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メディアグランプリ

樹齢400年の御神木さまにご指導いただく


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:本多俊一(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
物を大切にしていると魂が宿る、なんてことを聞いたことがあるかもしれない。
 
棄てられないものを思い浮かべるとしたらいくつ浮かぶだろうか。
 
愛着があるものとか、思い出があるものとか、受け継いだものとか、いろんなものが浮かぶかもしれないけど、いずれのものも時間が経てば経つほど愛着も増していく存在というか、単純に無機質なモノとしてだけではない存在感を感じるようになるのではないか。
 
日本人って特にそういうモノに対する意識が敏感だと思う。いろんなものを擬人化するし。
そんな擬人化もさらに深まっていくと神格化する。古いものにはナニカが宿ってる気がしてくる。
ちょっとスピリチュアル的な雰囲気もするけど、シンプルに、長い年月を経て現在に至っていることに「重み」を感じる。
 
そんな魂が宿ったモノは多くを語らぬメンター……良き「助言者」ではないかと思う。
 
と、いうことを最近「樹齢400年の御神木」に触れる機会があって思い出した。先日、神田明神で企画されていた催事にて、御神木やその他由緒正しい木材を使った製品を手がける知人が出展していて、そこにその原材料として160cmくらいの大きさと5cmくらいの厚みの御神木が相当なオーラを放って堂々と鎮座していた。
大きさや樹齢の長さだけでなく「伊勢神宮出身」というキーワードも憎いほどありがたみを増し増しにしてくれる。
 
そのような木材は、基本的に落雷や台風など自然災害により倒れてしまったりした場合に限り、国が許可をした上で適宜バラされて木材屋などに出荷されるという。
つまり無駄にしないため、なのである。そういうふうに聞くとそこにはやはり日本人として自然に対するリスペクトをひしひしと感じて素晴らしい精神だなと思う。
 
 
「両手で触れてみてください」と言われるままに、手を置いてみると、なんというか左手が吸い付いている感じがして右手は押し出されている感じがするではないか……
 
本当にそうなのである。だって本当に本当にそうとしか言いようがないのだから仕方がない。
 
それを伝えると「人によってはもっと強くビリビリ痺れるくらいに感じてしまう人もいる。マイナス極とプラス極のように流れがあって、左は悪い気を吸い取ってくれて右から良い気を与えてくれる」と言う……思わず、マジすか……と声が漏れる。
 
自分は痺れるような強さを感じるほどではなかったが、実際に具体的な感触はあった。そう言われるとなんだか気持ちがアガってきた気がする。我ながら単純でよかったなと思う。
 
こういうのはどうにも科学的に実証などできないだろうけど、というか完全に錯覚であるとすら言えるけど。錯覚でも実際に触れているという感触はあるのから実在はしていて、錯覚は錯覚している内はリアルであるから、都合よく錯覚してればそれで良いじゃないか、ということで。
何ごともプラスに転じて考えていれば日々を健やかに幸せに過ごせるのである。
一応、そこからいろいろハマってしまわないほどの「距離感」はキチンと持っているべし、とは言わずもがなだけども。神様だってべったり依存されたらウザイに違いない。
 
いずれにしても、ここでもうひとつ大事なことは、これがデジタルだとなかなかできないことで、アナログだからこそ自らの手で触れられる「体験としての大切さを得ること」とも言える。
 
インターネットなど表面的な情報があふれる中で、なにかに直に触れてみる、自らの五感でフルに感じる実体験に勝るものはないハズ。
 
古い物が積み重ねてきた時間に触れるということ自体、それはデータ通信のように一瞬の刺激ではなく、もっと一呼吸置いて物事を省みれるような時間として、日頃つい疎かにしがちなことを思い出させてくれる。
 
400年という実に自分の10倍以上の時間を積み重ねてきた存在からしたら、自分がちょっと悩んでることなど些細なことだな、と思えてくる。「どんと構えとけばええねん」と背中を押してもらった気がする。
 
もちろん普段の生活の中でそうそう400年の存在に出会える機会もないかもしれない。今回はけっこうレアなケースだったとも思う。でも、似たような存在として自分の年齢よりも古い建造物とかそれなりに長く残されてきたものとかに触れてみると良いのではないだろうか。
 
親や祖父母の扱っていた物でも良いかもしれない。もちろん大切に保管されてきたのものがいいだろう。そういうのを次の世代に受け継いでいくのも素敵なことだなと思う。
 
それらはあなたを「やぁどうした」と受け止めてくれるかもしれないし、そうやってみようと思うだけでなにかヒントをくれるかもしれない。
 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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2018-05-03 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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