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京大院生書店スタッフの記事が異常にバズった理由は、最近アイドルにハマったからだった。《リーディング&ライティング講座》


 

「なんであんないきなり、はてブ3000もいったん? なんかコツとかあった?」
こんなことを聞かれた私は、ふと、あることを思いつきました。

「コツになるかわかんないけど、わたし、最近アイドルにハマってさ」

私は、たぶんだけど、と前置きをして言います。

「そこで気づいたんやけどね、あのね、文章に『あざとさ』を込めるかどうかって大事なんだよ」

は? と、相手はきょとんと大きく目を見開きました。

 

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こんにちは! 京都スタッフ三宅香帆です。

最近こんな記事を書きました。
京大院生の書店スタッフが「正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね」と思う本ベスト20を選んでみた。 ≪リーディング・ハイ≫

この記事が、想像以上に多くの方に読んで頂けたようです。
趣味全開の記事だったのにたくさん読んで頂いて、とても嬉しかったのですが、
同時に、友達から何度かこう聞かれました。

「なんであんないきなり、はてブ3000もいったん? なんかコツとかあった?」

うーん、コツか。

「あのさ、全然関係ないかもしれんのやけど」

こう切り出すと多くの友達は、ほう、と身を乗り出します。
私は、あのね、と口を開きます。

「私、最近アイドルにハマってさ」

相手は大抵、は? と、きょとんとした顔をします。

「私の記事にコツがあるとしたら、たぶんそれ私がアイドルにハマったことと関係ある気がするんよね」

アイドルと、WEB記事。
一見関係ないように見えるかもしれませんが、私はどうもつながりがあるように思うのです。

 

私が最近ハマったのは昔のSKE48でした。
松井玲奈ちゃんが見れば見るほど可愛く見えてくるんです! もう! あーかわいい。
そのほかのメンバーも、知れば知るほど好きになるメンバーが増える。みんなかわいいよ!!
そしてだんだんハマってくうちに、あることを考え出します。
「これ、人気のある子とない子って何が違ったんだろう……?」
もちろんぱっと華があるとか、ダンスがすごくうまいとかいったスペック的な差はありますが、スペックが高いからって人気が出る訳じゃない。
一体、この子たちの明暗を分けたのは何なのだろう?

いろいろ考え調べた結果。
私は、ひとつ、重要なことを学びました。

 

「ああ、より多くの人に何かを伝えたいと思ったら、ひとつの『あざとさ』って大事なんだ」

 

あざといって、マイナスイメージで使われる言葉です。
辞書を引いても「小りこうであること」と書かれてあるし。
だけど私は、何かを誰かに伝えることを志す限り、ある程度あざとくあることは大事なことだと思っています。

あざとく、どうやったら伝わるか、見てもらえるかを考えて、それを実行すること。
あからさまに見せるというよりは、意図してないんだよって思わせながら、計算すること。
目的を達成する手段を、ひとつひとつ考えること。
なによりも相手のことを考えて、その手段を精査すること。
それが「あざとくあること」だと私は定義しています。

もちろん、その核となる「伝えたいこと」は忘れずに。

考えてみれば当たり前です。
だって誰も、知らない人にわざわざ時間使おうなんて思わないじゃないですか。
しかも私は文章の天才でもなんでもないし、誰が見てもわかるきらめきなんてない訳です。
それを、どうにかこちらに向いてもらって、私の話をちょっとでも聞いてもらって、私のメッセージが伝わるようにするためには、その手段をしっかり練らなきゃだめに決まっています。

アイドルだったら、自分がここにいるよってこととか、自分を見たら笑顔になれるよって伝えること。
WEB記事だったら、自分のページがあるよってこととか、自分の文章がこれをあなたに言いたいんだって伝えること。

それを達成するためには、「あざとく」あるべきなのではないか。

 

人気が出たメンバーは、顔の可愛さやスペックに関係なく、やっぱりたくさんのあざとさを持っていた。
自分の強みをふんだんに出す努力をしたり、スピーチで見出しになるようなことを言ったり、伝わるような努力をたくさんしていた。

それが人気の違いなんだろうな、と私は思ったのです。
みんなかわいいよ。みんながんばってるよ。だけどその先に、ほんの少しの「あざとさ」の違いが、人気の明暗を分けた。

そして、私も。
「あざとさ」を私も実践してみよう、と思って書いた文章が、先ほどの記事なのです。

 

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さて、それでは、
文章において、私たちはどんな「あざとさ」を持つべきなのでしょう?

あざとさとは、つまり、技術です。
あなたの伝えたいことを、あなたの文章を、より多くの人に伝わるためにはどうしたらいいのでしょう。
そのために必要な技術は何なのでしょう。

実は、天狼院書店は「ライティング・ゼミ」や「リーディング・ライティング講座」で、徹底的に教えています。

あなたの内にある「伝えたい事」を、もっともっと外へ広げてゆくために。
文章に、あざとさを、足してみるということを。

 

今度おこなわれる「リーディング&ライティング講座」では、ライターである店主の「書評」の仕方、そして僭越ながら私の方法も、受講生のみなさんにシェアしてみます。
題材は前述の記事、それから前に私が書いた記事を使ってみます。

ご興味があれば、ぜひ聞いてみてくださいね。

それでは、あなたの文章がもっともっとたくさんの人に読まれること、心から願っております!

 

【7/14Thu 読/書部】最大限に自分に生かす「読んで書く」技術を徹底的に学ぶ「リーディング&ライティング講座」!相手を読みたい気分にさせる紹介文の書き方のコツはたった一つだけ?京大院生が考案した「ストーリー方式」を学び、新しい読書メディア『リーディング・ハイ』をみんなで創ろう!《初心者・お一人様参加大歓迎》

【概要】
日時:7月14日(毎月第2週の木曜日)
19:00 受付開始
19:30 読/書部「リーディング&ライティング講座」
21:30 閉会
参加費:一般月額 5,000円/プラチナ月額 2,500円
*CLASS天狼院「プラチナクラス」の方は、本イベントに半額で参加いただけます。CLASS天狼院「プラチナクラス」についてはこちらから→【破格の割引サービス】「CLASS天狼院」誕生!〜最上ランク「プラチナクラス」は全店合計100名様限定〜《詳細・決済ページ》
*「月刊天狼院書店」編集部、通称「読/書部」にすでに入部されている方は無料で参加いただけます。「月刊天狼院書店」編集部についてはこちらから→「月刊天狼院書店」編集部《詳細・決済ページ》
定員:東京20名様/福岡20名様
*定員になり次第、締め切らせていただきます。
場所:東京天狼院/福岡天狼院
*最新鋭の通信システム「天狼院LOAD」で東京と福岡をリアルタイムで繋ぎます。

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「読/書部」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、スタッフのOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
また、「リーディング&ライティング講座」(参加費1回5000円)単発でご参加されると、1ヶ月間、週に1回、計4回投稿チャレンジ権が与えられます。
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詳細こちら→【7/14Thu 読/書部】「リーディング&ライティング講座」開講!新しい読書「ストーリー方式」があなたの人生を豊かにする!新しい読書メディア『リーディング・ハイ』をみんなで創ろう!《初心者、お一人様参加大歓迎

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