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女子大生が好奇心に素直にストリップ劇場に行った話


 
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記事:maroka(ライティング・ゼミ平日コース)

 
 
タイトルの通り。
 
場所は北九州市小倉。
ここには、九州で唯一のストリップ劇場がある。
小倉駅から5分ほど歩いたとても便利のいい場所で、
何なら駅を南口から出てすぐ西に目をやると、「ストリップ」と書かれたレトロ調でポップなハートの看板が、ビルの隙間から覗く。
覗く、と言うか、一度そこにあることを知ってしまうと、結構主張しているようにすら見えてしまう。
大学入学に合わせて広島の田舎からこちらに出てきた私は、その光景に驚いたものだ。
これが北九州か、これが小倉か……! と。
当時はまさか、後々自分が足を運ぶことになるとは知る由もなかったのだが。
 
実際住んでみて4年目になる今、北九州市はいいところだと心から感じている。
必要なものは大体駅の周りにキュッと揃っていて住みやすいし、地元の知り合いから心配されがちな治安も気にすることなく過ごせているし、文化的にも盛り上がっている街だし、人も温かいし。
ただし今回は、ストリップ劇場の話をさせて頂こうと思う。
結論から言うと、興味があるなら是非、女性にもお勧めしたい。
 
きっかけは友人に誘われたこと。
……というのは嘘で、「あそこ行ったけど、意外と面白かったよ~」という同性の友人に、私も行きたい連れて行ってくれと、私から、せがんだのだ。
そういう世界に対する純粋な好奇心とでも言えばいいだろうか。
女性だから、行くことにやましい気持ちはない、という思いもあった。
とにかく、一度行ってみたかったのだ。一人では怖いけど、経験者となら行ける。
ちなみにこの友人は、一回目は、「ストリップファン」の友人(これまた女性)に連れていかれたらしい。
 
決行は友人とバイトのシフトが被った平日のバイト終わり。夕方の6時頃。
劇場自体は昼間から空いていて、どの時間帯からでも入場可能である。
その日の踊り子さんは5人。一人当たり30分ほどショーがあるので、1セットが2~3時間。それが4セット繰り返される。同じ踊り子さんでも、一日の中で違う演目をやったりするので、一日中いても楽しめるとのこと。
入場料は男性6000円、女性は3000円だった。
女性料金が設定されているぐらいだから、一定の客数は見込まれているだろうが、それでも女性客はやはり珍しいものらしい。
もぎりのおばちゃんから「楽しんでおいでね」と、コンフォートを一箱ずつ貰って、階段を上がった。
 
突き当たった扉には、中では携帯を一切開いてはいけないとの注意書きが張られている。
いったん立ち止まり、準備はいいかと確認するように友人がこちらを振り返った。
入ろうと促す。ゆっくりと、扉を開ける……!
 
暗がりの中でステージが照らされていた。中央では女性が躍っている。
胸元にかいている汗が玉になって見えるほど、激しめのダンスだ。
冷房が肌寒いと感じたが、踊り子さんにはこれでも暑いのかもしれない。
聞いたことのある、ノリのいい曲がかかる場内。それに合わせて観客が手拍子をしている。
段々と羽織りものを脱ぎ、バランス技を決めたりすると、手拍子は拍手に変わった。
なんだ、この空間は。
空気にのまれそうになったが、劇場経験者である友人の手ほどきを受けながら、その空間のルールに慣れるよう努めた。一番前の席に座ると、ステージはとても近かった。
平日と言うこともあり、観客は私たちのほかに10人ほどだっただろうか。
全員男性だったが、私たちが入ってきたことに対して特に反応は見られなかった。「女子供が来るんじゃねえ」という視線が来るのでは、という不安も、要らぬ心配だったようだ。
 
踊り子さんのショーのコンセプトはそれぞれだった。
始めのようなノリのいいものもあれば、妖艶なものも。
しかし、ショーが終わった後の写真撮影タイムになると、みなさん笑顔で明るくて、むしろ健康的な場とすら感じされられたのは意外だった。
 
実際にステージを見るまで認識不足だったと反省したのは、これは計算されたパフォーマンスであるということだ。
特に女性目線だと、女体そのものに物珍しさはない。
男性だって、ずっとそのような空間にいれば見慣れてしまうものだろう。
だからこそ、目線や足先・指先まで、研究されているように感じた。
遠くに投げた目線は色っぽかったし、ちょっとつま先で立ちながら移動するしぐさも凛として美しかった。
ついつい、同性だからこそ、盗めるところはないかという視点で見てしまった。
とはいえ、なかなか応用するような機会もないのだけれど。
ただ、目の前の光景を見ながら、「女の人の体って綺麗だな」と思った感覚が忘れられない。
 
さらに自信になったのは、おっぱいが大きい人ばかりではなかったということだ。
何を隠そう、私の胸は小さい。
時には同情もされるようなサイズなので、色気とか、そういうものは諦めてきた。
しかし、どうだろうか。
今回見た限りでは、(私よりは大きいけれど)むしろ小さめおっぱいが多かったように思う。
それでもあれだけの色気が出せるのだ。
色気はおっぱいに限らないという事実は、私にとって一筋の光明。
その気になって勉強すれば、色気は作れるらしい。
なんだか、踊り子さんを通じて自分の体に自信が持てた、そんな日になった。
 
結局1セット満喫して、劇場を後にした。
すごくディープで非日常だった。
外に出ると徐々に街の音が耳に入ってきて、劇場という空間から断絶されたような気持ちに襲われた。
 
とここで、書きながらふと思い出した。
この一連の感覚は、天狼院書店の裏フォト部で感じたものと似ていたのではなかったか。
ディープで非日常。
そうだ、私はあの場でも、女性の体って美しいと、思ったのだった。
自分の胸は小さいけれど、それはそれで、と思えたのだった。
あの場では、ほかの参加者からフィードバックを貰いながら試行錯誤していたが、
ストリップ劇場で見たプロのパフォーマンスは、まさにそこで応用できるのかもしれない。
 
天狼院書店の裏フォト部に参加される方、検討している方、
そうでない方も勉強になるかも、ひいては日常で応用できるかも! ということで、
女性にもお勧めします、ストリップ劇場。
 
ただし。
私も入場の時に親切に教えられたのですが、
女性のみなさん、トイレは入場前に外で済ましたほうが吉ですよ。
 
 
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2017-08-02 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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