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《川代紗生氏への挑戦状》本当に迷わずに辿り着けるのか


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記事:福永千景(ライティング・ゼミ)

いやいやいや。そう簡単に信じちゃいけない。
天狼院書店のサイトにアップされた記事。
【はじめての方へ】自他共に認める超ド級の方向音痴の私が案内する、「最も迷わない天狼院書店への行き方」《川代ノート》」を読んだ私は、
「これで天狼院へ行ける」
と喜んだ。
しかしながら、その気持ちはすぐに打ち消された。もう一人の自分によって。
いやいやいや、それはちょっと甘いんじゃないの? と。
川代氏は、迷わない行き方と言っているけれど、やっぱり迷っちゃうんじゃないのかなぁ。
一度、天狼院へ行きかけたことがある。行きかけたというか、辿り着けなくて途中で訪問を中断したのだ。潔く。色々、ウロウロした結果、潔く諦めた。
道は迷うものだ。
訪れるのは、またいつかの機会でいい。行ける時は行けるものだ、と自分に言い聞かせ胸の内に納めた。
ところが、ここに来てその機会がまた訪れようとしていた。
川代ノートによって、それがもたらされたのだ。
天啓。いや挑戦を挑まれたのかもしれない。
どちらが武蔵か小次郎か。
侮るなかれ。川代氏が音痴だというなら、こちらの音痴度も負けてはいない。身内からは、「外で歌わないように」とクギを刺されてもいる。
方向音痴に関しては、こちらも自他ともに認める。明治神宮前駅で千代田線に乗るはずが、副都心線のホームにいて、更には原宿駅へと辿り着いたというような奇跡はざらに起こせる。
ただし運動音痴ではないので、そこは川代氏に譲ろうと思う。
そんな私が、川代氏の導き出した「迷わないルート」というものに惹かれないわけがない。
期待して、そして期待してはいけないと戒めつつ。
いよいよ、その日がやってきた。
「迷わないルート」「最も迷わない天狼院書店への行き方」を試す日が。
そして、あわよくば川代氏本人と顔を合わす可能性だってある。
電車に乗りながら、ドクドクと高まる鼓動を久々に味わっていた。
もちろん、行き先は池袋駅。
川代ノートの「ステップ1」を忠実に守っての最寄り駅チョイス。
池袋駅は、学生時代に2年間通学の乗換え駅として利用していた駅だ。
かつて知ったるなんとかで・・・・・・と普通は上手く流れるだろう。私も多少の自信がある。
電車を降り、慣れた足取りで改札を出る。
「ステップ2」は、頭にインプット済み。東口を探すのだ。単なる「東口」ではなく、「西武東口方面」から出るのだ。
私的なトラップを披露しておくなら、「東口なのに、西武デパートがある」ということをお伝えしておこう。
あぁ、すでにこの段階で「迷わないルート」は崩壊した。
駅の中で迷う、という自分史上最大のお約束もとい謎に早速陥っていた。
あるはずの「西武東口方面」に辿り着けない。
「東口」に辿り着いてみたけれど、地上に顔をだしてまた階段を降りた。方向音痴は、駅から地上に出てはいけない。何なら、改札を出るのも慎重であるべきだ。
「しまった。出る改札を間違えたのかも」
「ん? 待てよ」
スマホで「【はじめての方へ】自他共に認める超ド級の方向音痴の私が案内する、「最も迷わない天狼院書店への行き方」《川代ノート》」を検索する。
あ、記されてない。案内されてない。川代氏は、どの路線を使ったのか。そこには、記されてなかった。
池袋駅には、JR東日本、東武東上線、西武池袋線、東京メトロが乗り入れられる。東京メトロに至っては、丸ノ内線、有楽町線、副都心線がある。
それらのどの電車を利用するかによって、「西武東口方面」への行き方にもかなり違いが出るのではないだろうか。
いや、検証してないから一概に言い切れないけれど。
私は、丸ノ内線を利用した。そして、池袋駅構内をウロウロした。構内だけではなく、近道よろしく並んでいるショップを通り抜けたりもした。慣れている。スマホのナビを片手にウロウロと歩くのは。道を行ったり来たりと繰り返すことは、時に恥ずかしい想いをすることもある。バス停で立ち止まっている人たちに一部始終を見守られていたりすることにハタと気付く時とか。見知らぬ人と視線が合い、テヘペロな感じでうっすら笑うのももう慣れたもの。
そして、今は新兵器もある!
今をときめくポケモンGOが、私にはついている。
スマホの画面は、川代ノートを開きつつ、世間に向けた面持は「ポケモンGOやってますが、何か? 」
歩きスマホを気にかけつつ、ポケモンGOをしてる体で思う存分道に迷うことができる。
その場で、クルクル回るこさえ怖くない。人目もはばからず、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。だってポケモンGOやってるんだもん。
あ! やっと「西武東口方面」を発見。
自力で到着。なぜ迷ったのか私。だって川代ノートに細かいルートを書いてなかったし。うん、仕方ないよね。
さぁ、いよいよ地上。
「ステップ3」は、地上に出たら右に真っすぐ。
マツモトキヨシ、オッケイ。ドン・キホーテ、あるある。
左手にドン・キホーテを見ながら歩くと、二つ目のマツモトキヨシに辿り着いた。歯磨き粉を買いたい衝動を抑えて、左向け左。
ジュンク堂に、東通り。あとは、諦めずに東通りを直進するのみ。
すばらしい、川代ノート。
所々に貼り付けられている写真もまたわかりやすい。
これこそ「迷わないルート」だ。
ポケモンGOのチカラを借りずともスイスイと街中を闊歩する。感動さえ覚え、辿り着いた天狼院書店。
ここまで導いてくれた川代氏は、不在だった。
気持ちの良い敗北感に満たされながら、注文したピーチソーダを飲んだ。
検証の結果として、
「西武東口方面の出口に辿り着くまでは迷います」と記しておこう。
これもきっと、まだ見ぬ我が師・川代氏が解決してくれるに違いない。

 

***
この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、店主三浦のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。

 

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2016-08-31 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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