メディアグランプリ

自分への癒しや自分へのご褒美は危険ドラッグ


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「今月がんばったから自分へのご褒美に何かおいしいものでも食べに行こう」
「半年がんばった自分への癒しに温泉にでも行こう」
なんてことを社会人なりたての頃によくやっていたものだ。
ストレス社会だなんて言われているので、毎日のストレスに耐えてたまに自分へのご褒美にお金を使ったことは誰にでも経験があるのではないだろうか。
僕もその一人で、新入社員で大したお金もないのに、日頃溜まりに溜まったストレスを解消しようと自分への癒しにお金を使いこんでいた。
今となっては何にお金を使っていたのかはよく覚えてないのだが、貯金などほとんどでせずにちょっとお金が貯まればストレス解消で自分への癒しをしていたように思う。
よくわからないものに使っていたお金を貯金していればそれなりにお金が貯まっていたように思うが、今となってはもうどうしようもないことだ。
 
新入社員のころは雑誌やテレビを見ていると、「自分への癒し」だとか「自分へのご褒美」とかの情報が溢れかえっていたので自分を癒すことに何の疑問も持たなかった。
メディアに踊らされて自分を癒すことはみんなやっていることで、自分も同じように自分を癒しまくることが当たり前のように思っていた。
周りのOLたちも昼休みに雑誌を広げては、自分へのご褒美探しに余念がない。
1泊2日の温泉旅行だとかブランド品だとかエステだとかストレス解消の手段を見つけては騒いでいたものだ。
 
しかし、こうした「自分への癒し」や「自分へのご褒美」は危険ドラッグのようなものだと思う。
確かに、自分への癒しをしたその瞬間は快楽を得て日常のストレスから解放されるかもしれない。
たまの休日に嫌な日常を忘れさせてもくれるだろう。
けれども、それはつかの間の快楽であってまた元の生活に戻ってしまうとまた同じようにストレスが蓄積されていいってしまう。
また蓄積されたストレスを癒すために、新たな「自分へのご褒美」や「自分への癒し」を探し始める。
一度経験してしまった「自分へのご褒美」や「自分へ癒し」は二度同じ経験をしても最初の経験よりストレス解消の効果が薄れてしまっているので、また新たな快楽を求めてしまう。
こうして、「自分へのご褒美」や「自分への癒し」への欲求はどんどん肥大化していき、浪費してしまうお金もどんどん増えていくのである。
危険ドラッグもまさしく回数を重ねるごとに、快楽物質が分泌される量は減っていき、回数を重ねるごとにその量を増やしていかなければならないという負のスパイラルにはまってしまうのではないだろうか。
危険ドラッグは使ったことないのでわからないけども、だいたいそんなところではないかと思う。
 
こうした、ダメダメの新入社員だった僕は危険ドラッグなみの負のスパイラルに陥ってしまっていたのだが、あるときに何度「自分への癒し」や「自分へのご褒美」を繰り返しても根本的なストレスの原因を取り除かなければいつまでたっても本当の癒しは訪れないのではないかと思うようになる。
 
ダメダメの新入社員だった僕は、たまの休日に自分を癒すことを楽しみに毎日の仕事のストレスにひたすら耐えているシャブ中のような状態だった。
一週間のうち楽しいと思えるのは2日だけで、残りの5日はただひたすらストレスが過ぎ去るのを待っているだけだったのだ。
たまに自分を癒している間も、毎日のストレスの原因が取り除かれていないので、頭の片隅にストレスの原因が顔をのぞかせていた。
結局のところ何度「自分への癒し」や「自分へのご褒美」を繰り返してみたところで、完全な自分への癒しが訪れることはなかったのだ。
 
「自分への癒し」や「自分へのご褒美」を考える前に、ストレスの根本の原因をなくさなければ負のスパイラルから抜け出すことができない。
一週間のうちで5日もストレスが発生する状態になっているなら、自分を癒す前にその状態からまず脱却しなければならなかったのだ。
 
そもそも自分への癒しを楽しみにストレスが通り過ぎるのを待っているような奴に、良い仕事などできるわけがない。
中途半端に仕事をしているから上司に怒られたり、取引先やお客さまに怒られたりして、ストレスをためてしまっていたのだ。
そんな状態でいくら「自分への癒し」や「自分へのご褒美」に時間とお金を使ったところで癒されるはずなどないのだ。
 
とにかく気持ちを入れ替えて、毎日の仕事に全力をだし根本的なストレスの原因が発生しないことに全力を傾けるようにした。
自分を癒すことなど考えることをやめ、目の前の仕事に全力を傾けることに集中することにした。
すると、周りの目も変わり仕事の成果も出るようになりこれまでストレスに感じていたことからほとんど解放されることになった。
もちろんストレスフリーなどと呼ばれる状態では全然ないけれども、わざわざ「自分への癒し」や「自分へのご褒美」を探す必要はなくなったように思う。
 
毎日ストレスで自分への癒しを求めていたが、結局のところストレスの根本的な原因は全て自分にあったのだ。
自分が変われば「自分への癒し」や「自分へのご褒美」など必要なく、余計なお金と時間を使わなくてすむようになるのではないかと思う。
 
 
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2017-07-12 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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