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メディアグランプリ

ありがとう25,000回言ってみた


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:小堀端千里(ライティング・ゼミ日曜コース)

 
 

おうち時間が長くなってきた今、
温泉に行きたいと思いませんか?
ジョギングや体を動かしたいと思いませんか?

 

もしあなたが半日ほどのお時間を持て余しているなら、ひとつオススメがあります。
もしあなたが運気を上げたいなら、なおオススメです。

 

それは、温泉に行くより、ジョギングするより、おうちの中で簡単にできてとてもデトックス効果があります。

 

4年ほど前。
当時、私は会社員でした。
「いつか自分のサロンを持ちたいな」とぼんやりした夢をもちながら、
そのための技術も、資金も、知恵もなく、何も持ち合わせていませんでした。

そんな時に、友人から小林正観さんの「ありがとう」のお話を教えてもらいました。

 

心をこめなくてもいいから、25,000回「ありがとう」と言うんだって。
するとどういうわけか、涙が出てくる。
そのままさらに「ありがとう」って言おうとすると、心がこもりはじめてね。
「ありがとう」を25,000回言うと、奇跡が起きるらしい。
半年以内くらいに、すっごくいいことが起きるらしいよ。

 

なんでもやってみたがり屋の私は、早速「ありがとうチャレンジ」をはじめることにしました。

 

電卓を用意し、「0+1=」とたたきます。
そこから「ありがとう」といいながら「=」をたたく。
電卓の液晶は「ありがとう」の数をカウントアップし表示してくれています。

 

部屋に閉じこもり、電卓をたたきながら、「ありがとう」を唱えます。

 

「お! 200! あっという間。これは余裕かもー」

パチ、パチ、パチ、パチ、パチ
リズミカルに電卓の音は響きます。
だんだん退屈になってきて、つけっぱなしだったテレビをぼんやり見ながら続けます。
 

電卓の液晶をみるとまだ2,000に届かず。
思いのほか、数は増えず、目標の25,000回はかなり遠い。
焦りから、早口言葉のような「ありがとう」になり、ゲシュタルト崩壊の寸前です。
 

様子が変わってきたのは、10,000を超えてきたころ。
体が熱くなってきました。
つけっぱなしだったテレビが邪魔になり、電源オフ。
 

途中、不平不満を言ってしまうと、今までの「ありがとう」が一気に御破算となるので、外部との接触は避けたいところ。
時たま鳴るスマホも電源を切りました。
 

少しずつ自分の世界にはいっていき、
どんどんと気持ちよくなり、目を閉じたまま電卓をたたきます。
 

ありがとう、ありがとう、ありがとう
パチ、パチ、パチ、トクン、トクン、トクン
静かな部屋に、私の声と電卓と心臓の音が重なります。
 

右目、ありがとう。
右耳、ありがとう。
右鼻の穴、ありがとう。
 

体のパーツひとつひとつを思い浮かべ、ありがとう、ありがとう、と繰り返します。

 

私の体のパーツは、「ありがとう」の順番待ちをしているかのようで、
「ありがとう」を言われたところから順に、ポカポカと熱を帯びていきます。
 

まるで温泉に入っているような、
ふかふかの羽毛布団に包まれているような、
雲の上にいるかのような、ポカポカした気持ちになります。
 

気付けばタオルで、目元をおさえていました。
思い浮かぶのは、家族や友人、知人、知っているような知らない人。
思い浮かんだ人を順に呼び止めて「ありがとう」を伝えます。
なかには苦手な人も、嫌いな人もいました。
でも不思議と「ありがとう」と言いたくて仕方ない。
 

ふと電卓に目をやると、液晶は23,000を過ぎたあたり。
「どうしよう、あと2,000しかない」
物足りなくなってしまいました。
 

結局、私は5時間以上かけて30,000回の「ありがとう」を言いました。
タオルは1枚では足りず、3枚ほどをびしゃびしゃに濡らしました。
心の汗、タオル3枚分。
 

あれから4年。

 

私は今、大阪でサロンを営んでいます。
オープン3年目です。
毎日バタバタとせわしなく過ぎていく中、すっかり「ありがとうチャレンジ」のことを忘れていました。
 

先日、ふと昔のノートを見返して驚きました。
4年前にイメージしていた、私の夢の構想がそこに書かれていました。
 

大阪市内。駅から5分。大きな公園の近く。窓が大きく、風通しが良く、緑が見える。施術ベッドが2~3台おけるスペースがある。
店内の図が書かれていて、メニュー表や、店名の案があれこれ書かれています。
 

ノートに書かれたことそのままそっくり現実となり、夢が叶っていたのです。

 

すっかり忘れていました。
私はありがとうの神様に、夢を叶えてもらったのにも関わらず、
「ありがとう」を言い忘れていたのです。
 

夢は願えば叶うのに、叶ったころにはすっかり当たり前になってしまっている。
なのに、また新たな夢を欲張っている。
これは大問題。
 

私達が手にしている当たり前は、いつか願った夢が叶ったかたち。
感謝しないと、ありがとうの神様に、そっぽ向かれちゃいますね。
 

「ありがとう」をたっぷり言いたいと思います。
「ありがとう」は、もう一度、私を見つめなおす魔法の言葉。
「ありがとう」は、禊ぎの言葉です。
 

「ありがとう」25,000回、あなたも言ってみてはいかがでしょうか。

 

最後まで読んでくださり、

 

ありがとう☆

 

***
 
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2020-04-30 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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