メディアグランプリ

ライティング・ゼミと僕の年末年始の物語


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【2月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:石塚 勝巳(ライティング・ゼミ 冬休み集中コース)
 
 
「パパ、起きてー!」
「ぱーぱー!」
 
娘たちに起こされる年末年始休みの朝。
眠い目をこすりながらスマホを見る。
時間はもうAM11:00。HYの曲が聞こえてきそうだ。
 
「あと、2日で休みが終わるのか。休み中にやっておきたいことをやらなきゃなぁ」と思いながら、寝室からリビングへと向かった。
 
「おはよう。今日で休みが終わっちゃうね。明日は何時に起きる?」
「え? 休みは明日までで、明後日から仕事だよ?」
「え? 今日、5日だよ? 仕事始めは6日でしょ?」
 
え……
天狼院ライティング・ゼミの認定試験をやってきたのが昨日で、4日……
ほんまや。今日は5日だった。
奥さんとの会話で愕然としてしまった。
知りたくなかった真実だった……
 
それでも、年末年始休暇、9日間あったはずだ。どこいった?
12月28日から12月31日までの午前中は、ライティング・ゼミの講義を受講しに。
午後は、ゼミで課される2000字の課題を毎日提出するとともに、消防団の年末火災特別警戒の実施。
 
OKOK。
年末は忙しかった。
まさしく、師走状況だった。
これじゃ、過ぎ去っても仕方ない。
 
じゃ、年始はどうだった?
元旦は……寝ていた。うん、寝ていた!
2日と3日は、箱根駅伝を見ていて、仕事用にケースメソッドを作っていた。
4日は、認定試験を受けて、課題を出して、ちょっと仕事して……
 
うん、9日間が過ぎ去っていた。
総括すると、今年の年末年始はライティング・ゼミに費やしていたんだな。
 
休みを振り返った最終日も終わり、仕事が始まって4日が過ぎた。
 
実は、ライティング・ゼミの課題は仕事が始まってからも提出が続いている。
年末年始の中での講座参加と課題提出もしんどかったが、仕事始まってからの課題の提出はものすごくしんどい。このしんどさは、まったく想像していなかった。
この苦しみから早く抜けだしたいと思うがあまり、幾度となく挫折しかけた……
 
「諦めたっていいんだよ」という言葉が、心の中から聞こえてくる。
それが聞こえてくるたびに負けそうになる。
それでも、「やりきった先に見えてくるものに出会いたい」という気持ちと、一緒に受けたゼミの仲間が頑張っているから、もう少しだけ、もうちょっとだけ頑張ってみようって、前向きになれた。その状態になると、頭の中にはZARDの曲が浮かんできて、負けないように応援歌が流れてくる。まるで、24時間テレビみたいな感じだ。
 
申し込みをするときに本当に悩んだ。
なぜなら、ゼミに通うということは、大掃除を諦めるということに等しかったのと、
ゼミについていけるのか、課題提出も含めて、本当にやりきれるのか、不安でいっぱいだったからだ。だから、奥さんに背中を押してもらえなかったら、諦めていたかも知れない。
 
実際に苦しんだし、やりきることも危ぶまれた。
折角の休みを費やしてまで、通うべきだったのかという答えにはまだいたっていない。
 
もちろん、ライティング・ゼミに通って、学んだことや気づきなど、得たものは大小さまざまたくさんあったが、僕の中では大きく4つある。
 
1つ目は、ライティング・スキルそのもの。
文章を書くのはなんとなく苦手だったけど、教えてもらったライティングの型は、ものすごく学びになったし、役に立っているし、手応えもある。
 
2つ目は、真理と軸について。
このゼミを受けながら、感じたことがある。
目的が異なるセミナーで、それぞれの講師が教えてくれた内容と僕の経験してきたことを重ね合わせて、立体的に見えてくるものは僕の中での真理なのではないかと。
そして、真理に気づいた上で、また同じ人の話を聞くと、以前よりももっと話の内容に深みが増す。そうすると、自分自身の中にある軸が強くなっていくのではないかと。
ことのことに、気づかせてもらったのはほかでもないライティング・ゼミだった。
 
3つ目は、読者の大切さとありがたさ。
課題提出を通じて、2人に感謝したい。
 
ひとりは、Web天狼院に掲載となった僕の記事を読んでくださった方が、「もともと無縁だったが、興味が湧いた」とコメントもらえたときは、本当に嬉しかった。書くことの本当の喜びを教えてもらった。
 
もうひとりは、奥さん。
実は、僕の課題の1番目の読者である。
どんな内容を課題で書いているのか気になっていたらしく、最近、課題を提出する前に読んでもらっている。
奥さんが面白いと感じた記事は、Web天狼院への掲載OK出て、つまらなかったものはNGだった。そして、感じたままにフィードバックをくれる。僕の1番目の読者であり、編集者になってくれている。本当にありがたい。
 
4つ目は、仲間とのつながり。
申し込んだときには、どんな人がいるのだろうかという不安もあった。
集中講座も課題提出もしんどい中やってこられたのは、戦友というか、仲間に出会え、つながりができたことが大きかった。
 
それでも、ライティング・スキルを自分のものとし、使いこなせるようになるためには、これで終わりにするのではなく「どれだけ書き続けられるか」なのだろう。いわば、日々の筋トレと同じだ。
 
ライティング・ゼミが僕の人生にとって、本当によかったものだと証明できるかは自分次第。
僕が感じた価値を証明する旅は、これからも続く。
 
 
 
 
***
 
この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 
http://tenro-in.com/event/103274
 

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2020-01-11 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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