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メディアグランプリ

「英語を学ぶ」から「英語から学ぶ」へ


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【8月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:中川正心(ライティング・ゼミ日曜コース)

 
 
英語を学ぶ。習得する。
 
私を含め、多くの人が
英語を学び、習得し、使えるようになって
いろいろな面で活用したい。
 
そう願っているのではないでしょうか?
 
そして、多くの人が
 
地道にこんなに努力しているのに
なかなか上達しない。思うように
英語力がついていかない。
 
そんなジレンマを感じているのではないでしょうか?
 
そんなあなたに今日はひとつ提案です。
 
「英語を学ぶ」から「英語から学ぶ」へ。
 
「を」が「から」になっただけですが
これはとても大きな違いです。
 
その違いと、そこから得られるものについて
私の経験からお伝えさせていただければと思います。
 
私は趣味で英語を学んでいますが
去年の暮れくらいまでは
英会話を目的としていました。
 
いわゆる「スペック」面では
 
・高卒
・中高の英語の成績は2〜3(5段階評価)
・TOEICは500点未満
 
です。
 
一度行ったニューヨークでの
体験がとても素晴らしく
(とくにMoMA = ニューヨーク近代美術館)
 
また行ってみたいと思いましたし
そのときにはもっと英語による
コミュニケーションをとって
より楽しみたいと願ったからです。
 
拙いながらも自分が話す英語が
相手に通じ、そこに思いや感情の
やりとりが生まれる。
 
それをほんの少しでしたが
味わったことが、私に
 
「もっと英語を話したい、理解したい」
 
という欲を芽生えさせました。
 
それからコツコツと参考書や
英語関係のメルマガ、暗記のためのアプリ
なんかを使って独学で学び続けて
いますが
 
会話目的だと単語や表現の
インプット量が少ないということを
常々感じていました。
 
そう感じていたころ
洋書を読むことで
英会話の能力もあげていくという
広告(とあるスクールの)を見つけたんですね。
 
私の感覚だと、話すのと読むのでは
使う回路が全然違う感覚があり
 
なんで読めるようになると
(読む修練を積むと)
会話力もアップするのだろう?
 
と疑問に思いました。
 
同時に興味をもち、そのスクールの
学長さんのブログをいくつか
読んでみると
 
洋書に慣れ親しむことで
インプットの量が圧倒的に
(会話目的よりも)増えるので
 
結果として、会話においても
話題が豊かになり、会話自体の
能力もあがっていく。
 
英語で書かれた原書に触れることで
作者の「伝えたい」思いや
エナジーが伝わってきて、それが
理解や読むモチベーションにも影響する等。
 
なるほどー!
 
と思いつつ、さらに私に
刺さったのは、その学長さんが
提案している
 
これからの英語学習は、英語を
学ぶのではなく、英語から学ぶ
 
という点でした。
 
ただ「英語を学ぶ」だと無目的にも
なりがちですが、「英語から学ぶ」
の場合にはより意識的、能動的に
英語に触れていく姿勢が生まれます。
 
そして、ただ英語を読む、学ぶだけでなく、
英語で書かれた有益なコンテンツにも触れることができ、
英語学習にさらに幅と深みのようなものが生まれる。
 
とくに自己啓発やマーケティング、
心理学等、実用的な内容の洋書は
いいものが(日本に比べて)多いそうです。
 
ですが、翻訳が
追いついてなかったり
 
翻訳されていても訳者の主観が
強かったり、原書の
大切なエッセンスが抜け落ちている
ものばかりだと知り
 
そこから「会話」じゃなく「読む」ことを
重視することに決めました。
 
これまでに読んだものは以下の三冊です。
 
THE POWER OF LESS
THE 100 YEAR LIFE
EVERYBODY WRITES
 
どれも大変に評価が高く
実際に読んでみて(私の拙い英語力でも)
多くの得るものがありました。
 
とくに最初に読んだ
「THE POWER OF LESS」は
 
ボリュームもほどほど、行間も
わりとゆったりめ。
はじめての洋書チャレンジとしては
ぴったりでした。
 
さらに内容も実効性、
即効性が高いものが多く
(ジャンル的には「能率向上学」になります)
 
この洋書で知り、得た多くのことで
仕事やプライベートにも生かせたことは
少なくありません。
 
知人、友人にもすすめたのですが
誰もが私のように趣味レベルであっても
英語に積極的に触れているわけでは
ありません。
 
ですが、内容がとても良いので
翻訳版を何人かの人に薦めました。
(訳書でも読まないよりはいいと思い)
 
その後、私も参考までに訳書を
読んでみたのですが、このとき
前述の学長さんが言っていたことが
よくわかりました。
 
全然違うのです。
 
別物といっても いいでしょう。
 
たしかに、原書の内容を日本語に
翻訳しているのですが、伝わり方が
まるで違う。
 
微妙に順序が違うところがあったり
割愛されている表現があったり
 
決定的だったのは、著者の思い、
そのエナジーが翻訳版からはまるで
感じられなかったことです。
 
翻訳という、著者と違う誰かのフィルターを通すことで
これほどまでに作品が発する空気感やエナジーが
ここまで変化するとは、これまでまったく
考えたことがなかったので驚きでした。
 
このときの経験から、翻訳版を読む場合には
そういった点に注意、意識すること。
 
そして
原書で読む必要がある大事なものは
できるだけ原書で読むようにしています。
 
英語を学ぶから、英語から学ぶへ。
 
英語を学んでいて、思うように身につかない。
 
壁にあたっていると感じている方は
洋書を読むことに取り組んでみるのも
いいのではないでしょうか。
 
 
***

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2017-09-10 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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