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無計画なスマホの買い替えで後悔しながらも、自分ラブを再認識する困った40歳


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:浦上幸江(ライティングゼミ)

 

 

子供の時から母や祖母に言われていた。

「昔から『慌てる乞食は貰いが少ない』というのよ、あなたは変にせっかちだから気をつけなさい」

物事は即決せずに熟考して、後悔のない選択をしなさいと教えられてきた。

とても良き教えだと思う。

だが、私はその教えを全く守れていないまま、おとなになってしまった。

そして、計画性のない私は、今回もまた失敗してしまった。

 

最近「節約」について、色々考えていた。

月々のケータイ代が1万円以上にもなっていて、ばかにならない、見直せないか? と考え、まずは情報収集だ、とばかりに近くのヨドバシカメラに出かけた。

 

ヨドバシカメラの売り場に行くと、気さくな店員さんがニコニコと説明してくれた。

 

「携帯を乗り換えると月々の携帯料金が約半分!」

「今なら、乗り換えキャンペーンで月額1000円もおトク、更にデータ通信量も通常のプラン3GBの倍で6GB利用できちゃいます!」

「最新の端末を購入しても購入代金は月々の使用量から割引するので、実質負担はたったの540円!」

「現在お客さまが契約中のauさんは毎月1日締め。なので、今日解約して乗り換えちゃえば、今回の1ヶ月分も浮いちゃいますよ!」

 

なんとも魅惑的な「おトクに節約」情報を浴びせられ、ついついその気になって、ついついその場で即決してしまった。

ケータイを乗り換えて、5万円もするAndroid端末を購入することを。

 

情報収集に行くだけのはずだったのに。

 

購入の手続きをしている間から、ちょっと不安になったが、家に帰ってその決断はあまりにも軽率だったとすぐさま気づいた。

そして、いま猛烈に後悔している。

 

長年愛用していたスマホをiPhoneからAndroidに変えてしまったため、操作方法がわからず、電話を取ることすらままならなく、途方にくれている。

一気に家電に弱いおばあちゃんになった気分だ。

Apple信者なわけではないが、PCはMac Book Air、Apple Watchも使っていたので、当たり前のことながら端末間の連携も悪い。

そして冷静によくよく計算してみると、初年度割引などが適用されているだけで、そこまで大幅におトクなわけでもない。

それに、なんで、節約のために買い替えを決断したのになぜ5万もの端末を買ってしまったんだ?

 

帰ってすぐさま、クーリングオフに関する情報収集や他の会社のプラントの比較を始めてみるが、時遅し。

軽率に買ってしまったケータイの契約が、簡単に無料解除できるほど世間はアホに優しくはない。

また、解約するには、端末購入代金の5万円は高すぎる。

つまり、2年間はこのAndroid携帯を使うしかないのだ。

……がっかりだが、しょうがない。

無計画でアホな自分が少し嫌いになった。

 

そもそも、こんな節約を思いついた発端は、転職しようかと思って会社に辞意を伝えた途端、妊娠が発覚。

辞めてしまったものの、妊婦を正社員として迎えてくれる会社などないので、今現在まともな就職活動もできないのはもちろんのこと、出産してしばらくは働けない。

つまり、収入がしばらく途絶えてしまうからだ。

 

そして、計画性のない私には、もちろん貯金などない。

新卒から15年以上も働いているのに、どこに吸い込まれてしまったのか、まったく貯金がないのだ。

これから子供が生まれてくるに当たり、仕事も、お金もなく、なんとも心細いのだ。

 

周りの友達は貯金だけでなくマイホームもあり、もちろん安定した仕事についている。

そんな彼らの安定感のある幸せをFacebookが私に伝えてくれる。

いまの私からは遠すぎるので、ファンタジーの世界でも見ているようだ。

 

いまの私はマイホームなんて夢のまた夢、貯金もないし仕事もない。

将来不安だけはたっぷりある。

周りのまともな人が大変に羨ましく、私の状況は大変に厳しいのだ。

 

しかし、私はこんなだめな自分が嫌いではない、というかむしろ愛おしくすらある。

アイ・ラブ・ミーだ。

過剰な自己愛で、こんなことを言っているから救いようがないとも言えるが、その行き当たりばったりの力で、思いついたことをまたどんどんやり、うまくいくかは別にして、状況を変えていくのはとても楽しい。

 

私は「禍福はあざなえる縄の如し」という言葉が好きだ。

人生は長く、「いま」は長く続く道の中の単なる一地点にすぎない。

 

失敗しても懲りないというか、へこたれないで、手を変え品を変え何度だってやり続ければ、何かにつながっていくはずだ、いいところにつながるかもしれない。

 

Androidに乗り換えたことや、会社をやめたことは、今の時点では失敗だ。

でも、Androidに乗り換えたことで、不便さを発見していいアプリのアイディアを思いついて、大ヒットしてしまうかもしれない。

 

会社をうっかり辞めてしまい無職で暇だから、これから始める(予定の)小商いで大成功して情熱大陸に上陸できるかもしれない。

そんな未来に期待だ。

私自身は75歳位まで現役で働き続けたいと考えているので、その計算であれえば、働きはじめてまだ15年、残りは35年、つまりは長い現役生活の1/3も消化していないので、仕事人としてはまだまだ若手のひよっこにすぎないのだ。

 

「それが逆に良かったんだよねー、逆に!」と言える日が来る可能性だってある。

 

……と、だいぶ風呂敷を広げてみたが、いまのAndroidが使いにくくて困っている状況は変わらない。

面倒だが、ネット検索をしながら勉強するほかない。

 

計画的な行動や、貯蓄、節約が向いていないので専業主婦は無理だ、子供を産んでさっさと働こう。

 

秋の風に吹かれながら、そんなことをしみじみと思う。

最近、40歳になりました。

子供の頃、こんな大人になるとは思っていなかった、困った40歳です。

 

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2016-11-12 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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