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アイドル好きで何が悪い!


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:宮田まりも(ライティング・ゼミ)

 

 

「まりもちゃんアイドル好きなの!? えー! 意外だね」

この言葉を何度聞いたことか。そうです。私は幼い頃から根っからのドルオタ、つまりアイドルオタクです。

私がアイドルを好きなの、そんなにおかしいですか?

 

 

 

「あのさあ」

久し振りに帰省をして、母の手料理を台所で椅子に座りながら待つ。流し台を向いて夕食の準備をしている母に問いかけた。

「何?」

「私がアイドル好きって言うと驚かれるの、何でだと思う?」

手を止めた母がうーんとうねりながら振り返ってこう言った。

「見た目じゃない?」

……そこか。そこなのか。人は見た目が8割とか9割とか高い割合を占めているのは知っていた。けれどまさか、私が見た目でアイドル好きじゃなさそうだと判断されていたとは思わなかった。

鏡に映った自分を見る。長くても肩に届くか届かないかという短めのヘアスタイルにモノトーンや寒色系の多い服。アイドルを好きそうな、所謂“女の子らしい女の子”とは程遠い見た目をしている。そりゃ、アイドル好きには見えないなと思った。だけど、私はずっとアイドルという存在が好きなのだ。

 

 

アイドルを好きになったきっかけは、小学校低学年の頃に大人気だったモーニング娘。だ。当時はブロマイドがランダムに何枚か入っているパックが販売されていて、事あるごとにそれをせがんだ。学校ではそれを友達と交換したり、当時人気だったラメ入りのペンでデコレーションしたりしていた。日曜日にはハロー!プロジェクトの番組もやっていた。音楽番組にはモーニング娘。だけでなく派生グループも出演していて、いわば彼女達が『時代を代表するアイドル』だった。

私は、テレビに映る彼女達を見るのが好きだった。直接会いたいと思ったことも、当時は無かったと思う。歌って踊る彼女達が、当時小学生の私にキラキラした素敵な魔法をかけてくれているように感じた。

しかし成長するにつれて、好きなメンバーの卒業や番組のマンネリ化等が重なり少し興味が薄れていった。そこでそのままフェードアウトして、アイドル好きを辞められれば良かったのだが人生そううまくは行かない。

次にハマってしまったのはそう、今でも世代を問わずファンの多い天下のジャニーズ事務所だった。

 

学校へ行こうという番組が放送されていたのと、弟がウルトラマンを見ていたのもあって小学校低学年の頃からV6の曲は聞いていた。テレビをつければ嵐の松潤が、じっちゃんの名にかけて事件を解決していた頃だ。

ハロプロからフェードアウトし始めた小学校高学年で、偶然見かけたあの有名なMyojoの表紙に載っていた8人のジャニーズJr.に驚くほどのスピードで転げ落ちていった。

その頃は、ジャニーズ事務所のグループやメンバーを調べる事が楽しくて仕方なかった。既にデビューしていたグループだけではなく、周りが全然知らない、メジャーデビューをしていないジャニーズJr.を友達に紹介するのが大好きだった。

「この人知ってる? ○○くんっていうんだけどね……」

こうやって、自分以外が知らないことを周りに教えることを楽しんでいた。自分達の番組はあるけど30分枠で、歌番組は先輩のバックダンサーとしてしか出演出来ないデビュー前の彼らが雑誌の上で笑顔を振りまいている。ハロプロファンだった頃にテレビで彼女達を見るたびにかけて貰っていたキラキラの魔法を、今度は彼らがかけてくれた。

 

 

その後は年齢を重ねることで少しずつ、アイドル好きな私も落ち着いていった。出ている番組を全部見たり、雑誌を買い揃えたりしなくなった。周りにアイドル好きを公言することも減った。それは、きっとどこかでアイドルが好きな事を恥ずかしいと思い始めたからだ。「まだジャニーズとかハロプロとか好きなの?」と笑われたくなかった。

高校生くらいから、カッコイイ女性に見られたいという欲が生まれた。カッコイイ女性にアイドルは似つかわしくない。だから、アイドル好きな私は隠さなければと思いながら過ごしていた。こんな私は、知られてはいけない。そう思っていた。

キラキラの魔法は、いつしか私にはかからなくなっていた。

 

 

大学生になり20歳を目前に控えたある日。それまで隠していたアイドル好きの私が急に呼び起こされた。きっかけはYoutubeで見つけたあるアイドルのMVだった。

何これ。アイドルの曲なのに、全然プラス思考じゃない。いじめられていた? ひきこもりだった? そんなこと、アイドルが言っていいの? 曲のAメロを聞きながら、そんなことを思った。私の知っているアイドルは、こんなネガティブじゃない。もっとキラキラしてて、見る人聞く人を元気にするのがアイドルじゃないの? そう思いながらも目が離せなかった。

すると聞こえてきた、何を言われても前を見続けるという意志が表れたフレーズに、心を鷲掴みにされた。同時に涙が溢れた。

ずっと、アイドルはキラキラしていてオーディエンスに夢を与えなければいけない存在だと思っていた。そんな架空の存在のようなアイドルを好きな事は恥ずかしいことだと思っていた。でも、そうじゃない。そうじゃないんだ。

パフォーマンスで人を笑顔にするキラキラの魔法をかけるだけがアイドルじゃない。マイナスをプラスに変える強さを持ってる彼女達も、最高に素敵なアイドルだ。でんぱ組.incは私に、自分と正直に向き合う勇気を持つ為のキラキラの魔法をかけてくれた。

 

 

ずっと、アイドル好きな自分はマイナスだと思っていた。だけど、好きなものを隠すことは自分に嘘をつくことだった。見た目と逆だとか、似合わないとか、他人からどう見えるかを気にして生きていくことに生きがいなんて感じられるのだろうか。そんな人生、全然楽しくないじゃないか!

有名だろうとそうでなかろうと、アイドルの見せるパフォーマンスは私にとっては魔法なのだ。彼女達も、彼らも、きっと魔法使いなんだ。いくつになっても、私はアイドルの魔法にかかり続けたい。

 

「アイドルの話してる時のまりも、ホント生き生きしてるよね」

最近よくこう言われる。ここ数年、私はアイドル好きであることを隠していない。高校時代の友人に公言したら、「ジャニーズ好きなの!?  今度その話しよう!」と言って貰えた。正直、またあの「意外だね」という言葉をかけられると思っていたから予想外の返事に驚いた。けれど、凄く嬉しかった。アイドル好きを隠していた時と今なら、素直に好きという気持ちを公言出来ている今の方が断然楽しい。

 

 

これからも、アイドル好きな私とは長く付き合っていくだろう。意外だと言われようと、テレビの向こうやステージ、雑誌の上から私にキラキラの魔法をかけてくれるアイドルを好きだと、胸を張って言い続けるのだ。

*** この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。

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2016-12-30 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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