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人は心


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:石田武志 (ライティング・ゼミ平日コース)
 
自分自身が何の障害なのか分からなくて困っている人はたくさんいるのではないだろうか……
私もその内の1人である。
私は2016年に大学を卒業してから3~4度仕事を辞めた。
すぐに離職を繰り返し長続きしないので、もしかして自分は発達障害なのでは?
と疑い医者を受診して、発達障害のテストを受けた。
しかし、結果は違った。
発達障害ではないが、テストの数値があまりにも低かったので仕事に就く上では何らかの手帳があった方が良いのでは?
という医者からの助言を受けて、私は現在障害者雇用で働いている。
 
私が現在困っていることは、「あなたは障害ではないから」とよく言われること。
確かに見た目や話し方が普通なので障害に見えないのかも知れない。
しかし、それは相手から見た私の外見の状態である。
透視能力や超能力者でない限り
私の内面の頭の中や心の中までは誰一人覗くことは出来ないのである。
 
私はもっと自分の内面を知りたいと考え、2019年5月から自己分析を始めた。
 
自己分析で分かったのは、小学生の時から考え気にしすぎる性格であったということ。
当時友達とよく喧嘩をしていたのだが、友達関係が崩れるのではと気にしてしまい
私の方から常に謝っていた。
 
さらに両親にも小学生より前のことを尋ねると、
小学生より前に気にしすぎる性格であったということが分かった。
 
話を聞いて、自分の記憶を司ると私が4~5歳の時、
母親と姑(おばあちゃん)がよく喧嘩していたのを覚えている。
姑(おばあちゃん)は昔の考えをおしつけるので、
母親と喧嘩になり家族関係が上手く行かなかった。
一緒に住んでいるにも関わらず、1階と2階で別々に住む。
当時4~5歳の私は母親に付いたり、おばあちゃんに付いたりと
どちらにも気を使いながら考え生活していたのである。
そして喧嘩が原因で小学校に上がる前に引っ越し。
引っ越し後は、母親は私の面倒を大いに観て可愛がってくれた。
しかしそれが大きな問題であった。
 
母子家庭となり母親は姑(おばあちゃん)の呪縛から解放されたのが嬉しかったのか
私のすること、なすこと何でもすぐに手伝ってくれた。
その影響により、私は自分で考える力が少しずつ失われて人に頼ってしまう傾向が強くなり、自分で問題を解決出来ない状態のまま心が発達せず、
身体だけが大人になってしまった。
まさしく、過保護は子を殺すである。
 
母親を批判したい分けでもなく悪く言いたい分けでもない。
むしろ今の自分がいるのは母親のおかげなのでとても感謝している。
 
自己分析する前までは母親や友人に頼ったら
何でもやってくれると無意識に思って生きてきた。
そして自分の意見、意思が持てない人間だった。
しかし、今では少しずつ改善して来ている。
 
大学卒業前に介護職で内定を貰っていて研修中に体調不良を起こして内定を辞退し、
離退職を繰り返し、その後も正社員として働かず、地元の障害者職業センターで職業訓練も受け、自分は何をしているのだろうと思っている時期もあった。
しかし内定を辞退していなかったら、
自己分析をする、今この記事を書いている、障害者雇用で働いている自分はいない。
 
障害雇用で働くことは最初は嫌だったが、同じ悩みを持っている人や自分よりも症状が重い人がいるということを知れたこと、相手の気持ちが分かり、人とは違う目線で物事を捉えることが出来たことで自己分析にも繋がり、今の状態の自分がいるので障害者雇用で働いて本当に良かった。
 
現在でも自己分析を続けているが私自身、
未だに本当は何の障害なのか?
はっきりは分かっていない。
 
自己分析を続けていて思うことは、
昔から形成された心の傷はそう簡単に治るものではないと思う。
 
仮に私と同じように、見た目が普通で何ら普通に話せて、
障害手帳を持っていると聞いても「あなたは障害じゃないから」とは決して言わない。
なぜなら、1人1人の頭の中、心の中は自分自身しか知ることが出来ないからである。
そして1度心に根付いた闇は自分なりに努力をしても簡単には消えないことも知っているからである。
 
人は変われると言われたら、もちろん変われる。
しかし、一気に変わることは不可能だ。
人には人のペース、心の状態があり少しずつ変わっていくのである。
それは1年、2年……何年かかるか分からない。
障害を見た目で判断するのではなく、私のように見た目が普通でも心の中に闇を抱えている人はたくさんいるということ、
心のブロックを壊すのには時間がかかるということをもっと多くの人に知って欲しいと私は願う。
 
 
 
 
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2020-01-17 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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