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メディアグランプリ

人生よかったカルタをやってみると


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:西野順子(ライティングゼミ 平日コース)
 
 
「では、今から『人生よかったカルタ』をはじめます。1枚目いきますよー。『脱いだ靴下が臭くてよかった!』」
「エーッ……?  ヨカッタ!」
「なぜ良かったですか?」
「えーっと、しっかりと匂いがしたので、コロナじゃないとわかって良かった!」
「……」
 
ここは「人生よかったカルタ」の体験会の会場。
読み手の人が読み札を読むと、いい年をしたおじさんたちが目を皿のようにして絵札に目を走らせる。見つけたら「ハイ!」ではなく、「良かった!」と言ってバシッと取る。そのあとに必ず、なぜよかったのか? 理由を考えて言わないことには札がもらえない、というのがこのカルタの遊び方だ。
 
読み札にはネガティブなことばかり書いてある。絵札を取るためにはそのネガティブな状況の中に無理矢理にでも何か「良かった」理由を見つけないといけないため、落ち込んでいても20分もカルタで遊んでいるとと、だんだんと向きになれる。
 
この「人生よかったカルタ」シリーズは、「陽転思考」を気軽に身につけられるようにと、ビジネスコンサルタントの和田裕美さんが作ったものだ。
 
和田さんは言う。「陽転思考は、ネガティブな考え方をプラスに変えることができる考え方です。無理に明るくポジティブでいようとするのではなく、泣いてもいいし、怒ってもいい、心配して不安になっても、落ち込んでもいいのです。いったんネガティブな面を受け入れて、その中から何か『よかった』を探して切り替えるのです。」
 
私と陽転思考の出会いは今から10年以上も前だ。私はもともと小さい時からおとなしかったし、引っ込み思案で、会社に入ってからもずっと内勤でのんびり平凡な生活を送っていた。それが、異動でいきなり人材派遣の飛び込み営業を毎日する部署に変わったのだ。
 
当然ほとんどのオフィスでは、ドアごしに断られる。たまに出てくれても「需要はありません」と断られる毎日が続いた。さすがに毎日毎日朝から晩まで飛び込みをするのは精神的に相当しんどく、自分の人格も否定されるようで、心が折れそうになった。
 
そういうことが1年近く続いた後、私のいた会社は売却された。同僚は何人も転職したが、自分に自信がなかった私は転職できるとも思えず、会社を辞めようか、このまま残るかで悶々と悩んで半年が過ぎ、そのままずるずると会社に居座ることにした。
 
飛び込み営業と、会社売却と続いた1年半に、私は営業セミナーに通ったり、 営業本を読みあさった。その時に読んだ営業本和田裕美さんと陽転思考を知ったのだ。その時その本を読んで、がーんと衝撃を受けたか、というとそうでもなく、その時は、ふーん、こういう考え方があるのか、こういうふうに何にでも「よかった」って考えられるといいよなあとぼんやり思った程度だった。
 
その後和田さんの話を聞く機会も増え、陽転思考を少しずつ自分の生活に取り入れ始めた。 何か辛いことがあったらよかったことを探してみるとか、 寝る前に「よかったノート」といったことと毎日ではないが、少しずつ続けるうちに自分も変わってきた。
 
人との接し方も変わった。それまでの私は、何か会社で嫌なことがあると、上司が悪い、会社が悪い、と考えていたが。、陽転思考ができるようになってからは、嫌なことがあっても、何かよかったことはなかったかな? この経験で何か学べたことは?と考えられるようになってきたのだ。そうすると、すぐに人が悪い、周りが悪い、と考えることは少なくなった。
 
陽転思考のベースは「事実はひとつ、考え方はふたつ」という考え方、つまり、「事実はひとつしかないけれども、良い方から見るか、悪い方から見るか、見方は二通りある。どちらを選ぶかはあなた次第です」、 という二者者択一の考え方だ。選択肢が2つなら優柔不断な人でも「良い」方を選びやすい。どちらか選ぶことで、迷ったり悩んでる時間が少なくなり、決断と行動が早くなり、行動量が増えるので、良い結果を生みやすい、ということだ。
 
ぐずぐずと決断できなかった私だが、 陽転思考を取り入れることで少しずつ物事を決められるようになってきた。今ではほとんどのことは即決である。そうすると行動量も増えるしも会う人の範囲も広がった。
 
30年近く勤めた会社を辞めるという私にとって最大の決断ができたのも、辞めることのメリット、デメリットを全部出してみて、5年後、10年後の自分が今の自分をみたら、辞めるか残るかどっち? と考えることで、リスクをとって辞めることを選んだのだった。
 
もちろん,今でも落ち込む時も辛い時もあるが、こう考えたら前に進める、という考え方を知っているだけで安心だ。コロナが怖いのは、ワクチンもなく、治し方が分からないためだ。「よかった探し」は落ち込んだ時の治療法。こうすれば前向きになれるという方法がわかっているので、落ち込むのも怖くない。
 
このように、陽転思考には何かを決める時に随分と助けられた。今年は陽転エデュケーターという資格をとり、陽転思考を伝える立場になった。以前の私のようにいろいろと悩んで、なかなか前に進めない人に伝えて少しでも人生を明るく前向きに生きられるようになってほしい、と思ったからだ。
 
先日やった陽転思考を伝えるための「よかったカルタ会」も、正直なところ、おじさんに「カルタ」なんて、と思っていたのだが、やらないよりやってみたほうがいいな、と思って、恐る恐る周りのおじさんたちに、「やってみない」と聞いてみると、何人かの方が二つ返事で引き受けてくれた。きゃー、うれしい。
 
やってみると、以外とみなさん楽しんでくれて、やってよかったなと思っている。
これからもこうやって一歩ずつでも前に進んでいこう!
 
 
 
 

***
 
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2020-12-26 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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