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人生童貞からの卒業


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:大塚翔平(ライティング・ゼミ 平日コース)

 
 
「やってみたら、意外と簡単にできちゃった」
 
初めてのことに挑戦したとき、そう感じることはないだろうか?
行動してみたら、思っていたよりも簡単だったことや、大したことなかったこと。
例えば、車の運転。幼いころ、あんな鉄の塊を軽々と運転する大人たちを見て、大概の子供たちは憧れる。自分ではできないから、おもちゃで遊び、まねをする。まるで、神聖なモノのように、乗り物を見る。そして、いざ免許を取る時期が来ると、思い知る。
 
「思っていたよりも簡単にできる」
 
車の運転なんて、別に特別な能力は必要なく、誰でも練習すれば、出来るものだ。でも、知らないから、勝手に妄想が膨らみ、実際よりも難しく、高度なものだと錯覚してしまう。
 
まさしく、「勘違い」
 
私の場合、ほとんどがこの「勘違い」に該当してしまう。別に私が何でもできる天才であるわけではない。私の「勘」とやらがあまりにもズレているのである。
 
「勘」とやらは、頭の中の考え、想像である。私の勘は、すごく頭でっかちでハードルが高い。例えば、掃除。私の場合、掃除を始めるまで、ものすごく時間がかかる。
あれをして、これをして……
そうしていくうちにだんだん嫌になり、結局そのまんま投げ出す。
そして、いざ掃除をやり始めたら、徹底的にしないと気が済まない。気づいたら日が暮れているときもあった。
 
私の頭の中は、いつも出木杉くん並みのスペックを要求してくる。
 
話は遡り、高校時代の私はひたすら勉強と部活漬け。
与えられた膨大な量の課題と部活の練習に押しつぶされる日々だった。それが一転、大学入学と同時に、何もない生活に変わった。全てが自己責任。授業に行かなくても怒られることはない。一日中寝ていても、誰にも迷惑をかけない。まるでおとぎ話の世界だった。
初めのうちは、とことん喜んだ。牢獄から出た囚人のように、自由を謳歌していた。しかし、この自由とは恐ろしいもので、「何もしなくてもいい自由」と、「何をしてもいい自由」の両極端の意味を持っている。当の私は当たり前のように、前者を選んだ。何もしないほうが楽だからだ。
しかし、頭の中には、相変わらず、出木杉くんスペックの私がそこにはいた。何をやるにも、考えすぎてしまう。考えすぎて、身動きが取れなくなる。やりたいことがあっても、最終的には、お金がない、自分にはできないと言い訳をつけ、投げ出す。頭の中の出木杉くんの自分を守りたいから、行動に移さない。そしていつしか、頭だけがぶくぶくと大きくなり、本当に動けなくなった。
 
当時の私は、頭の中の空想の自分を守るため、社会との接点を遮断していた。
言い換えれば、人生の童貞だった。
人生は、社会や人と繋がりあっていくことで初めて正常に動き出すもの。
私は繋がりを持つのが怖かった。失うことばかり考えていたからだ。
 
しかし、ふとした拍子に、私は、この人生童貞を卒業することになる。
 
それは、とある英語の授業だった。その授業は、毎週英語のレポート提出、グループプレゼンが必須の、非常に難易度が高いものだった。英語なんて話したことなかったし、ましてや英語レポートなんて、絶対に無理だと思った。いつもなら、諦めていただろうに、この時は勝手が違った。その授業は、卒業に必要不可欠な必須授業だったのだ。そしてなにより、グループ活動が必須だったので、嫌でも他人と協力しなければならない。
 
私は、この授業を受けて、少し変わった。
絶対無理だと思った英語レポート、英語プレゼンも、仲間と協力したら、できたのである。できないなりに毎週集まって、話し合って、協力した結果、毎週レポートを提出できたし、プレゼンも、中学レベルの英語を何とかつなげて、話すことができた。
 
「行動すれば、できる」
そして、仲間がいれば、一人ではできないことも、できるようになる。
 
大したことではない。しかし、当時の私には、大きな変化だった。
もし、あの授業の内容を事前に知っていれば、
もし、グループ活動がなかったら、
私はいつもと同じ、「やらない」選択肢を選んでいただろう。
 
考える余地がなかったこと。
他者との繋がりが必須だったこと。
 
それが、私を変えた。
 
人生は、他社との繋がりがあって、行動することによってはじめて、輝くことができる。どんなに才能がある画家でも、絵を描かなければ、はじまらないし、他人に認められなければ、本当の才能は見えてこない。
 
考える前にまず行動すること。
それが、私にとって、一番必要なことだった。やってみて初めて経験、結果を得ることができる。頭の中の出木杉くんは、形のない、単なる妄想だった。
 
人生童貞を卒業した私は、とにかく、行動を意識するようになった。
気になったら、やりたくなったら即行動。
そして、行動の量を増やしたら、人との出逢いが増えた。
 
結果として、私は今、自分が生きたい道を自分で選ぶことができている。
 
もし、頭の中であれこれ考える時間が多くなったときは、
「今の自分、人生童貞だな」と戒めてみてはどうだろうか?
きっと、悔しくなって、行動を起こしたくなってくる。
 
人生、やったら、できる!
 
 
***

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2018-03-03 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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