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サンタさんがくれたもの


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:豊中真見(ライティング・ゼミ日曜コース)

 
 
クリスマス当日、わたしは無職になった。
自分が予定していた時期より1ヶ月早い退職となってしまった。
自分と会社側の希望が折り合わず、クリスマスという素敵な日に突然の無職を味わった。
 
30歳を過ぎて独身で無職。
ポカンとしてしまった。よくありそうな漫画の主人公のような気にもなる。
お人好しの主人公がイケメンに助けられて仕事も恋も手に入れるようなそんな展開。現実ではそんな夢物語はないので、帰り道は以前登録していた派遣会社の求人情報を必死に見た。
パッと目に止まるのは7時間勤務の仕事だったり、朝10時からという勤務先もある。他にも残業30〜40時間というバリバリ働けそうな仕事。
さて、わたしは何を重視して仕事を探そうか。
 
改めて、自分が今欲している環境や、これから先の働き方を考えなければいけないことに気づいた。
数年後、わたしはどんな仕事をしていたいのか。そんなことを問いかけてみた。
わたしは「写真」をしている。
副業として家族写真や宣材写真などを撮っているが3年後、5年後も同じように副業として撮影していたいのか。
そこはやっぱり、違う。副業のままにしたくない。
自分の仕事は「写真を撮っていること」と言えるようになりたくて、天狼院で開催された写真家の青山祐企さんのゼミに通っていた。そこでは写真で食べていくためにはどうすればいいかのヒントや営業ツールの作り方などを細かく学んだ。
それなのに、わたしという人間はせっかく学んだことなのに、全てをまだ実践できていない。
勿体なさすぎる。知識が増えてちょっと賢くなったような気分になっているけど行動に移さないと意味がない。結果も出るはずもない。
あー、わたしはどうしてトコトンやり続けることができないのだろうと反省モードに入ってしまう。それと同時に、もっと勉強していきたいことがあったことを思い出した。
ゼミを受けている最中は、ああしよう。こうしようとやる気に満ちていた。
ところが平日が始まり仕事をしていくと、平日の生活リズムに流されてしまい、ここまでは出来るけど。こっちの作業までやる時間はないから後回しにしようとか。
そんな理由を沢山つけて出来ない自分を肯定してしまっていた。
言い訳ばかりが得意になっていき、出来なくても仕方ないよねと許してしまっていた自分に気がついた。
 
わたしは現在、無職だ。
誰に遠慮することもなく存分に転職活動ができる。と同時に「時間」も十分にある。
明日からしばらくは朝から丸一日「時間」がある。
満員電車に飛び込まなくてもいい。
言ってしまえばネットを使ってパジャマで就職活動ができる。
そう考えると自分の中でのタスクがどんどんどんどん増えてくる。
まずは、もう一度自分が1年後どんな働き方、どんな仕事をしていたいか。をしっかり書きだしてみようと思う。
それができれば、どんな職場を探したいか明確に見えてくるし、どんな職場であれば自分にプラスになり楽しく働けるかを見分けることが出来てくるはずだ。
 
そんなことを考えているうちに、無職になったという出来事が、サンタさんがくれた「時間」というプレゼントに感じてきた。
何度もなんども、じっくり考えて来年を過ごしたほうがいいよ。と言ってくれているような気がする。
時間はみんなに平等にある。とよく聞く言葉だ。
ぼーっとしていても時間という生き物は勝手に過ぎていく。
集中して何かに取り組むと時間が流れるのが早く感じるけれども、ぼーっとしている時間も集中している時間も同じスピードで時間は流れている。
それくらい平等に与えられた時間だけれども、わたしは効率よく「時間」を使えていない。だからサンタさんは、分かりやすく「時間」をプレゼントしてくれたのだと思う。
せっかくのプレゼントをわたしは大切にしなければいけない。
2017年残すところあと少しだけれども、今回突如もらった時間を将来に向けての時間にいかに使っていけるかで1年後、3年後……といった未来に影響してくるのではないかと思う。
そして、たまたま無職というきっかけで「時間」に対して考えることができたけれども今まで過ごしてきた、とてつもない長い時間を振り返ると悔やまれることが多々ある。
実際に体験しないと、有り難みをなかなか理解できないという想像力が乏しいわたしだけれども今回しっかり感じることができた。
今後仕事が決まり、また生活サイクルに巻き込まれるだけになりそうになっても、例えば毎日30分だけでもコツコツ作業できる時間があれば変わってくると思う。そしてそれを習慣にできれば大きく変われると思っている。
言い訳ばかりで自分に甘くならないで、これからは時間を作っていく。
そう決めた。
 
 
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2017-12-27 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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