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僕とコーヒーの微妙な関係


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:あきら(ライティング・ゼミ)

「飲み物は何にしますか?」
「ホットコーヒーでお願いします」
朝食を食べない僕は毎朝カフェに行き、一杯のホットコーヒーから一日が始動する。
考えてみると僕はいつもコーヒーを飲んでいる。
カフェに入っても、打ち合わせの時でも、職場で仕事をしている時も迷わずコーヒーに手を伸ばしている。コーヒーは数十年に渡って、僕の生活の中にごく当たり前のように存在していた。

僕はコーヒー好きだと思っている。
グアテマラ、キリマンジャロ、ブルーマウンテンなど色んな種類があるけれども、コーヒーなら何でもよい。というか言われないと銘柄で味の差は分からない。カフェはどこでも良いし、ホットでもアイスでも、ドリップでもインスタントでも何でも気にせず飲む。

ふと、思った。
コーヒーへのこだわりは全然持っていないな。好きならばある程度こだわりを持っていないだろうか? ひょっとして本当に僕はコーヒーが好きなのだろうか?

失ったときにそのありがたみを感じる、と世間ではよく言われている。
僕も、体調を崩したり病気になったりして、健康のありがたみを感じるのは日常茶飯事の年齢になっている。
コーヒーも失ってみると有難さを感じるだろうか?

僕は自分を試すために、ある実験をやってみることにした。
会社に無料で煎茶とウーロン茶が好きな時に飲めるマシーンがある。無料のお茶を飲むために通販で保温ボトルを買い、試しにコーヒーを全く飲まない生活を一週間ほど続けてみることにした。
どうせ、途中でコーヒーの禁断症状が出てギブアップするだろう、そう思っていた。

しかし、結果は僕の予想と反するものであった。
一日、二日が過ぎた。まだ禁断症状が出てこない。僕のコーヒー中毒は意外と軽度なのか? そう思った。
三日、四日が過ぎ、とうとう1週間があっという間に過ぎてしまった。
ちょっと物足りなさは感じるものの、意外と暮らせるではないか。
コーヒー中毒でもなく、コーヒーなしでも僕は生きていけるではないか。
数十年毎日何杯も飲み続けてきたコーヒー、僕にとって必要不可欠だと思っていたコーヒー、大好きだと思っていたコーヒー。しかし、それが無くても生きていけることが分かってしまった。

「あなたにとって私は何だったの? 本当に私のこと好きだったの?」
男女間で別れ際によくある会話が思い出された。僕もその経験者ではある。
僕にとってコーヒーは何だったのだろう?
僕はかなり寂しくなった。

本当に、コーヒーは僕にとって何だったのだろうか?
僕は真剣に悩み始めた。僕はコーヒーの存在について真剣に向き合い、心のモヤモヤ感を払拭しようとした。
飲み物を頼むときによくありがちな光景を思い出した。

飲みに行ったときに「最初はビールね」というように、とりあえず便利屋のようにビールを注文する。同じようにコーヒーも取り敢えず選んでいないだろうか?
最初はビールだったとしても、途中からビールを飲むのをやめて日本酒や焼酎、時にはワインへと品を変えていく。ところが、コーヒーの場合は、一杯目も二杯目も、その次もコーヒーを飲む場合がほとんどである。
僕は浮気心があるわけでは無いことが分かり、ちょっと胸をなでおろした。

おっと、最も根本的なことを忘れていた。これが覆ると元も子もない。
コーヒーは毎日飲んでるけど、味が嫌いってことはないだろうね?
念のため僕はそれを確かめるために、カフェに行ってゆっくりとコーヒーを飲むことにした。
コーヒーを味わってみると、旨いと思う。カフェを変えてみても、コーヒーの種類を変えてみても
どれもうまい。コーヒーが嫌いではなかった。
コーヒーの味は嫌いではないことが証明され、僕はちょっと元気が出てきた。

じゃあ必ずしも必要と感じていないコーヒーを、なぜ常に飲んでいるのだろうか?
ここからが本題である。

僕はコーヒーをどんな時に飲んでいるのだろうか? 洗い出してみた。
何か飲みたいとき、読書をするとき、仕事をするとき、映画を見るとき、人と話すとき、まだまだある。
こんなたくさん。挙げるときりがない。

分かった!

コーヒーは日常生活で僕がやることにぴったりマッチするものである。
コーヒーを合間に飲むと、リラックスできる、頭の回転も良くなる、やっている事がはかどる。

コーヒーを飲まなくともやることはできる。しかし、これでは観客のいないサッカーの試合と同じである。
試合はできる、でもやる気に欠け、楽しさに欠けたりする。
つまり、コーヒーは僕がやっている事をより楽しくすることが出来るサポーターであった。僕のやっていることをいつも応援してくれる心強いサポーターであった。

こんなにコーヒーのことについて考えたことはなかった。コーヒーは僕にとって存在を感じさせない空気のような感覚だったかもしれない。こう思うと、コーヒーがとてもありがたい存在に思え、いとおしく感じた。

これからはコーヒーに感謝し、もっと味わって飲もうと思った。
銘柄もあまり知らなかったが、もっとコーヒーのことを知りたいと思った。

そういえば、天狼院のコーヒーも美味しかったな。
天狼院でゆっくりとコーヒーを味わいながら、読書でもしようかな。
「飲み物は何にしますか?」
「ホットコーヒーでお願いします」

***

この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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2017-01-21 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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