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腸内細菌を知れば、最愛のパートナーが見つかる!?


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記事:NORIMAKI(スピード・ライティング講座)

 
 
近頃、「菌活」や「腸内フローラ」という言葉を聞くことが多くなった。皆さんのなかにも、自分のお腹の状態を整えることに気を使っている方もいることだろう。私は1年前に大きな腸炎にかかったことがきっかけとなって、腸内環境を意識するようになり、日常的に漬物やヨーグルトを食べるようにしている。
 
考えてみれば、私たちの食事の中心となっている日本食は、漬物や納豆、味噌や醤油など、発酵食品のオンパレードだ。発酵食品は腸内に行き渡ると、腸内細菌の活動を活発にし、免疫力を高めたり、脳の活動を活発にしたりと、見えないところで体の健康を促進してくれているらしい。現代の日本では、ありがたいことに世界各地の多彩な料理を楽しむことができるが、日本人的な遺伝子を受け継いでいる人であれば、基本は日本食が体に合っているはずなので、肉ばかり食べたり、油が多かったりという食生活を送っていると、やはり調子を崩すことも多い。そんなときは、日々の食事に少しでも発酵食品を取り入れることを意識すると改善されるかもしれない。
 
腸内細菌は、ふだん会うこともないので、特段気にかけることもないのだが、その威力は絶大で、医療においても、利用が促進されている。たとえば、ある病気の人に対して、その病気に耐性のある細菌を他人から移植するなんて治療法もあるようだ。
 
今後遺伝子解析が進んでいけば、さらに詳細な個人の腸の特徴も、簡単に把握できるようになるだろう。
 
そうなると、たとえば、「腸型何型?」「私乳酸菌型」「私はビフィズス菌型」といったように、血液型を訊くのと同じくらい、「腸型」を訊く、なんて会話が一般的になるかもしれない。「腸型占い」とか、「乳酸菌型」と「ビフィズス菌型」の相性診断とか、そういうのが、女子を中心に流行り出す可能性も十分考えられる。さらに言えば、腸内細菌の相性を元にしたパートナー探しというのも、決して夢物語ではない。
 
現状のパートナー探しサービスであれば、たとえば、身長、年収、職業、家族構成、趣味などのスペックや属性をベースにして、マッチングを行うものが大半であろう。もちろん、こういう属性を元にして、ピッタリの相手を探すこともできるかもしれないが、お互いの希望が一致していても、「いざ会ってみると、なんとなくうまくいかない」という事例も少なくないと聞く。
 
そこで、腸内細菌の相性を利用したマッチングサービスを開発してはいかがだろうか。まずは、簡単な人間ドック的な検査を受け、自分の腸内細菌を詳細に解析してもらう。そうすると、「漬物ではたくあんが合っている」「腸内細菌を減らしてしまう恐れがあるから、コーヒーの飲み過ぎには要注意」など、自分の腸内環境に合った食生活のアドバイスが提示される。このような特徴をマッチングサービスのプロフィールにいくつか登録しておく。それを見るパートナー候補の人は、自分と近しい腸内属性を持つ人を検索し、「私もたくあんがお腹にいいらしいんです」「コーヒーは苦手なので紅茶デートしませんか?」といった感じで、メッセージのやりとりを始める。
 
こうして出会う二人は、身長、年収、職業、家族構成、趣味といった属性と同じように、腸内属性の相性を媒介にしている。身長、年収、職業、家族構成、趣味といった属性は、言ってみれば、「頭」で「意識的」に「考える」領域の情報だ。それに比べて、腸内属性は、「腹」で「無意識」に「感じる」領域に属する。
 
人間の相性は不思議なもので、言葉ではうまく説明できないが、「なーんとなく」ウマが合うという人がいる。これはむしろ、腸内細菌の波動が同じで、「腹」と「腹」が無意識に共鳴しあっているのかもしれない。そういえば、物事をよく理解できたときのことを、「腑に落ちた」と表現することがある。この「腑」というのも頭ではなく、「腹」のことだ。他にも、本気で話し合うときの、「腹を割って話す」なんて表現もある。というように、じつは普段思っている以上に、「腹」の力は重要なのかもしれない。
 
もっと現実的な見方をしたとしても、家族になって一緒に過ごす上で、食べ物の好みが一致しているというのは、かなり重要なポイントだ。たとえば、一緒に料理をするにしても、趣味嗜好が合っている方が絶対に楽しいし、食事の時間も豊かになる。これまた、やや古いが、「あの人の胃袋をつかんだ」といった言い回しがあるように、食べ物の相性の大切さは、伝統的にも重視されてきたともいえる。
 
パートナー探しにいそしんでいる皆さんが、腸内属性の合う人を見つけて、まずは食事を何度か共にし、「腹同棲」を経た上でゴールインする、というような出会いも、将来は人気になっているかもしれない。
 
 
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2018-03-16 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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