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自分に甘い人ほど続く運動


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:mimi(ライティング・ゼミGW集中コース)
 
 
あなたは走るのは好きですか?
 
基本的に、走るのってつらいし、疲れるし、自分を追い込まなくちゃいけない。
自分に対してストイックになれる人のための運動でしょ……
 
そう思ってませんか?
 
ランニングって、実は、自分に甘い人ほどうまく続けられるコツがあるんです。
 
かつて私は、健康のために、3キロぐらい街中をランニングしていました。
 
3キロという短い距離でも、つらかったです。
 
走り始めて、5分くらいで苦しい。息が上がってしまう。
20分走り続けるのがつらい……。
夏なんて10分くらいしか走れませんでした。
 
それに街中は、歩行者が多くて、追い越す間合いを考えたりしないといけないし、
自転車が横道から飛び出して来たりもするから、色々なところに注意をしなくてはいけない。
 
他のランナーに追い越されたりすると、『私遅いかも! もっと頑張らないと!』なんて考えてペースが乱れたり、力が入ってしまったり。
 
『人と一緒に走ったほうが頑張れるかも!』と思っても、相手のペースが気になって、追いつこうと躍起になったり。
 
走っていると色々なことが気になり、すぐ疲れてつらくなるので、
習慣にすることができず、ついさぼってしまい、久しぶりに走ると余計つらくなる……。
 
私は、走ることに対しての障害にぶち当たりました。
 
次に、いろいろな障害をクリアできるものとして、ジムに設置されているランニングマシンにチャレンジしました。
 
これなら周囲を気にせず走れるし、安全!
たしかに30分くらいは余裕で走れました。
 
でも、何か物足りない……
そう、いくら走っても景色が変わらないから楽しくない!
 
それに、ランニングマシンに自分の走っている時間と距離、消費カロリーが表示されていて、
そればっかり視界に入るから、『ああ、まだ15分しか走ってないのか……』
『こんなに走ってこのカロリーか……』
『横の人すごい! めっちゃ早いし、1時間も走ってる!』とか、結局色々なことが気になってしまうんですよね。
 
それに、ジムにいくまでが遠いし、有料のところとなると月謝もバカにならない。
走るためだけに、お金をかけるのももったいない。
 
なにかいい方法はないものか……
 
自分のペースで無理なく、楽しく走れる方法……
それがあれば、私はランニングを習慣にできると思いました。
 
それからというものの、ランニングに関する書籍を読んだり、ランニングのハウツーに関するyoutubeを見たりして、そんな理想的な方法を模索しました。
 
そして、そんな専門家の方の見地から、いくつかのコツを学びました。
これらを実践すれば、ランニングを楽しく続けられるのではないかと……!
 
ある11月の土曜日の朝。
朝7時くらいに目覚めて外を覗いたら、とてもいい天気だったので『今日こそ実践してみよう!』と思いました。
 
街中をランニングするより、きっと公園のほうが気持ちいいだろうし、歩行者や自転車に注意を削がれなくて済むだろうと思い、近所の少し大きい公園を目指すことにしました。
 
まずは、40分走り続けることを目標に、自分でも遅いと思うくらいゆっくりしたペースで走り始めました。
 
それでも最初の5分~10分は多少つらいですが、ここを乗り越えた後は、
これよりつらい山場は訪れませんでした。
 
ちょっと辛くなったらもっとペースを落としてもいい。走り続ける事が大事。
コツは、談笑できるくらいのペースで走ること。
 
そういう意識で走っていると、周りのランナーに追い越されたり、
自分が遅いこともあまり気にならなくなってきます。
すると、自然と、自分の楽なペースを守ることができます。
 
公園の木々が少しずつ紅葉していたり、少し冷たい風が吹くと、普段オフィスにこもりっきりの生活では味わえない季節感が味わえて、それだけでもなんだか得した気分です。
 
自分の楽なペースを見つけて以来、週末は必ずランニングしています。
『走らなきゃ』と思って嫌々走ったことがないです。
『走りたい』『走るのが楽しみ』そういう気持ちが沸き上がってくるようになりました。
 
今では、4-5キロを余裕で走り続けられるようになりました。
途中で息切れをしたり、疲れてバテたりもしなくなりました。
 
あまりチャレンジしないのでわかりませんが、いつも走り終わった後はあまり疲れていないので、もっと長い距離も走れると思います。
 
冒頭でお伝えした通り、自分に甘い人ほど向いている理由、お分かりになりましたでしょうか?
 
自分が楽に走れるペースを守る、何より自分が楽しく走ることを重視するスタイルなので、
自分に甘い人にはとても楽にできるのではないかと思います。
 
ランニングはつらくて苦しいというのはもはや思い込みです。
自分が楽に走れるペースさえ見つけてしまえば、一気に楽しい運動になります。
 
ランニングする格好で外に出る体力さえあれば、あとは大丈夫。すぐに実践できますよ。
 
 
 
 
***
 
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2020-05-09 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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