、思い出の劣化版」
「写真を撮られるとき、風景に背を向けることになるのが嫌だ」

そんなことを言葉に出しつつ、
頭の隅に置きながら撮影した「茜塾」。


撮られる側も、撮る側も
初めましてでも、仲が良くても
相手の素敵なところを探して、見つかったときにそっとシャッターを押す。


友達や親などにカメラを向けられるとき
会話の流れ、雰囲気が
カメラによって中断される感覚がありました。
「さっきみたいに笑ってよ」「いつも通りでいいんだよ」
そんな風に言われても、カメラが邪魔してしまったのだからもう遅い。


それでも、
人と人との間をカメラが邪魔することなく
そっと気持ちを繋げる糸となればいい。


天狼院では「秘めフォト」という、一般のお客様がプロカメラマンに撮っていただけるイベントがあります。
同じように、「撮られるのがすごく苦手」「コンプレックスがある」という方も多くいらっしゃいます。
それでも、最後は、そんなみなさんも撮られることを本当に楽しんで、
清々しい笑顔でお帰りになります。


「写真を撮られるのが嫌い」という方でも
きっと、その糸が見つかる瞬間があるのだと、
それは、お互いの気持ちで変えられるのだと、そう思った撮影会でした。

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