メディアグランプリ

赤ちゃんはおっさん予備軍


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記事:浦上幸江(ライティングゼミ)

晩婚化・高齢化出産を牽引する私たち世代の遅いベビーブームがやってきたのか、近頃、私の周りにも子供同伴のランチやホームパーティーなどが増えて、赤ちゃんや幼児と接する機会も多くなってきた。

そんな中、ふと感じるのは「最近の私」はあまり赤ちゃんや幼児に注目されていないなぁ、というちょっとした疎外感だ、少し寂しくも感じる。

なぜなら、私は若い頃、赤ちゃんや幼児に大変注目されていたからだ。

当時の私は、大変な丸顔だった。
特に高校生から大学生くらいの間がピークに丸く、形状としては、ほぼ正円、前から見ても横から見ても丸く、完全な球体と言っても過言ではかった。
その容姿を私自身は全然気に入っていなく、ややコンプレックスにすら思っていたが、赤ちゃんや幼児からは大変な注目ポイントだったようで、通りすがりのバギーに乗った赤ちゃんが振り返って二度見までしたり、よちよち歩きの幼児が、ふわーっと寄ってきたりと、熱い視線を送られていた。

いろいろ調べてみると、赤ちゃんが私に注目する科学的な根拠はあった。
お母さんのお腹からオギャーっと出てきて間もない、何も知らないまっさらな状態の赤ちゃんが初めて外界のモノを見た時に、まず反応する形は丸らしい。外界の形には丸もあれば四角や三角、モノの動きは縦や横、斜めなどさまざまで、それらを認識する脳内のニューロンは異なっているのだが、最初に発達するのが丸を認知するニューロンだからだ。

無邪気さあまりとはいえ、そのあけすけな「丸いもの」への好奇心を、二度見に値するほどの「丸いもの」として扱われることを若干心外にも思いながらも、結果としては何の努力もせず私は大変に赤ちゃんの心をつかんでいた。

それから数年の月日が経ち、当時、私が赤ちゃんに注目されていたのは、それだけが理由ではなかったということが発覚した。
赤ちゃんや2〜3歳位の幼児、とくに男の子は露骨に「若い女の子」が好きなのだ。

それは、数年前の知人宅でのホームパーティーでのこと。
ママやパパになった友人も参加しているので、数人の子供も混じったアットホームなパーティーだった。
大人たちはほどほどに酒をのみ、談笑し、子供同士はキャッキャと遊んでいた。
そのさなか、ひとりの男の子がふらりとある女性に近づいた。
その女性はパーティーのメンバーの中で最も若い20代前半の女性、女子アナの水トちゃんみたいにポチャポチャと丸くて可愛いピチピチの女の子だった。
そして、男の子は差も当然という感じで、水トちゃんの膝の上にどかっと座った。
驚いた水トちゃんが、「あれ、どうしたの?」と男の子に尋ねると、男の子は「抱っこー」と甘えて彼女の胸のあたりに手を伸ばした。
無邪気な顔をして、若い女性の膝に座り、おっぱいを触りながら抱っこをせがんでいるのだ。
一瞬、彼が「ニヤリ」としたように見えたのは私の妄想かもしれない。

……こっ、こいつ、選んでいるし、絶対にわざとやっている、確信犯だ。
無邪気を装っているが、若干の邪気を感じるぞ。
思わず心のなかでつっこんだ。

「お店ナンバーワンの若くてピチピチのかわいい子を指名しちゃうよー」、ってことか? 
まるでキャバクラのこまった常連客のおっさんのようだ。
的確に女の子を品定めし、なんのかんのでボディタッチ、なんだか大変こなれているのだ。

あれからさらに数年たち、私はさらに年を取って、頬も少しはコケ、顔の形も正円から楕円に変わり、そしてもちろん若さもない。
もはや、知人や友人の赤ちゃんと会っても、彼らは私に全く注目してくれない。
今の私に赤ちゃんや小さな子どもが注目する理由はなにひとつないのだ。

かつての栄光があるだけに寂しい。
大学生当時の私は、ピチピチの若さと丸い顔を武器に指名をとりまくっていたナンバーワンキャバ嬢だった。
ナンバーワンキャバ嬢が、年を取り、落ち目になって誰からも注目されずそっとキャバクラを去っていくような悲しさだ。

つい先日会った、1歳半の甥っ子ももちろん私など眼中にないというか、全く無関心だった。
叔母いわく、彼もやはり若い女の子が大好き。
特に小学生から高校生までのピチピチのティーネイジャー狙い。
若い女の子たちを見かけると彼女らのところに吸い寄せられていくらしい。

やはり「若さ」は赤ちゃんや幼児を含む男子全般が大好きな要素であり、彼らに好かれるための必須要素のようだ。

現在私は妊娠していて、このままうまく継続すれば来春には母になる。
子供の性別はまだわからないが、男の子だったら大変だ。
アラフォーの年を取った母 < ピチピチのティーンエイジャーのお姉さんたちだから、絶対負けで、なんだか寂しい。

でも、私は彼に対しては、最強の武器を持っている。
赤ちゃんから大人まで男の子ならみんな大好き、おっぱいだ。

なかでも吸えて、触れる、身近なおっぱいマイオッパイは私にしかついていない。
「巨乳がいい」とか、「やっぱりハリがないとね」とか、細かなオーダーはないだろう。

「ピチピチの若さ」はないが、「おっぱい」でどうにかしばらくの間は、私の優位性を保とう。

***
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2016-11-04 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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