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メディアグランプリ

大通公園にはいつくばって見えたもの


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記事:高橋 さやか(ライティング・ゼミ)

あと2回か。
まだまだ終わりなんて、来ない気がしていたのに。

ライティングゼミでの投稿が、今回を入れて残り2回となった。
4月にスタートして早3ヶ月。
8月なんて、ずっと先のことに思えたのに、あっという間に7月が終わろうとしている。

スタートしてから3ヶ月で、投稿出来たのが8回。WEBに掲載されたのが3回。書いたけれど、投稿にいたらないかった記事が5本。
毎週書いて投稿するぞ、と意気込んで臨んだものの、自分で自分に言い訳しながら残り2回となってしまった。

後半は、書くこと自体が苦しくなった。
書きたいことは、たくさんあるのに思うように言葉が出てこない。
自分の語彙力のなさ、表現力のなさに落ち込んだ。
同じ時期にスタートしたゼミ生の記事を読み、どんどん上達していく姿に気持ちが焦った。

あの人は、長く続けているから。
私よりいい大学出てるし。
独身だったら、本を読む時間も記事を書く時間もたくさんあるよね。
もともと才能があるんだー。

書ける人は自分とは違うのだと、
自分の出来ない言い訳を人に転嫁して逃げ道をつくった。

ライティングゼミなのに、書けなくなっているなんておかしな話じゃないか。決して安くはないお金を払って、どうして苦しくなっているのだろう。

いっそ、逃げた方が楽なのに。
書かなくったって、誰も怒りもしない。責められることもない。

けれど、逃げ切れなかった。
書きたい気持ちは、消えなかった。
少しでも言葉を増やしたい、表現力を磨きたい。子育てと、家事、仕事の合間を見つけて本を読んだ。
出かけるたびに、この場面をどう言葉で表現したら良いだろうと考えた。

そして、少し気持ちを切り替えてみようかと、カメラ教室へ行った。

気持ちよいほど空が青く、すっきりと晴れた土曜日。
夫に娘を託し、集合場所である大通公園沿いのビルへと向かった。

「朝活 おさんぽカメラ教室」

女性向けのカメラ教室をしている先生の、1日限定出張教室。
私が着いた時には、すでに10名ほど集まっていて、目が合った向かい側に立つ女性と軽くあいさつを交わした。

おさんぽカメラというくらいだから、すぐに公園へ向かうのかと思ったが、まずは集合場所となっていたビルの会議室で先生からのレクチャーを受けた。

小1時間ほど、カメラの使い方など基本的なことを教わり、2グループに分かれて自己紹介。場が和んだところで、大通公園へと向かった。

ちょうど翌週からはじまるビアガーデンの設営の真っ最中で、会場にあるシズル感たっぷりなビールの写真にのどが鳴る。飲みたい気持ちをグッとこらえて、普段見る機会のない設営の光景にカメラを向けた。

花壇、噴水、行き交う人々——。

いつも何気なく目にしているものが、カメラを手にするとすべて被写体に変わる。今まで「あ、きれいだな」くらいで通り過ぎていた花壇にカメラを向けると、花粉を身にまといながら花の蜜をすう、ミツバチの姿が目にとまった。

これまでに数えきれないほど、何度も通った場所なのに、見るもの全てが新鮮に感じ、気がつくと夢中でシャッターを切っていた。
人の目なんて気にならず、納得のいく写真が撮れるまで、芝生に這いつくばった。

先生にちょっとしたコツを教わると、自分の撮りたかったものに近づく。
それでも、何枚も何枚も撮って「いいな」と思えるものはほんの数枚。
ふと時計をみるとあっという間にタイムリミットを迎え、集合場所のカメラ屋さんへ。

撮って終わりではなく、プリントしたものを見てほしい、との先生の希望で、撮影した中から、お気に入りの3枚を選び、プリントのオーダーをすることになっていた。迷いながらも3枚ピックアップし、注文をすまると、最初にレクチャーを受けたビルへと戻った。

参加メンバー全員が戻ったところで、今日撮影した写真の講評会がスタート。
撮った本人が解説しながら、参加者全員で鑑賞した。

自分の好きな色をテーマに撮った人
好きな写真家さんのテイストを意識した人
大胆な構図で、面白く切り取った人

同じ場所、同じ時間で撮ったのに、誰1人、同じ写真はなかった。
撮る時、選ぶ時にテーマを持って臨んだ人の作品はひと味違って見えた。
長く続けている人の写真は、もちろん素晴らしかった。けれど、初めての人でもタイムリミットがある中で、カメラの機能を最大限活かして、個性豊かな写真を撮っている人もいた。

写真から、その場を楽しんだ空気感、その人の人となりまでもが伝わってくるようだった。

帰り道、ライティングゼミのことを思い出した。

無我夢中で楽しむこと。わき目もふらず、ずっとやり続けること。私に欠けていたものが、この日のカメラ教室で見えた。

見慣れた景色が、切り取り方ひとつで見え方がかわる。
小さな石ころひとつでさえ、被写体になるし、文学にもなるのだ。

 

***
この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、店主三浦のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。

 

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2016-07-27 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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