メディアグランプリ

いくつになっても夢は伸びる


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記事:山田THX将治(ライティング・ゼミ特講)
写真撮影:菊地功祐(天狼院フォト部)
 
 
齢を重ねてくると、自分の出来ることが大体見えてくる。もしかすると、これが‘身の程を知る’ということなのかも知れない。
しかし、自分が思っている範囲で出来ることというのが正確な言い回しだろう。
だって、幾つになっても‘欲’には際限が無いのだから。
 
その例の一つが、私の際限ない“物欲”である。もう直ぐ還暦を迎えようとしているのに、一向に衰えを見せないどころか、年齢と共にますます盛んになってくる傾向がある。これは単に物を買いたいというだけでなく、観たい映画の本数は減る傾向は一切無く、むしろ増える傾向にある。そして、保管場所の関係から、必死に自重しているつもりの本も、絶えず天狼院に届いている。頼んでいるからだ。
そう、映画も読書も止められないし、興味はどんどん増すばかりなのだ。
 
これは多分、私の基本的人格が若い頃よりどこかでバグってしまっていて、今日になってはその修正が不可能となった結果なのだろう。
特に、“欲”の面では。
 
ここは一つ、考え方を変えることとしよう。“欲”を抑えなければならないと考えるのは、自分が知り得る範囲で、自分の可能性が見えて来るからだと思う。
では、その‘範囲’か‘可能性’を広げることが出来るのならば、私の“欲”ももう少し広げても良いというのが、‘逆説的’言い訳だ。
実際に、ライティングを学ぶにつれて、徐々にではあるが私の見るも無残な筆力は上がって来ている様な気がするからだ。また、これは聞いた知識だが、脳と筋肉は幾つになっても鍛えた分は成長するそうである。勿論、年齢相応の進捗速度は有るらしいが。兎に角、鍛えている内は成長することは有れ、後退することは無いだろう。
 
そんなことに‘急に’こだわりだしたのか。それは、若い友人がFacebookにアップした一枚の写真を観たからだ。映画好きのその若者は、名作『第三の男』の影響なのか、たびたび‘モノクロ’の写真を投稿する。人間の影が長くそして、実際の人物より影が数段大きくなった構図を、好んで撮っている様だ。
影が長くなるのは、夕刻以降、それも晩秋から冬に掛けての特長だ。当然、太陽は西に大きく傾いた時に、影の大きさはMAXとなる。
 
私の年齢を、或る日の日中に例えるなら、既に夕刻である。せいぜい猶予しても、午後二時は過ぎている。御世辞にも陽が、頭頂部を照らすことは無い時刻だ。
私の足元にも、大きく長い影が広がっているのかも知れない。
 
こうなると、人生の晩年になって自らの影が広がるということは、言い換えれば、当然の結果と言っても差し支えないのかも知れない。
この影を、“悔い”とするのか“可能性”とするのかは、全て自分次第だ。
“悔い”との考えは多分、自分の人生は‘もう’これ位だという考えに立脚していると思う。後ろ向きな考えだ。
一方、“可能性”との考えは、間違いなく、自分の人生は‘まだ’こんなにあるという希望的な見方だ。当然、前向きな考えだ。
若者と比べて、平均余命迄は明らかに短い筈だ。それならば、前向きに考えなければ、損で無駄な時間の使い方となってしまうだろう。
 
そんな人生は嫌だし、そんな自分は嫌いだ。
 
これからは、若者と同じ様に精進して、より無駄な時間を消す様に活きて行こう。
 
その為に、陽に背を向けるのではなく、陽を背負うつもりで歩んで行こう。例え‘一歩’が若者ほどの歩幅が無くとも、私の足元には目標となるべき‘長い影’が、既に出来ていて見ることも出来るだろうから。
そうなれば、抑え切れない私の‘欲’も、私の‘可能性’証明になると思われるからだ。
 
こんな前向きな気持ちにさせてくれた、若き友人の写真に感謝しよう。
次に逢ったら、最高の気持ちで礼を言おう。
 
表題の写真を観て、勇気が奮い立った。
 
 
***
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2018-03-16 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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