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人生100年時代を生き抜く小さなヒント


*この記事は、「ライティング・ゼミ」を受講したスタッフが書いたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:塚井綾(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
病気ではないけれどなんだか体調が悪いな。なかなか治らないな。というときはありませんか? 数年前の私がそうでした。始まりは首の軽い痛みでした。
 
最初は「寝違えただけかな?」と思って放っておいたのですが、半月が経過した頃には頭をちょっと傾けるだけで激痛が走り、つま先すら見ることができない状態になっていました。
これはいけない! と焦って整形外科へ行きました。しかし悪いところはないらしく、とりあえず湿布薬が処方されました。その後はお医者様に言われたとおり毎日湿布薬を貼っていましたが、まったく良くなりませんでした。
 
あれから6年。いまは元気でピンピンしています。
どうやって首の痛みを治したのか。
体調不良にならないよう普段から心がけていることとは。
今回はこの2つについてお話したいと思います。
 
当時、なかなか良くならない私を心配した主人が、古くからの知り合いという先生を紹介してくれました。肩書はボディメイクコンサルタント。いわゆる整体師さんかしら? と思っていましたが先生の施術はちょっと違いました。
簡単な問診の後、先生は私の後ろに立ちました。すると、私の体には一切触れていないのに背中や腰などがポ~ッとじんわり暖かくなったのです。とても不思議ですが、まるで体が「ここだよ」と教えてくれているようでした。暖かくなった部分を中心に体を整えてもらったら、あらびっくり! 驚くほど首が動くようになったのです。
施術が終わり、先生から「首から腰、足首までの筋がビーフジャーキーのように固くなっているね。ストレスたまっているでしょう」と言われました。
ビーフジャーキーって……干し肉ではないか! まだ30代だった私には大きなショックでした。
 
当時の私は二人目の子供を妊娠していました。仕事ではプロジェクトマネージャーを任され、ヒールを履いて電車通勤、長時間のデスクワーク、帰宅後は家事が山積みで睡眠時間が短めでした。家でも会社でも忙しくしていた私は、自分の体のことを省みる時間がほとんどなく、少しずつガタが来ていたことにまったく気付いていなかったのです。
 
痛みがある、ということは体が何かしらのサインをだしている。むやみに薬で抑えずに、自分で自分の体に問うてみる。体の些細な変化を見逃さないように、自分の体の声をよく聞くこと。
もっと自分を大切にするように、と先生に言われました。
 
また先生は、人の「体」は「ビン」と同じだといいます。どんな瓶かというと、ワインボトルのように首がすぼまった瓶です。
人はストレスを感じると、ビンの中にドロドロしたものが溜まっていく。
このドロドロは自然に排出されるが、排出が滞ると、古いものがビンの壁にこびりついて出入り口を細くする。
これがボトルネックとなり、ビンの中がいっぱいになったとき、体調不良を引き起こすというのです。
 
排出が滞らないようにするにはどうしたらよいのかというと、対策が2つあります。
ビンをシェイクする! つまり体を動かすこと。
ビンにショックを与える! つまり大声をだすこと。
そうしてストレスがこびりつかないように、こまめに排出するのです。残り少なくなったマヨネーズを出すときの、あのイメージです。
 
具体的には、次のようなことを行います。
・トレーニングをする
ランニングやヨガなど、体を動かすことで排出を促します。職人が一本一本手作りしている木製のダンベルなど、おしゃれでインテリア性の高いダンベルを手に入れて、自宅で筋トレもおすすめです。
・カラオケへ行く
大声を出した衝撃で排出を促します。今はカラオケボックスに行かなくても、自宅でカラオケを楽しめるグッズがあります。スマホのアプリから音源をマイクに飛ばすワイヤレスカラオケマイクなどは、スマホ上で採点ができるので家族みんなで楽しめます。一人カラオケなら特別な道具を使わずに、スマホで音楽を流して歌うだけでも効果はあります。
3.ライブへ行く
手を振り上げて! ジャンプして! 大声を出す! 特にロック系アーティストのライブへ行くと、体を動かすことと大声を出すことが一度にできます。個人的にはライブが一番、排出効果が高いと思っています。
4.湯船に顔をつけて大声をだす
どうしても時間がとれない、という場合はお風呂の時間を利用します。湯船に顔をつけて、思い切り大声を出します。お風呂が音を吸収してくれるので、ご近所の目が気にならないというメリットがあります。
 
結果的に、あれだけ治らなかった首の痛みがたった2回の施術で治ってしまいました。施術と平行して、自分の体と対話する時間を作ったり、ストレスを排出する工夫をしたりしたことも大きかったと思っています。
 
いまはコロナの影響でなかなか自由に出歩けませんが、少し早起きしてウォーキングしたり、お料理を作りながら一人カラオケしたりして、うまく排出するようにしています。
また、夜寝る前や朝起きたとき自分の体と対話する時間を取り、少しでもおかしいと感じる部分があればマッサージをしたり、ストレッチをしたりと、早めのケアを心がけています。
みなさんもストレスがたまらないように、シェイク! ショック! そして自分の体と対話する時間を作ってみてください。生まれてから共に過ごしてきた体です。人生100年時代、最後まで元気でいられるように、こまめにケアして大切にしていきましょう。
 
 
 
 
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2020-07-03 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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