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そして僕は来年、「内田さん」と巡り合うのです。


岸さん

記事:岸★正龍(ライティング・ゼミ)

 

早いもので2015年ももう終わり。
あなたは今年、何人の新しい方に出会ったでしょうか。
入学や就職といった節目の年だったあなたは一気にたくさんの方と出会ったでしょうし、ホテルやヘアサロンでお仕事されているあなたは多くの新しい方をお迎えしたことと思います。あるいは逆に、今年はいまやっていることに集中する年で、あまり新しい人には会わなかったという方もいらっしゃるでしょう。
出会われた数はそれぞれかもしれませんが、ぜひお聞かせください。
その中に「内田さん」はいらっしゃいましたか?

僕は仕事柄なのか性格なのか、毎年多くの新しい方とお会いします。交流会や飲み会に出ることも好きなため、今年は300人くらいの新しい方と名刺の交換をしました。けれど残念ながら「内田さん」に新しく出会うことはありませんでした。

じゃあ、どなたに一番多く会ったかって、それはやはり断然「佐藤さん」。
つい先日も、お目にかかったその日に飲みに行ったお二人が揃って「佐藤さん」で、初対面で下の名前を呼ぶのは失礼だし、さてどうしようと考えていたら、そんな僕の雰囲気を察してくださった片方の佐藤さんが「二人とも佐藤だとややこしいですよね。こちらの方を佐藤さん、僕を佐藤Bって呼んでください」とおっしゃいました。
そしたらもう片方の佐藤さんが「いやいや、私がBでいいですよ」とBの取り合いが目の前で展開され、僕が呆気にとられていると「佐藤同士が同席した場合には、ままある取り合いです」とお二人笑っておっしゃられ、世の中にはその立場になってみないとわからないことがたくさんあるな、と感じたばかり。

電話帳に掲載されている情報に限っての統計ですが、「佐藤さん」は日本で一番多い名字で割合は2.6%。それに比べて「内田さん」は69位で0.3%です。
と書いてもピンとこない方もいらっしゃると思いますので、飲み会でたとえてみます。あなたが50名の飲み会に出るとします。「佐藤さん」は確率的に38名に1人いますので、その場に1人はいることになります。けれど333名に1名の「内田さん」がいる確率は極めて少ない。「内田さん」に出会いたければ同規模の飲み会に7回でないとチャンスがないということで、すなわち「内田さん」に合うのは容易ではないということです。
*ランキングと確率は、名字ランキング<http://namaeranking.com>のページを参考に、電話帳(ハローページ)の掲載件数が1,200万件として計算しています。

さてここで、今度は平成18年の中小企業白書をめくっていきましょう。
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/h18/H18_hakusyo/h18/html/i1220000.html

見ていきたいのは個人事業所の生存率。
起業した人や起業を考えている人には有名な数字ですが、個人事業所の場合、開業から一年以内に37%が、4年以内に69%が廃業しています。つまり10社立ちがっても1年以内に3〜4社が潰れ、4年続くのはわずか3社ってこと。もちろん年数が経過するほど生存率は少なくなり、10年で11.6%、20年になると0.3%しか生き残れません。新しく出会う人が「内田さん」である確率と同じ0.3%です。
で、ちょっと自慢になりますが、僕は自分でMonkeyFlipというアイウェアブランドを立上げまして、来年6月で開業20周年を迎えます。はい、「内田さん」と巡り合う確率と同じレンジに、嬉しくも来年入ることができるのです。
この20年、本当に山あり谷ありでした。というか実情は谷ばかり多く、またその谷がメッチャ深いものばかりで、山がほんの少し、それもさほど高くなかった20年でした。
けれどそれでも、0.3%の仲間入りは自分として誇らしくあり、「よし、来年はなんとしても内田さんと巡り合い、一緒に乾杯してもらおう!」なんて決めていて、すでにウキウキしています。

え?
20年間会社を存続させる秘訣ですか?
そんなの、気合いと根性に決まってるじゃないですか!
なんて答えじゃ、怒りますか?

では、僕なりのその答えを(僭越ながら)書かせていただきますが、その前に。新しく「内田さん」と知り合うにはどうしたらいいかを、ちょっとだけ考えてみてください。

 

(考えてますか?)

 

(ちゃんと考えてくださいよ!)

 

新しく「内田さん」に出会う方法。僕が思いつくのは、次の3つのです。
1,とにかくたくさんの人に会う(確率的には333人の新しい人に会えばOK)
2,協力してくれそうな友人知人に「内田さんを紹介してください」と言う
3,「内田さん」がいそうなところに行く

これをビジネスに転用して考えると、
1, 行動量を多くする=人よりも長く働く=遊びたいとか考えるな!
2, 応援していただけるファンを一人でも多く作る=お客さまが命!
3, 自分に合ったビジネスをする
というところでしょうか。このうち1番と2番は直感的に理解していただけると思うので。3番についてだけ解説します。

「内田さん」は全国に平均的にいるのではありません。「内田さん」は埼玉県に一番いるのです。というか、埼玉県に断トツに多いのです。僕は愛知県人ですが、人口的には埼玉県より多いのに「内田さん」に関しては埼玉県の半分以下(埼玉県3.932人、愛知県1,577人)。つまり、同じ出会う努力をしても、愛知県と埼玉県では出会える確率が違うのです。
「自分に合っていないビジネス」は、愛知県で内田さんを探すのと同じ。同じ努力をしても、そのビジネスが自分に合っていないと存続の確率が低くなってしまうし、もっと単純に言えば、どこかで疲れて短命に終わってしまいます。
かと言って、自分に合ったビジネスをやっていたとしても、それがお客さまの共感を得られない「自分よがりビジネス」だと、2番で言うファンとなるお客さまを作れず、やはり短命に終わってしまいます。

では、どうやってそのあたりのバランスをとればいいのか…
また機会を見つけて書いてきますので、たのしみにお待ちください!

 

追伸
ちなみに「佐藤さん」が一番多いのは北海道で、愛知県の3倍です!(北海道 30,013人、愛知県 9,460人)

 

***
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2015-12-22 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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