メディアグランプリ

これからも、コツコツと。


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【2月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:りんごまる(ライティング・ゼミ平日コース)

 
 
湧き上がってくる感情を抑えることができなくて、目の前に転がっていたペンを掴み、ノートに向かう。それがどんな言葉であろうと、今は関係ない。ただ溢れ来る感情を、今ここに必死にとどめておきたくて、一心不乱に真っ白なノートを汚す。
 
……でもそれは、結局ただの書き殴りでしかなかった。
誰に伝わるモノでもなくて、伝えるための言葉でもない。
誰かに見つけてもらえるものでもないし、いつか時間が経ちこの感情も薄れていけば、誰かの手によって焼かれてしまう。そんなことでしかなかった。
 
人に伝わるってなんだろう。伝えるためにはどうしたらいいんだろう。
どうしたら、誰かに言葉を、もっと上手に届けることができるんだろう。
 
天狼院の店主、三浦さんからのラブレターのような文章を見つけたのは、ちょうどそんなことを悩んでいるときだった。
 
今でも文章を書いていると、ふと、そのときの情景が思い出される。
 
少し寒さを感じ始めた10月の土曜日。
私はその日、午前中だけの仕事を終えて、家のベランダでタバコを吸っていた。片手にはスマホ持ち、友達が楽しそうに写るフェイスブックの記事を下から上へと流していた、その時だった。
『天狼院ライティング・セミナー』と英字で書かれたグラフィックと、その下に長々と続く文章が目に留まった。
 
「ライティング……か」
実は、天狼院と言う言葉を耳にしたのは2回目で、とある媒体で「天狼院の文化祭」を取り上げた記事を読んだのが天狼院を知った本当の初めてだった。
ともあれ、久々に目にした名前と、今まさに私が欲していた学びの機会が『そこ』にあることを、三浦さんのラブレターは切々と説いてくれた。
 
「私もこれだけ書けるようになれたら……」
 
フェイスブックの広告には、『人生を変える』とも書いてあった。
でもそんな、『人生変える』なんてところまで行けなくてもいいと、その時は思っていた。ただただ、「自分のスキルを磨く機会がもらえるなら、ライティングスキルの磨き方を教えてもらえるなら……」そんな、期待が胸の中でどんどんと膨らんで行き、気がつけば上野・池袋方面行きの山手線に乗り込んでいた。
 
そこからの4ヶ月は、本当に怒涛のように過ぎていった。
気がつけば月曜日、気がつけば授業のある水曜日。
気がつくごとに自分の中に課題は増えて、なかなか消化不良が続く中で次の締め切りがやってくる。1週間という期間がこんなに短いと感じたことは、人生の中でも初めてのことだった。
とにかく「濃密」。書かない日があると、少し不安になってくる。
迫り来る週末、土曜日になったと思えば、サザエさんが始まっている。正直なところこの4ヶ月、おかげさまで飲酒の量はかなり減ったと自負している。
 
ただ、飲酒の量が減った分、ライティングのスキルが身についたのかといえば、どうだろうと首を傾げるしかない。書けない、諦める、書けない、諦めるが数日続くと、やはり自分には最後まで各地からがないのではないかと思ってしまう。毎週月曜日にどうにか提出していたのは、締め切り前の火事場の馬鹿力。本当にそれだけじゃないかと思っている。
 
しかし、このライティングを通して、心から実感したことがある。それは、『知ること』と『わかること』と『できること』は、全く違うということだ。
私は初め、ライティングのスキルの磨き方を知りたいと思っていた。でも実際、課題に取り組んでみると、知ること、学ぶことと、それが形にできることとは全くかけ離れていることがわかった。
それを知っていても、それがどういうことかわかっていても、実際問題書けてはいない。
事実、今回はダメだったと思うことが少しでもあれば、その通りのフィードバックをいただいた。逆に、いつもより形にできたかもしれないというときは、お褒めの言葉をいただけた。
 
できるようになるには、本当にコツコツと書いていかなければならない。コツコツと積み重ねていくことで書けるようになるという言葉もまた、私の心に深く深く刻まれた。
 
実はまだまだ道半ば。次にまた、新しい目標に向かおうと決心することもできた。だからこそ、一つの区切りとしてきちんと言葉で伝えたい。
 
「本当に、本当に、ありがとうございました」

 
 
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2018-02-03 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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