メディアグランプリ

「ビジネス書って読む必要があるの?」と言ってくる人に物申したい


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記事:高野萌美(ライティング・ゼミ)

最近、周りの話を聞いて驚いたことがあります。
社会人になってもビジネス書を読まない人が結構いるということ。
役職についている人であっても「あまり興味ない」とか言ってくる人がいること。

な、なんで!?
上に立つ人ほどドラッカーとかカーネギーとか松下幸之助とか当たり前のように読んでいるイメージだったのに!
もちろん、そうしたビジネス本を熱心に読まれているトップの方もいらっしゃいますが、読まなくても職場で成果をあげている方も確かにいらっしゃいます。そうした人たちを見ると、ビジネス書って本当に読む必要あるのかな? と疑問が出てくるのは仕方のないことだと思います。
でも、私はそれでも言いたい。ビジネス書は読んだほうがいい。それも色んな人の本を浴びるように読んだほうがいいと。
なぜこのように強く薦めるのか。私がそう思うのにはある理由がありました。

私が初めてビジネス書を手にしたのは、高校2年生の夏。学校の図書館でたまたま目に留まった斉藤茂太さんの『グズを治せば人生はうまくいく』でした。
シンプルだけどコミカルな表紙イラストと本のタイトルに惹かれ、試しに読んでみたら想像以上におもしろい。様々な種類の「グズ」を紹介しつつ、易しい言葉でグズ脱却への解決策を教えてくれる。
「なんだ。ビジネス書って社会人が読む難しい本だと思っていたけど、想像していたより読みやすい。それに、今の私でも役に立ちそう!」
これまで目の前にやってきた問題はすべて自分の頭で考えて退治しなきゃいけないと考えていた私にとって、この本を手にした心境というのはまさに「魔法の書」を手にしたRPGの主人公のようだったのです。

これ以降、私はあらゆるビジネス書に手を出していきます。
最初は斉藤茂太さんの他の本を読みだし、大体読み終えたら次は簡単な言葉で書かれている若手の作家さんの自己啓発本。大学生になり、街中の大きな図書館や書店にも自分1人で通えるようになったら、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』『FREE』などの話題のベストセラー本を身銭を切って買い、ベストセラー本の原点が知りたいと思って『人を動かす』『素直な心になるために』『生き方』などの名書を読んで読んで読みまくりました。
当時まだ社会に出たことのなかった私にとって、『ビジョナリーカンパニー』などの経営本を理解するには頭が追い付かなかったことも正直あります。それでも「1冊読んで、たった1つでも『読んでよかった』と思えるフレーズを見つけられたらそれでいい」と思い、ひたすら興味が沸いた本に手を出していきました。

するとある日、あることに気づきました。
「どのビジネス書も本質は一緒だ」と。
「言葉が違うだけで、伝えたいことはどの著者も共通している」と。

言葉というのは難しいもので、伝えたいことは同じでも話し手の語彙力や言葉の使い方によって伝え方が無限大に広がります。同じことでも見ている人の視点が違えば、Aという角度から説明もできるし、Aとは全く異なるBという切り口で説明することもできます。
そして、話を受ける側も100人いれば100通りの受け取り方があるので、話し手が伝えたいと思っていることが1回でまっすぐ受け手に伝わるということはめったにないと思ったほうがいいのです。

だから、1冊読んだだけでは物事の本質はつかめない。
多くの人がいろんな角度で伝えようとしていることを、様々なビジネス書を読む中で見出していくことが大事なのではないのかと思うのです。

だから私は声を大にして言いたい。
今は読まなくても大丈夫だと思っている人でも、いつか自分の考えだけでは解決できない問題が起きるかもしれない。そうなったときにあわてて1、2冊本を読んだところですぐに物事の本質を見抜くことはできない。だから、今のうちからビジネス本をえり好みせず思いっきり読んだほうがいいと私は思います。

色んな方が人生を通して得た知識をめいいっぱい学んで、本質をつかみ、自分の人生に生かしていく。わざわざ恐ろしい敵と戦わなくても書店に行けば簡単に「魔法の書」が手に入るのだから、ぜひ色んなビジネス書を手に取って、これからやってくるかもしれない大きな問題に立ち向かえる力をつけてみてください。

 

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2016-07-08 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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