メディアグランプリ

目的を見失わないために


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【2月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:木村なほこ(ライティング・ゼミ平日コース)

 
 
中国の、上海出身の女性の友人が何人かいる。
それぞれ別の機会に知り合ったのだけど、なぜか共通点が多くて、しかもそれがとても魅力的。
まず、すごく前向きで積極的。少々強気ともとれる。
笑顔がとても自然で、ぱあっと周囲を照らすような明るさがある。
悲しい時や怒った時の感情表現も、とても素直で、思わず共感してしまう。
どうやら、自分に自信と誇りを強く持っているみたい。
それがとても清々しくて、まぶしい。
彼女たちに聞くと、上海の女性は強いよ、と笑っていた。
そして男性はとても優しいのだとか。
彼女たちの強さというのは、なんでもひとりで出来る、人に助けてもらう必要がない、という強さとは違う。自分のことをちゃんと大事にしていて、自分を守ることを当然の権利として、素直に主張する。
誤解を恐れずに言えば、助けを求めるのは当然だ、男性に優しくしてもらう権利がある、みたいな。
自分にはそれだけの価値があるのだ、という自信。
それが私にはまぶしい。
輝いているというのは、本当にこういうことを言うんだろうな、とよく思う。
 
電車の中で見かけた広告に、こんなコピーがあった。
「自分らしさを思い切り愛せる人が、無敵でかわいい女の子になれる」
そしてタレントの渡辺直美さんが、とても自然に、かわいく笑っている写真。
彼女は身体が大きいけれど、それが彼女の個性でもあり、堂々とそれを認めて最大限のかわいさ、美しさを表現しているように見える。
だからこそ、彼女はとても人気があるし、実際とても魅力的だと思う。
 
誰にでもコンプレックスのひとつやふたつ、あるだろう。
でも、裏を返せばそれが自分の個性でもあり、自分の色、カラーにもなりうるところ。
それを自分で認めてあげる、というのが一番大事なことなんじゃないかと思っている。
なかなか難しいことなんだけど。
世間一般に認められている美しさ、かわいいという基準。それが中心にあって、みんながそこに近づけよう、寄せて行こう、としているような感じがある。
男性も同じで、世間一般に認められている、こうなったら成功だ、というような基準があるみたい。
でも本当に、「それ」が良いのかな?
 
モノがあふれ、選択肢がたくさんある、この世界。
でも、だからこそ、たくさんありすぎて選べないのかもしれない。自分の選択肢に自信が持てない、絞れない。だから世間一般の基準で選んでおけば安心、そんなふうに、無意識に選んでいる人が、私も含めてとても多いように感じる。
ほんとうは、ひとりひとりの個性が大事で、誰かの基準や価値観に合わせる必要なんてないのに。
 
ほんとうに自分のやりたいこと、目的を見失わないように。
いつもそれを意識していないと、何となく流されて、誰かの基準で選んだものに囲まれていってしまう。
自分の判断、自分の価値基準、自分の好み、本当にやりたいこと。
それらについて、自分自身が自信を持って選べることが、自分らしさを大事にすることにつながるのだと思う。
それは人と比べて良いとか悪いとか、高尚だとか低俗だとかいうものではなくて、ただ自分に正直になるというだけのこと。
どうしてそれがこんなに難しいと感じてしまうのだろうか。
 
こういう環境にしたい。
こういう経済状態になりたい。
こういう人間関係を作りたい。
そういう望みがあるのだったら、そこにつながっていくような行動を起こし、それを習慣づけていく必要がある。
望むものに自分を近づけていく、それをいつも意識しておくこと。
 
それは文章を書くときも同じこと。
書きたいこと、伝えたいこと、文章を書く目的を、自分が見失わないようにしておく。そうしないと、思いついたことを、寄り道をするみたいに書き続け、最終的に何が言いたいのかわからなくなってしまう。
上手く伝わる文章を書きたいなら、「書く練習」を習慣づける必要があるだろう。
何のために書くのか、どうなりたいのか。それに自分を近づけていくように、意識しておくこと。
 
ここ数か月、「書くこと」を練習してきて思う。
まだ習慣として定着はしていないかもしれない。だからこれは意識的に続けていくことが、私にとって必要なこと。
それと同時に、書く目的を忘れずにいること。
私が書きたいのは、多分、人の背中をそっと押せるような、勇気づけられるような、そんな文章だ。
なぜかは分からないけど、自分の考えや経験を伝えて、それが誰かの一歩を踏み出す勇気に少しでも役に立ってくれたら、それがうれしいと思う。
そんな文章は、マーケティング用の文章とは違って、具体的な効果を感じるのは難しいけど、ブログなどに書いたものにコメントをもらったりすると、伝わったんだなと思えてうれしい。
 
同じ「文章を書く」という行為でも、目的は人によって違うだろう。
いろんな人がいて、それぞれの役割があるのだと思う。
それを自分でわかって、大事にする。
自分らしくとか、個性を大事に、というのは、自分勝手に生きろということではない。
自分の役割を大事にすることで、他の人の役割も認めることが出来る。
いろんな人がいることで、世界がバランスを取ることが出来る。
自分を認めることが、他人を認めることにもつながっていくのだと思う。
 
 
***

この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。

【2月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

天狼院書店「東京天狼院」
〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-24-16 2F
東京天狼院への行き方詳細はこちら

天狼院書店「福岡天狼院」
〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階

天狼院書店「京都天狼院」2017.1.27 OPEN
〒605-0805 京都府京都市東山区博多町112-5

【天狼院書店へのお問い合わせ】

【天狼院公式Facebookページ】
天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね!」をしていただくだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。



2018-02-02 | Posted in メディアグランプリ, 記事

関連記事