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メディアグランプリ

いっそ、ヒヨコじゃなくて卵かけご飯にでもなっていた方が良かったのかもしれない


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:よめぞう(ライティング・ゼミ)

 

「あぁ、もうやるしかないんだ……」 

なんて漏らしながら、パソコンの電源ボタンを押す。決して嫌なわけではなく、どちらかと言えばむしろこの状況を楽しんでいるといったほうが正解だと思う。そもそもこうなってしまったのは紛れもなく私自身のせいだけど、そうさせた三浦さんが悪いんだ。『天狼院書店』という、彦摩呂だったら

「一粒一粒がそれぞれ主張してくるねんけど、それがとても魅力的やねん。まるで、味の宝石箱やぁーーー!」 

って思わず言いたくなってしまうようななんとも気になる本屋さんを作ってしまったんだから。そうだ、ただ私のせいなんかじゃない。ただ、私はたまたまその中のナンジャコリャ? な香りのする『ライティングゼミ』味をかじっただけなんだもの。 

……ちょうどひと月前、フェイスブックを見ていたら○○さんが「いいね」しましたの記事の中でうっかり『天狼院で働き始めたけど、正直なところもうやめてしまいたい』を見つけてしまった。その衝撃はまるでスーパのお肉コーナーの実演販売に来たみたいな感覚だ。もう、タイトルからナンジャコリャ臭がプンプンしている。試食……食べたら買っちゃうからなぁと渋っていたけど、気になる香りに根負けして負けてついつい試食に手を伸ばしてしまう。 

「うわ……なんこれ。めっちゃうまいやん」 

一口入れるだけで口の中でナンジャコリャスパイスがブワッと広がる。それでいて、後味は胃もたれするようなドロドロした感じではなくてむしろすっきりするくらいだ。そして極め付けなのが、もっと食べたい、もっと食べたい……という欲に駆り立てる中毒性だ。他の記事はどうだろう? どんな活動をしているんだろう? そもそも本当に本屋なんだろうか? 気になる、気になる、気になる……。そうして、私は福岡天狼院の扉を開けてしまったのだった。そして、あの例の記事の中の人に会ってしまう。そう、川代さんだ。 

「フェイスブックの永井さんのあの記事を見て、気になって気になって来ました」 

「あの話に出てくるの私なんですよ……」 

確かに記事にもあった通り、メイド服がとても似合いそうな可愛らしい方だった。だけどそれ以上に年上の方かな? と思うくらいの落ち着いた感じのギャップにもうやられてしまった。私が男なら一目惚れしてると思う。

そして、私はここに来るまでに迷いに迷ったあの言葉を言ってしまった。 

「実はライティングゼミが気になってまして……」 

そのあとは、川代さんから見た目とは裏腹にとてもアツくライティングゼミについて教えてもらっていたけれど、もうゼミの内容云々の前に心の中で

「あー言っちゃったぞ。もーやっちゃうしかないぞ」 

と繰り返していた。その数日のうちには、壊れたパソコンを新調してもらうために旦那を説得し、その勢いのままに「天狼院のライティングゼミ」に申し込みをした。私は、「育児休業中の兼業主婦」という殻をとうとう破ってしまった。「天狼院ライティングゼミのゼミ生」という名前のヒヨコとして、天狼院養鶏所に生まれてしまったのだ。 

生まれてきたのはいいとして、今まで30年近い私の人生の中でまともに「文章を書く」だなんて学生時代の作文とか小論文とか卒業論文くらいのいたって平均的なもの。もう右も左もさっぱりわからない。しかし、それでは自然界ではやっていけない。生き抜くすべがわからない、というのはすなわち死に直結してしまうのだ。ヒヨコとして出てきてしまった以上、なんとかニワトリになって生を全うする他ないのだ。 

正直なところ昨日の講座を受けるまで、とにかく不安とワクワクとドキドキで、どうかしちゃうんじゃないかと思っていた。けれど申し込んだ以上、もうやるしかない。4ヶ月、やり切るしかないのだ。 

幸い、右も左もさっぱりのヒヨコが生き残るすべとして「すりこみ」という技がある。 

「初めて見た、動いて、声を出すもの」 を親だと認識して後をついていく、というものだ。 

とにかく、この4ヶ月しっかり三浦さんやスタッフの方、一緒に受講する方からはぐれないように、しっかりとついていくんだ。少しずつ、だけど確実に体得していくんだ。 

「ここで、てっぺん取って見せるぜ!」 

なぁーんて大きなことは考えないけど、4ヶ月でなんとかニワトリにはなっていたい。できるなら早々に水炊きになるのは嫌なので、可能な限り卵を産んでいたい。そのうちのいくつかが、あわよくば金の卵になってwebに掲載されたら嬉しいし、その数が多ければ多いほどなお嬉しい。今はなんとかついていくために、毎週の課題はもちろん、ふるさとグランプリにも挑戦していこうと思っている。金の卵が産めるように、自分の書いた文章が一つでもwebに掲載してもらえるように、とにかく私は書かなければいけない。書くんだ。書きたい。いや、書かせてください。

そのためにも私は……

「うん、もうやるしかないんだ……!」 

 

 

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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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2016-12-15 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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