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メディアグランプリ

「本の再定義」が衰退産業を救うヒントとなるだろう。


記事:石崎洋平(マーケティング・ライティング特講)

 
 
「治療院業界って業態として成熟期か衰退期に入っていると思うのだけどどう思う?」
「そう考えても導入期や成長期ではないよね」
 
昨年の1月から治療院を開業した元同僚の小林くんと、治療院を開業してから8年目となる私の、ふとした会話。
私が天狼院書店から出版された雑誌「READING LIFE 2017年夏号」を読んだことがきっかけとなった会話だった。
 
天狼院書店では雑誌の題名にもなっているがREADING LIFEを提唱し、数々のゼミや部活など「体験」を提供する場にもなっていて世の中的には一風変わった書店で私はこの書店のライティング・ゼミ(文章を書く講座)を受講しだして1年になる。
この天狼院書店店主の三浦崇典さんの講義を受けた事がある方は、一度は聞いたことがあると思うが「本屋は衰退産業である」という言葉。
実際、雑誌「READING LIFE 2017年夏号」にも「本屋は衰退産業」という言葉が記載されているし、私自身も大学、専門学校時代の(1995年〜2003年)に東京多摩地区の大型書店? で約7年アルバイトとして働かせて頂いていた時に既に書店内の社員さんから口々に「もう書店は潰れていく」という話を聞いていたとのと実際、私のアルバイト先ではないが大型書店が潰れているという話をニュースでも耳にするようになった。
 
日々「衰退産業」という言葉を見聞きしていたこともあってか、自分の仕事は業態としての位置付けはどこになるのだろう? そんなことを疑問に思ったことがきっかけだった。
 
治療院と類するものは街中を歩いていても、接骨院、整骨院、鍼灸、マッサージ、整体、クイックマッサージなどの店を入れるとその数は12万件にも及ぶ、都内を歩いていたり電車から車窓を見ていると看板を見ない日はない。
日本全国のコンビニの数が5.5万件というのだからその数の多さがうかがえ、また価格競争も起きていて一部地域では60分1,980円などという店もある。
当然、潰れるテナントも出てきているので、これはもう成熟期というよりも衰退期と言っても良いのではないだろうか?
そんな仕事を私は生業としている。
 
その中で、どうやって生き抜いていくか?
業種は違えど、もう20年前から成熟期から衰退期に入った書店業界において日々拡大していく天狼院書店、この数年で3店舗さらには今現在数店の出店予定があるらしい。
その勢いは私が関わりだした、この1年でも目覚しく変化し、進化しているように思う。
そこには、三浦崇典さんのどん底から這い上がってきた力が今実を結び結晶化して現れているのではないだろうか?
 
「READING LIFE 2017年夏号」特集1の『「本」の再定義』を読んだ時にわかる。
 
『書籍は「本」の劣化版である』では「本」とはそもそもどういうものなのかを語っているが、この切り口は今まで生活してきた中で私は考えもしなかった。
本に埋もれて生活したいと学生時代に思って本屋でバイトをしていたのにである。
そして、この考え方を自らの中にインストールすることにより私自身がこれから先、色々な勉強会やセミナーヘ参加し本を読み学習していく時に大きく影響を及ぼすだろう。
またアウトプットする時にも、同じように影響を及ぼすこととなるので私の中では「私自身の衰退産業からの脱出」となる記事になっている。
 
『書店人に告ぐ4.0遊牧民編』では衰退産業である書店へ、未来への可能性を語っている。
それは、一人勝ちするとかではなく書店全体の可能性についてこれからどうしていくのかの提案で私自身に置き換えれば、これから先後輩の指導や仲間からの相談を受けた時同じ衰退産業の先輩の意見として治療院業界の一つの方向性の指針となるのではないだろうか?
 
ここまでの前半19ページだけでも私にとっては90分講義二つ分以上に相当する。
それが実に175ページの雑誌となるのだからその情報量たるや大変なものである。
 
もちろん、全てがこのような文章ではない。
写真のみのページなども存在するが、1ページ、1ページ丹念に作られているこの雑誌は私にとってはビジネス書。
また患者さんの治療体験記。
そしてグラビア写真集? となる。
 
記事を書かれている「ライティング・ゼミ」での諸先輩方や、天狼院書店スタッフの文章はプロ顔負けというのは失礼で、これは総編集長の三浦崇典さんが認め、編集を行った一冊の「本」である。
ここでの「本」というものの定義は「READING LIFE 2017年夏号」をお読みいただきたいと思う。
 
私にとっては、最高のビジネス書となった。
あなたにとっては、どのような「本」となるだろうか?
 
お会いした時に一冊の本を肴に語り合えればと思う。
 
 

【雑誌『READING LIFE』予約する際の注意と通信販売について】
いつもありがとうございます。雑誌『READING LIFE』副編集長の川代でございます。
『READING LIFE』は3,000部作りますが、発売日にお渡しできる分の数に限りがございます。確実に手に入れたい方はご予約をおすすめ致します。初回限定特典として、ご予約先着順にて、雑誌『READING LIFE創刊号』(2160円相当)を差し上げます。この創刊号のお渡しは、なくなり次第終了となります。ご了承ください。
また、万が一予約が殺到した場合、予約順でのお渡しとなりますのでご了承くださいませ。

店頭、お電話、メール、下の問い合わせフォーム、Facebookメッセージなど、あらゆる方法で予約受付致します。

 雑誌『READING LIFE2017夏号』2,000円+税
6月17日(土)19時から東京天狼院、福岡天狼院、京都天狼院各店にて発売開始・予約順のお渡し

今回は通信販売も同時に受付開始します。通販での受付も予約受付順の発送となります。PayPalでの決済完了時間が予約受付時間となります。
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通信販売分は、発売日より、予約順に順次発送致します。

《一般・店舗受け取り》*雑誌『READING LIFE創刊号』つき
雑誌『READING LIFE2017夏号』2,000円+税





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雑誌『READING LIFE2017夏号』2,000円+税
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