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メディアグランプリ

文章で味わう天国と地獄


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【2月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:木戸 古音(きど ふると)(ライティング・ゼミ特講)

 

「さすがに書くテーマがなくなった」

「困ったな」

私は今回2000字の提出期限が迫って唸っている。

私はもともと文章を書くのは苦痛なのに、どこかから依頼されると二つ返事でオーケーを出してきた。

だが引き受けた途端に後悔と苦しみの中で、締め切りまでの何ヶ月かを過ごすことになる始末。

そもそも何で、そうまでして引き受けるんだ。

それも元をただせば、自分自身が文章要請を受けるきっかけを作った場合だってあるではないか。

引き受ける根っこのところを探ってみると自分の思いを活字に、形に残しておきたいという願望がある。

一種の執着心であり、いいカッコをしたい、ナルシスト?のためだろうか。

考えてみればこの執着心とカッコ付け、ナルシストは私自身の大いなる特質でありうる。

この性格が今の私を形作ったというプラスの面も認めなければならない。

善し悪しの問題とか、他人にとっては迷惑だろうといったことはこの際ちょっと横に置くことにする。

執着心があるからこそ、決してあきらめない。

執着心があるので、粘り強いという自身の性格がある。

勝負事が嫌いだ。

それなのに負けず嫌いなのは、いいカッコをしたいためなのか。

 

マージャン、パチンコ、競馬等々賭け事は生来嫌いである。負けるのが嫌いだからと言うのもあるかもしれない。だけどこれは育ててくれた両親の賜物でもある。

「お隣さんはパチンコをやってて居場所がわからずに、奥さんの死に目にもあえなかったよ」

「賭け事であの家は借金を抱えているよ」

母からのこんな話を食卓で毎日のように聞かされていた。

真面目な父は賭け事をしなかった。この環境に感謝している。

 

いいカッコしてとか、ナルシスト、これらは自身の問題。

理屈ではどうしようもない。いまさら改善しようも無いか。

 

他方「文章を書いておきたい、人に伝えたい事がある」

と自分では思っている。

だから文を書いたり、ちょっとしたお話し会(講演?)を頼まれるのは大好きだ。

 

かくして引き受けたものの文章との格闘で苦悩と後悔とが始まるという繰り返しだった。

それにはもう一つ作文上の問題があった。

文章を書くときの私は、シャレた言い回しとか起承転結と、作為的な文章を常に心がけていたことだ。

これが文章での苦悩と後悔との元凶であると気がついた。

 

気付かされた大きなきっかけが天狼院で受講した三浦店長さんのライティングゼミだった。

「シャレた言葉使い、四字熟語、起承転結は忘れて下さい」という三浦店長のことばに

「肩の荷が下りた」と思い始めた。

でも待てよ。それじゃ、「良い」文章って何なのだ。

わたしは、新年が明けても未だスキルを血肉にできず、格闘しているではないか。

ここはあせらず、出来の良い、まわりの仲間たちのことは気にせず、自分のペースで行くしかない。

「わたしは万事がスローペースだ。鈍いのだ」と自身に言い聞かせている。

年内まではゼミのおかげで、毎週2000字を「楽しんで」書いていたではないか。

 

客観的な出来具合はともかく、文章作りに苦しまなかった。これは大発見だった。

天狼院のおかげだ。

 

ところが年明けまで2、3週間ほど講座もない事だし、何も書かなかった。

久しぶりに書き始めて、やや苦しんでいる。

しかしこれは従来の苦しみ、もがきとは明らかに中身が異なるぞ。

取り上げるテーマに苦しんでいるのだ。

 

今、書きだめているテーマのメモは、たくさんある。

大きく2方面に分けられる。

一つの方向は自分なりの身近なテーマなのだが、2000字分の間、読者を引きつけ通おせる自信がない。

もう一つの方は、あまりにもテーマが偏りすぎて

「ああ、又この手の話か」ということになりかねないこと。

その上、書き出すとそれこそ自身の内面を素っ裸にするだけでは済まされない。解剖して骨をかじるほど、きわめてプライベートの主題になってしまうこと。

 

あれこれ述べたが、つまりは「素直に気軽に書くための、テーマが枯渇している」ための苦しみだとも言える。

例えば、自身の話や、両親の話などよほど書き方を工夫しないと誰も読んではくれない。

また逸話やあんな事こんな事を箇条書きに羅列しては、だれも興味を示さないだろう。

今それを上手く構成する能力に自信をなくしかけている。

ゼミでは、ぼこぼこに叩かれてかなり懐疑的にもなっている。

私の負けず嫌いが災いして、自身を客観的に見れていないのかもしれない。

周りは私の事をちょっとも理解してくれないと不信感も抱きかねない。

自己満足という最悪の形だけはとりたくない。

 

這い上がって来れるだろうか。

そんな状況でまた2月からライティングゼミを受けるのはなぜだろう。

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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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2018-01-21 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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