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メディアグランプリ

不安定で不確実な社会で不安なあなたへ


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:Tak(ライティング・ゼミ冬休み集中コース)
 
 
「中東情勢とか、想定以上の少子化とか、格差拡大とか、ネガティブなニュースばっかり目につくんです。なんだかどんどん不安定で不確実な時代になりますよね。会社の業績もよくないし、このまま今の仕事続けていていいのか、とか新年早々不安になります」
 
知り合いの30代後半の男性から「キャリア相談をしたい」と言われて会ってみたら、のっけから暗いことを言われた。
 
私は社内外の年下の友人が多い。彼らから色々な相談を受けるので、この手の話はよく聞く。
 
こういう時は、一旦、彼らの言いたいことを全部吐き出さしてもらう。その上で、こんな話をするようにしている。
 
「人間ってさ、ポジティブ情報よりネガティブ情報に強く反応する、“ネガティブバイアス”っていう認知傾向を持っているらしいよ」
 
「不安定で不確実じゃなかった時代なんて無いと思うな。70年代の石油危機や核開発競争、90年代のバブル崩壊や超円高。当時の人たちだって、みんな不確実な未来に慄いていたんだから」
 
むやみに「不安」にならない為に、こういう知識は大切だ。
 
だが、それだけで、彼らの不安は収まらない。
 
彼はこう続ける。
 
「仕事がうまくいかなくて。上司に厳しく叱責されてしんどいんです。成績もあがらないし向いていないかもと不安になって。転職の為に資格をとろうかと」
 
ふむ。
 
「チャレンジしたいことがある」、「この会社ではやり切った」、そう思って、自分で決めて進むなら、キャリアチェンジは大いに結構だ。
 
だが、動機が「不安」や「気持ちがしんどい」の時は、少し注意が必要だ。
 
彼が、「不安でしんどい」のは、よくわかる。
 
「上司からパワハラ」のような理不尽な状況はもちろん、「スキル不足で仕事がうまくいかない」のようなそれなりの理由があって追い込まれる場合でも、精神的にはしんどい。
 
「不安でしんどい」 → 「仕事に集中できない」 → 「パフォーマンスが下がる」 →「不安で」 → 以下繰り返し、の悪循環になるケースはよく聞く。
 
私だって、ライティングゼミで連日課題にダメ出しされると落ち込む(本当に)。
 
下手なのだから仕方がないのに。そして、落ち込んだり焦ったりすると、ますます書けなくなる。書くことに集中していないからだ。
 
「もう出すの止めようか」
 
などと逃げることも考える。冷静に考えれば、書いてダメ出しされなければうまくならないのは明白なのに、どうしてもネガティブ思考になってしまう。
 
だからと言って、無理に「ポジティブ思考!」というのはお勧めできない。
 
あまり知られていないが、「ポジティブ思考をしたらいい結果が出る」、というエビデンスは全くない。「自然にポジティブ」な人はいいが、無理にやると、逆に後で「落ちる」
 
ではどうするか?
 
ネガティブでもポジティブでもなく、過去にも未来にも囚われず、今現在やらなければならない行為に集中してみることだ。
 
「またダメ出しされたら嫌だなぁ」などと思わずに、ただ川代先生の講義ノートを見直し、課題投稿で指摘された点を注意しながら、一生懸命書く。これだけだ。
 
私の下手なライティングの話と一緒にするな?
 
実はこれは、組織開発の大家、ロバート・フリッツが言っていることだ。興味のある方は、彼の「自意識と創り出す思考」を是非読んでみて欲しい。
 
だが、そう言われても、人は感情に惑わされる。
 
彼も、こう続ける。
 
「不安になるなって言われても」
 
うんうん。わかるよ。
 
「そんな時はさ、一旦仕事を離れて別のことをやってみようよ。マインドフルネスとかじゃなくてもいいから。料理でも運動でも、仕事以外に打ち込める何かにハマってみたら?」
 
私の場合は、海外駐在中のしんどい時に、ランニングにハマった。
 
汗をかき夢中で走って、黒い感情を浄化して不安やストレスを解消した。また、フルマラソン3時間切りという「仕事以外の目標」に挑戦することで、自己肯定感が高まる、という効果もあった。
 
漸く納得してくれたかな? 彼は笑顔で帰っていった。
 
こういった「心や脳の傾向」や「対応策」は、習得するのに特別な才能などいらない、「単なる知識」だ。
 
だが、単なる知識を知っているだけで、しんどい時に役に立つ。
 
世界は不安定で不確実で複雑で曖昧だ。
 
本当はそれを楽しめればベストだが、
 
ネガティブな気分になったり、不安になることはある。
 
もしそうなったら、
 
「ネガティブバイアス」を疑ってみよう。
 
安易にポジティブ思考に走らずに、今やるべき行為に集中しよう。
 
それでも、不安で進めなかったら、
 
一旦離れて、別のことにハマってみよう。
 
すべての不安がなくなることなんてないかもしれないが、
 
不安を抱えながらでも、前を向いて生きていけるようになれるかもしれない。
 
 
 
 
***
 
この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2020-01-11 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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