メディアグランプリ

人類総クリエーター説


金子さん 人類

 

記事:金子千裕(ライティング・ゼミ)

 

いつもお世話になっております。
前回の記事で「フォト部の先生になっちゃるけんのう!」と啖呵を切った金子です。
(参照:路上はアートで満ちている2016

この後、よく考えてみたら『天狼院の先生はその分野の第一線で活躍している人物』というのが前提条件なので、自分がそれになれるか不安になりました。
なぜなら、この日本には少なくとも一億人ほどクリエーターがいるわけですよ。
そう。私なんかより絶対的に才能豊かで、成功する確率が高い……なんというか、未知の存在が蠢いているわけで、それが『写真』というシーンに現れた時に果たして勝てるのか自分! というお話です。

一億人のクリエーター。つまりはタイトル通り『人類総クリエーター説』です。
なぜなら、人間は物を作るように出来ているのですから。
人類が他の動物と違う点は、前肢が自由に動くので複雑な道具を作ったり使ったりする事が出来ることらしいです(※大長編ドラえもん『のび太のアニマル惑星』読みました)
つまり、クリエーターするように初めから身体が出来ているわけです。
だから人間である以上、誰しもがクリエーターなのです。絶対に。

例えば、料理が好きな人は料理のクリエーター。美味しそうなご飯を作るお母さんは『料理』という分野でとてもクリエーターしていると言えると思うのです。
私は手芸がとても苦手ですが、私の祖母は戦争で右腕を無くしたのに手芸を趣味にしていました。私から見れば手芸をするだけで『神』レベルなのに、それを片手で……どんだけの才能だよと思うのです。祖母自身は、
「昔は誰でもやっていた内職ださー、それをまだやってるだけだ」
などと、さも当たり前のように言っていましたが、片手で裁縫……私には無理。

そうこの『私には無理』と自分に限界を作ってしまう事が問題……と言っても、嫌いなもの、苦手なものは仕方ないと思います。
では苦手意識はどこから来るのか?
それは、過去から来るのだと思います。
例えば同級生に不器用だと馬鹿にされたとか、先生に下手だと言われたとか、親にけなされたとか……そういった過去のマイナス体験から来るものだと私は考えます。
なぜなら、幼稚園ぐらいの子供にクレヨンを渡せばなんらかの絵を描き上げます。上手い下手に関わらず、なんらかの絵を描き上げます。
そこで『褒めるてやる気にさせる』のが私の仕事だと、幼稚園の先生をしている友人が言っていました。子供の頃の事って一生引きずるからと。

また祖母の話で恐縮ですが、祖母は十年前、八十二歳で亡くなるまで「お前のお父さんは、妹たちに一口も分けねで、一人で大福さ喰ったんだ」と戦後の食糧難の時代の事を言っていました。
そして、父は見事に大福好きに育ちました。
大好きな和菓子屋の近くに行くと必ず、母が「こんなにどうするの!?」という量の大福を買ってきます。実家の冷凍庫には常に父が大人買いした大福が入っています。
実家に帰ると「おめ、大福喰うか?」と大福を勧めて来ます。万年ダイエット中の私からすれば、ある種の大福ハラスメントかもしれません。
しかし、わたしも子供のころから大福の洗礼を浴びてきた身。
「うん、食べる~!」
そうついつい答えてしまします。ああ、恐るべきは幼少期の体験。

だから『写真、楽しそうだけれど私には難しそう』と思い込んでいる人は一度、フォト部に来ると良いと思うのです。
苦手意識は過去の体験から来るもの、思い込みの可能性が大きいのですから。
先生たちが、簡単に操作方法などを教えてくれたら、もしかしたら、あっと言う間に写真が自由自在に撮れるようになるかもしれません。
これは写真だけではなく、天狼院の教室全般に言えることかもしれません。

私は、英語の先生が大嫌いで英語は常に赤点でした。しかし現在、職場や趣味でどうしても英語が必要なシーンに出くわす事が多いのです。

最低限の英語が話せるようになりたい。でも、私、英語は常に赤点だったしな……。
ここで諦めるか、諦めないかで大きな差があると思うのです。
私は、諦めたくない。苦手を克服したい。外国の人と話せるようになったら、もっと趣味の世界で広がりを持てるようになるだろうし、英語出来る方がお得だから。諦めたくないのです。

物事を始めようと思った時が、始め時です。
wikiによると『字幕の女王』こと戸田奈津子さんが初めて字幕を手がけたのは三十代半ばの頃だったそうです。
私が尊敬する写真家・東松照明先生が『もっと簡単に自分が思ったように現像が出来ないか?』と考え、Photoshopを導入したのが七十歳を過ぎてからです。これは別にPhotoshopが出来る人を雇ったわけではなく、奥様の泰子さんがPhotoshopを独学で勉強されて先生専属のプリンター係になったという話です。先生も奥様も歳はそんなに離れていません。
つまり、七十歳からでもPhotoshopをマスターする事は可能とも言えます。

人類総クリエーター説……ただし、それに気づいていないかあるいは避けているか。
もし『写真をやりたいけれどちょっと苦手で』という七十歳がフォト部に現れたら、私は過去の体験からちょっと意識します。先生や教室の仲間の力で苦手意識を克服し、もの凄い写真をバンバン撮る可能性があるのですから。
啖呵を切った身としては、すごいライバルとか現れたらどうしようと不安になります。
でも、私は写真を辞めませんし目標は維持し続けます。やると言ったらやります。
だって好きなんだもん!
これに勝てるものはありません。

兎にも角にも、やりたいことはやるべきです。苦手意識は教室の先生やそこに通う仲間が解きほぐしてくれますよ。

 

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2016-01-13 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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