メディアグランプリ

テレビが消える日


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:豊中真見(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
ふたり暮らしを始めて2か月ちょっと経った。わたしは元々テレビをあまり見ない生活をしていた。見てもドラマかニュース番組くらい。
けれども ふたり暮らしを始めてから、もっとテレビを見ない生活に変わった。
一緒に暮らしている人は、テレビを持っていない。「テレビがなくても暮していける」と言い無駄だから必要ないという。
そのくせ実家に帰省した時には、がっつりテレビっ子になるようだけど……
そういえば「テレビっ子」という言葉は、いつから使われないようになったのだろう。
総務省が出している「主なメディアの利用時間と行為者率」によると10代、20代のテレビの利用時間とネットの利用時間は2014年あたりから逆転し、最近ではネットの利用時間が増えている。
自分が小さい頃に感じていた「テレビ」というもの凄く大きな存在が消えてきていることを痛感する。十数年前だと人気ドラマが放送された翌日は学校でその話題で盛り上がったし、バラエティ番組のネタをクラスの誰かが真似して笑わせてくれたり、テレビの話で沢山笑って喋っていた気がする。
本当にこのまま自分の生活にテレビがなくなってもいいのかと考えてみる。
ひとり暮らしの時は無音が嫌いでテレビか音楽を流すという生活だった。帰宅して疲れている時に何気なくテレビをつけてバラエティ番組を見たり、毎週気に入ったドラマを見たりする生活もそれなりに楽しかった気がする。けれども残業が増えるとドラマをあまり楽しむ余裕もなくなってくる。
少し待てば「Netflix」や「Hulu」、「TVer」、「U-NEXT」など挙げているときりがないほど沢山ある動画配信サービスを使って観ればいいのではないかと思ってくる。その方が自分の好きなタイミングで一気に楽しむことができるし。次週が気になる!というストレスもなくドラマを満喫できる。
となるとテレビがなくて困るのはニュース番組を見られないことくらいかもしれない。ニュースを知っていないのは社会人として困るのではないかと考え始める。そうは言っても わたしが好んでいたのは朝の情報番組だ。朝ごはんを食べながら出発時間を気にしつつ着替えとメイクをするのには、テレビ画面に表示される現在の時間が有り難かった。他には夜22時台のニュース番組も気が向いたときにテレビで見ていたレベルだった。ただし、本当に知りたいニュースがあるときはネットで検索してしまう。テレビ番組だと知りたいニュースをいつ取り上げるか分からないからだ。「NHKオンデマンド」や「東洋経済オンライン」を開くとある程度のニュースは網羅できると思うためテレビのニュース番組の代替も沢山あるのだと改めて感じる。

テレビとは、もしかすると検索エンジンのYahoo!と一緒ではないかと思い始めた。
わたしは検索する際はGoogle派なのだけれども、Yahoo!だと色々な情報が溢れている。そのため調べたいことを検索するだけであればGoogleがシンプルで使い易いと感じるけれど、Yahoo!だと思わぬ欲しい情報に出会うこともある。新商品や芸能人の情報など、なんとなく気になるニュースの見出しを見つけてクリックしてしまい覗いてしまう。
テレビも同じようにあらゆる情報が溢れていて自分の気になるものをキャッチするきっかけを作ってくれる。興味の幅を広げてくれたり、バラエティ番組を見て楽しい時間を過ごさせてもらえたりする。
ただし、自分が欲しい情報をピンポイントで探したい時にはテレビは向いていないメディアなのだと思う。
テレビからドラマやニュースを受信するよりかは、自分の好きな時間、好きな場所で欲しい情報を選べた方が自分には合っているように感じる。そしてその方が効率的な気がしている。
情報を集める手段を選んでいくこと必要な情報を自分で取りにいくことが、これからの生活には有効になってくると思う。

わたしのテレビは購入して5年以上経ち、そろそろ寿命が近づいてきている。果たしてテレビが壊れたら、わたしは新しいものを購入するのだろうか。
大きな画面で映画を観たいのでパソコンのモニターより大きなテレビだと欲しいような気もするけど。そのためだけに買うのであれば勿体無いと感じている自分がいる。
そして習慣というのはつくづく恐ろしい。今年に入って一度しかテレビをつけていない。地震が起きた時に不安になり情報が欲しくてテレビをつけた時くらい。でもネットでも十分な地震情報を得ることができるのでテレビが絶対という時代ではなくなったと思う。このペースで ふたり暮しを続けていると家からテレビがなくなる日が近々訪れるような気がする。

 
 
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2018-01-13 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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