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メディアグランプリ

正しいトレーニングの効能


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:石川 皓基(ライティングゼミ平日コース)

 
 
天狼院ライティングゼミ。
このゼミでは、2週間に1度の講義を受けながら、毎週記事を投稿すべく文章を書かなくてはならない。
まだ始まったばかりだが、講義の内容は濃密で、けれども分かりやすいため、聞いているとなんだか簡単に書けそうな気がしてくるのだが、最後にやるワークショップではすんなりアイディアが出てこないし、いざ自宅でパソコンに向かって書き始めてみてもなかなか進まず目標の2000字前後まで届かなかったりする。
それでも講師である三浦さんは、できれば毎日書いてくださいと言う。
書くほどに上達するから、と。
 
もともと好きだったものや思ったこと、考えたことをきちんと人に伝わる文章にしたいと思って受講を決めたので、書きたいと思っていたネタは少なからずある。
毎日パソコンには向かうものの、なかなかそれらが文章として形になってくれない。まだゼミで教わったことを体得できていないのだろう。
それでも、このライティングゼミによって何かが変化しているのを感じる。
 
これと近い感覚に触れたことがある。
トレーニングジムに通い始めた頃だ。
最近では筋トレが少しずつブームになってきているためか、ジムへ通う人も多くなってきたように思う。自分の周りにも少なからずそういう人が増えてきて、勧められるがまま通うようになった。
僕はもともと学生の頃は運動部だったこともあり、トレーニング自体は嫌いじゃないのだが、ジムと聞くとどうもタンクトップ姿のゴリゴリのお兄さんたちがいっぱいいる怖い空間というイメージがある。それに、僕がしたいトレーニングは、お兄さんたちのようにゴリゴリにしたいのではなく、無駄肉を絞って引き締めて、体の調子を良くするためのトレーニングだったので、わざわざジムで重たいもの上げたりしなくてもいいじゃないか、とも思っていた。家でできるような筋トレを地道に続けていればそれで足りるだろうと思っていたのだ。
 
それでも、友人から「ゴリゴリじゃない人もいっぱいいるし、やっぱり行くと違うよ」とゴリ推しされたので、とりあえず行くだけ行ってみるか、ということでためしに行ってみたところ、「やっぱり行くと違」ったのである。ハマってしまった。
 
僕が通い始めたのは区のスポーツセンターの中にあるトレーニングルームで、こぢんまりとしたところではあるのだが、一通りのトレーニングマシンは揃っていた。
ジムの良いところは、何よりも、自宅では扱えない重量を使って、正しいトレーニングを行うことができる点にある。ここでの「正しい」とは、身体の動作として適切であるということ、すなわち、関節等に無理な負荷がかからず、働くべき筋肉の力で動作を行なえる、ということだ。街で目にする大手のジムであれば、インストラクターからダンベルやバーベルの正しい上げ方を学ぶことができるし、インストラクターが直接指導するようなところでなくとも、マシンを使えば適切な動作でトレーニングできる。
 
この「正しい」動きであることがとても重要だ。自宅で、たとえば腕立て伏せ等をやろうと思っても、なかなか自分では動きをチェックしづらいし、家族や友人に見てもらったとしても適切な動作であるかどうか、判断は難しい。もし不適切な動作を繰り返してしまえば、トレーニングの効果は不十分になるし、場合によっては関節等を痛めることにもつながってしまう。
適切な動作で行うことができれば、ジムでよほど無理な重量を扱わない限りは怪我につながることは少ないし、何より効率よくトレーニングの成果を出せるので、効果があるということが分かりやすく感じられる。
さらに、適切な動作の下で負荷をかける、ということを繰り返していくうちに、トレーニングの質だけでなく、日常的な何気ない動作に対する感じ方も変わってくる。適切な動作で負荷をかけていると、「この動作ならここに負荷がかかるはず」ということが感覚的にわかってくる。
この感覚を得られると、たとえば日常生活で、物を運ぶような何気ない動きでも、どこに負荷がかかっているかを感じることで、それが適切な動きであるかどうかがわかる。これがわかると、おかしい持ち方をしてどこか痛めたりしてしまうようなこともなくなる。無理な姿勢をとらなくて済むので姿勢が歪んだりすることも減るはずだ。
その上、適切な動作を知ることは、日々自宅で行うようなトレーニングの質も向上させる。腕立て伏せ一つとっても、どこに効いているかがセルフチェックできるので、自分で怪我を防止しつつ充分なトレーニングを行うことができるようになるし、「こうしたらもっと効くんじゃないか」ということも考えられるようになる。
つまり、自分の中の感覚が変化することで、新たな視点を得ることができるようになるのだ。
 
ライティングゼミもこれと同様である。
文章が面白く読まれるものになるための「正しい」トレーニングを受けることで、これまで「こんなこと書きたい」と思っていたことも「こうしたら読んでもらえるかも」という視点で見えるようになってきたし、日々の生活の中で触れるもの、例えばカフェの隣の席のカップルの会話ですら、「こんなこと書いたら面白いかも」というネタ元になる可能性をもつようになってきている。
 
もちろん、まだ全てを受け終えていない僕は、ライティングゼミが完全に「正しい」トレーニングと言い切るべきではないのかもしれない。しかし少なくとも、現時点では、良い方向への感覚の変化と、新たな視点をもたらしてくれていることを実感できる。
 
あとは毎日のトレーニングである。
ジムに行くだけで満足してはいけない。良い感覚のもとで毎日欠かさず、自宅でもできるトレーニングをすることが、より身体能力を高めることにつながるように、ゼミで得た良い感覚のもとでとにかく書きまくることが、文章の作成能力を高めるはずだ。
 
「人生を変える」ライティングゼミ。
本当に人生が変わるのかはわからないが、少なくとも、書くこと自体が楽しい方へと変化しつつあるように思う。
この感覚のもと、とにかくまずはたくさん書いてみよう。
 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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2017-06-28 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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