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メディアグランプリ

「始まると終わる」3段活用


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:谷口季代子(ライティング・ゼミ平日コース)
 
私には大事にしている言葉がある。
それは「始まると終わる」だ。
私は、何度もこの言葉に助けられている。
そして、何度もこの言葉で一歩踏み出せている。
 
今日で、ライティング・ゼミの投稿は最後である。
「始まると終わる」という言葉と、その3段活用を紹介させてもらい、投稿の締めくくりとしたい。
 
「始まると終わる」は、会社のN先輩に授けられた言葉だ。
会社の株主をもてなす行事にまきこまれ、私が不平を漏らしていたときのことだ。
なぜ私みたいな、ペーペーの営業マンが巻き込まれるのか、
こういう業務は、えらい人がやるべきだと。
 
N先輩は、総務マンだ。
こういう行事に、しょっちゅう巻き込まれている。
この手の業務に対処する「心構え」を教えてくれた。
「こういう自分じゃどうしようもないことに巻き込まれたときはね、まず心を無にすること」
「そして、始まると終わるって唱えるといいよ」
「だって、始まっちゃえば、絶対終わるから(笑)」
 
たしかに!
そりゃあ、そうだ。
行事なんて、始まってしまえば、やがて終わる。
そして、すでに巻き込まれてしまっていて、いまさら抜けることは出来ない。
心を無にする、か。
そのほうが、めんどうな行事の日を迎えるまで、心穏やかに過ごせるかもしれないな。
何をこんなにイライラしてたんだろう。
 
N先輩は付け加えた。
「それと、こうだったらいいのに、自分ならこうするのにとか思わないこと」
 
これにはちょっと引っかかった。
「改善とか思いついたら、提案したほうが良くないですか?」
 
N先輩はこう答えた。
「そうだね。緊急性のあることは提案した方がいいね」
「でも、それ以外は行事が終わったあとの反省会とかがいいんじゃない?」
「だって、もうこの行事は何人も関わってて既定路線で動いてるでしょ?」
「もう今の段階になると、自分ひとりじゃ、どうこうできないじゃん?」
 
なーるほど~。
あと数日で迎える行事。この期に及んで何か変更するにはエネルギーが要る。
そして、そんなにエネルギーを注ぐ必要があるかと言うと、そんなことはない。
心を無にしてやり過ごせば、それだけの話だ。
そして、反省会のときに「実体験」として改善案を出したほうが、説得力がある。
激しく納得。
 
さすがN先輩だ。
いつも、この手の行事運営を任されているだけある。
なぜ、いつもイライラせずに対応できるのか疑問だったが、謎が解けた。
おかげで、株主をもてなす行事は、心穏やかにやり過ごすことができた。
そして気づいた。
「始まると終わる」って、いろんな場面で使えるんじゃない?
 
あるとき、台風で東京メトロが完全に麻痺。
会社へ向かう最寄り駅は、人で溢れ返っていた。
地下に降りることさえできないし、都バスに並ぶ人の列も、二重三重にとぐろを巻いていた。
出社時間はおろか、お客様と約束している時間にも間に合わない。
焦って、イライラしかかったそのとき、
「始まると終わる」を思い出した。
……そうだ。これは、自分でどうこうできる状況じゃない。
こうだったらいいのに、とか思っても仕方がない。
この混雑も、いつかは解消するはずだ。
そう思うと、ふっと心が落ち着いた。
会社やお客様に連絡を取って、心穏やかに電車が動き出すのを待つことができた。
 
その他にも、いろいろな場面で役立っている。
クレーム対応に向かうとき。
大勢の前でプレゼンするとき。
出産。
逃げ出したくなる場面では、必ず「始まると終わる」を唱えて、自分を励ましている。
時間の経過とともに、絶対に終わるから、と。
これが活用1段目だ。
 
活用2段目を紹介させてもらいたい。
それは、「始めないと終わらない」だ。
 
仕事や家事で、こんなカベにぶち当たることはないだろうか?
・どこから手を付けたらいいのかわからない、膨大な量。
・「は? それ要る?」と思ってしまう、価値の見いだせない業務。
・「やりたい/やらなきゃ」と思っているが、後回しになっている前向きな取り組み。
 
これらをやり始めるには、気持ち的なエネルギーが要る。
でも、いったん始めてしまうと、気づきがあったり、心境が変わったりする。
「こういうやり方が良さそうだ」とか、
「なんだ、そういう意味だったのか」とか、
「さっさと始めとけばよかった」とか。
 
これを、私は「始めないと終わらない」にまとめた。
私は、一歩踏み出さなきゃいけない状況になると、これを唱える。
始めないと終わらない。
でも、始めてしまったら、絶対に終わる。
だから、とにかく手をつけよう、と。
 
この「始めないと終わらない」、
私は、ライティング・ゼミでフル活用した。
課題投稿は、私にとって「どこから手を付けたらいいのかわからない、膨大な量」だった。
でも、ちょっと書き始めると、意外とサクサク書けた。
だから毎回、「始めないと終わらない」と自分を励ました。
サクサク書けた記事は、UPしてもらえた。
どうしてもサクサク書けなかった記事は、やっぱり落ちた。
 
「始まると終わる」の活用1段目と2段目は、自分を励ますために使っていた。
何かマイナスな状況を、どうにかプラスにするために使っていた。
でも今は、「始まると終わっちゃう」という心境だ。
ライティング・ゼミは、私に「始まると終わる」の活用3段目を与えてくれた。
「終わっちゃうけど、まだやりたい」
「終わっちゃうから、次に何をしよう?」
ポジティブな要素が、「始まると終わる」に加わったのだ。
 
「始まると終わる」…… 何かに巻き込まれたときに使う
「始めないと終わらない」…… 一歩踏み出すときに使う
「始まると終わっちゃう」…… 次に何を始めるか考えるときに使う
あなたは何を始めますか?
 
 
 
 
***
 
この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2020-02-21 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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