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佐賀県民と関西人の相性がいいわけ


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:鵜飼優子(ライティング・ゼミ日曜日コース)
 
 
皆さんは、佐賀県をご存知ですか?九州北部にある、福岡県のお隣「佐賀県」
面積は、日本で6番目に小さくコンパクトな街並みです。九州では、1番小さい県です。
テレビでよくある県の魅力度ランキングでは、佐賀県は毎回最下位に近く、何もないと思われがちですが、みんなが知らないだけで、わたしはかなり魅力がつまっている県だと思っています。コンパクトな街のなかに海、山、川どれもあって、自然が豊か。米どころで、お米も日本酒も美味しい。福岡に近く、都会へのアクセスもしやすい。何より、人がおだやかであたたかいのです。
 
そんな魅力たっぷりの佐賀県に魅せられて、わたしは12月に大阪から佐賀へ引っ越してきました。
 
本州を出て、九州の佐賀県にやってきたので、関西人って珍しがられるだろうと思っていました。
 
けど、違ったのです。移住者で同じ関西人が多いのです。実際に住んでみても、周りに関西人が多いこと。そもそも関西人の分母が多いというのもあるかもしれませんが、それだけではない気がしてきました。
 
不思議に思い、なんでだろうと考えていると、どうやら、佐賀県の方の県民性が、関西人と相性がいいのではないかというひとつの結論が浮かできました。
 
なぜそう思うのか、佐賀県民と関西人の相性の良さについて、お話したいと思います。
これを読むと、関西人の方は安心して、佐賀県に移住してこれると思います。ほかの県のみなさまも佐賀県に興味を持たれる方が増えるかもしれません。そうなってもらえると嬉しい限りです。
 
まずは、佐賀県民について。
佐賀のひとは、とても奥ゆかしく、熱い思いをうちに秘めています。
 
佐賀県には、佐賀の七賢人と呼ばれる人たちがおり、総理大臣の大隈重信や北海道の開拓者の島義勇などがいます。グリコの創設者も佐賀県出身です。素晴らしい功績があるのだけど、おごらず、高ぶらないのが佐賀県民。
 
これが関西人だと、天狗もいいところ、天狗の天狗、大天狗になりそうなところですが。佐賀県の県民性のひとつ奥ゆかしさ、いわゆるシャイな面だと思います。
 
おだやかで、シャイな佐賀県民。先日もそのシャイさが出ていると思う出来事がありました。
 
佐賀県にある大型ショッピングモールにある、フードコートで食事をしていた時のことです。何気なく、食事をしていたのですが、ふと思いました「周りの声の音がしない」と。周りの声以上に、フードコート内で流れる音楽の音が大きいのです。
イメージしてみてください。フードコートと言えば、周りの声がざわざわ聞こえ、音楽はあまり耳に入ってこない印象がありませんか?
 
しかし、佐賀県のフードコートは、人の声より、音楽が大きく聞こえます。これは、もしかしたら、佐賀県県民がシャイで周りに話しを聞かれたくないという心の表れなのかと。
 
他にも、武雄市にある、武雄図書館も従来の図書館の概念を変え、音楽が流れるつくりになっています。そういった場所や環境作りにも、佐賀県民ならではのアイデアが含まれているのだと思っています。
 
この佐賀県民のシャイな一面が関西人にいい作用をもたらしていると思っています。なぜかと言うと、関西人のでしゃばりな部分を佐賀県民はおだやかに受け入れてくれるのです。
 
言わずもがな関西人は、どちらかと言うと出しゃばりです。どちらかと言わなくても、でしゃばりです。その出しゃばりさや関西人の話しを広い心で受け入れ、聞いてくれるのが、佐賀県民なのです。
 
それがゆえに、関西人は佐賀県民に心を許し、ペラペラと話してしまいます。そして、思うのです。「佐賀の人ってめちゃいい人や」と。わたしももちろんその一人。もしかしたら、関西の人ってあほだなと思っているのかもしれません。それでもいいのです。佐賀の人といると心地良いのですから。
 
佐賀県民の心の広さも佐賀県という土地がそうさせているのかもしれません。コンパクトな町だけど、人口が多すぎず、少なすぎず、程よいので、せかせかしている人をあまり見ません。関西人は、せかせかしているので、歩くのも速いですし、人が多いので、歩くのにも、周りを気を付けないといけません。その点、佐賀は道が広いし、信号を青になる前に、渡り始めるひとはいません。わたしは、関西が嫌いなわけではないのですが、佐賀県にとても癒されました。
 
都会のせかせかに疲れた方は、ぜひ佐賀にきて、癒されてほしいです。環境もそうですが、人にとても癒されますよ。佐賀の女性は、美人さんも多く、そういった面でも癒されますよ。
 
佐賀県民は、関西人と相性が良いといいましたが、もしかしたら、どこの県の方も受け入れる懐の広さがあるのかもしれませんね。
 
佐賀県に住んでまだ2か月弱ですが、今後ももっと佐賀県の魅力に、佐賀のひとの魅力に気づいていくことになりそうです。わたしの佐賀県の愛も今後、さらに増えていくことになっていくことでしょう。
 
今後も佐賀県での生活の発見を書いていきたいと思います!
 
 
 
 
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2020-01-31 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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