メディアグランプリ

世界の中心で、天狼院書店に愛を叫ぶ。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:山田浩輝(ライティング・ゼミ平日コース)

徒歩7分にあった地域の本屋さんが、中学1年生の時に潰れた。
この出来事は、僕にとっての「第一次本屋事変」だった。
太平洋戦争の引き金となった満州事変が日本を変えたように、
テレビ事変がラジオのスターを殺したように、
本屋の世界が劇的に変わる。変わってしまう。
無条件にリラックスできて、ワクワクする世界が絶滅してしまう!!

本屋LOVERとして、本屋を応援したい。
しかし、その応援対象である本屋さんが、急速に縮小を始めている。
メディアでも、自分の目でも、それを感じる。
「やばい、やばいよ」と心の中でつぶやく。
焦り始める。そして、周りに不安をぶつけてしまう。

なんで、みんなは本屋に行かないの?
なんで、本を読まないの?
大学生だったら、もっと本を読めよ!
おい、そこのビジネスマン! 携帯ゲームじゃなくて、本を読めよ!

いま思えば、とんだ勘違い野郎で、恥ずかしくなる。
この時は、人より本を読むことが正義と思い込んでいた。
無理強いされて読む本はツマラナイと知っていたのに、
人に無理を言っていた。
本を読まない人を心のどこかで見下していた。
ツマラナイ人間だと。
あぁ、自慢げに「本を読め」とか言っている当時の自分を、
殺して、どこかの山に深く埋めて隠したい。

自分は無理強いまでして、本を勧めない。
だって、それは逆に、本離れを促進させてしまうから。
このことに気づいてからは、本屋の衰退を、ただ眺めようと思った。
そう思って、しばらく眺めていると、「第二次本屋事変」が起こった。

Amazonが(創業20年後に実店舗をオープンするが)、web上で大量の本を並べ始めたのである。本はインターネットと相性が良かったらしく、新たな販路で読者の手に届くようになった。
今でこそ何でも屋さんのAmazonだけど、本屋としてのAmazonはすごい。
だって、ドメスティックな産業である本屋の中で、世界展開をしているから。
グローバルな本屋さんって、Amazonくらいにしか思いつかない。
紀伊國屋さんなど、実店舗を持つ本屋さんも海外展開をしているが、大ヒットしているという話は、あまり聞かない。

あぁ、これからはネット本屋が主流になるんだ。
ワクワクする空間が、リアルから消えていくことは、変わらないんだ。
そう、諦めていた。

しかし、
幕末時代の坂本龍馬のような、
フランス革命期のナポレオンのような、
新たな本屋さんと出会ってしまった。
天狼院書店である。

出会ってすぐに、この書店に恋をしてしまった。
本屋にこたつが置いてある!
本屋なのに、パンが美味しい?
本棚のPOP広告が、いちいち可愛い!
ライティング・ゼミは、本当に再現性が高い!
店主がほんとは教えたくないけど、広めたい本って何?

「Reading Life」という武器を引っさげて、この本屋は業界に殴り込んでいる。
ヒーローズジャーニーが、あちらこちらに散りばめられている。
天狼院店主は、軽度の借金ありの状態で、この本屋さんを始めたそうだ。
ゼロからどころか、マイナスからのスタートで、自分の脳みそ一つでやっている。
また、最初の店舗は東京の池袋にあるそうだが、大通りから中にだいぶ入ったところにしか、お店を設けることができなかったそうだ。しかも、その大通りには、超巨大な池袋ジュンク堂書店が、読者を待ち構えている。

なんという悪条件、なんて恵まれていない店だろう。
その中で、心折れずに頑張っている。
そのストーリーに、応援したくなる。
思わず、本を買ってしまう。
近所にある大型書店にはいかず、電車で40分離れた天狼院書店に行ってしまう。
だって、そうしないと、このワクワクする空間が消えて無くなってしまうから。

恋をした書店が、死んで無くなってしまう。
そんな、「世界の中心で愛を叫ぶ」的な、結末は欲しくない。
この書店の遺灰を風に飛ばすようなことは、避けたい。
せめて、自分が死ぬまでは。だから、あと60年・70年は続いて欲しい。
欲を言えば、自分の子供たちも楽しませてくれる、本屋であってほしい。
それを考えると、自分の寿命より長生きする書店であって欲しい。

このくらいのワガママなら、どうか聞いてください。
天狼院書店の皆さん。
だって、天狼院書店は「本屋革命」として、
歴史書に残されるはずの本屋さん、ですから。

その為にも、僕は天狼院書店を、応援します。
一ファンからの、ラブレターでした。
***

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2018-01-24 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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