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人生は営業だ


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記事:小堀竜太(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
人生は営業だ。
私はそう思う。エンジニアでも、ニートでも、インスタグラマーでも営業は避けて通れない。人が人で有る限り営業と向き合わなければいけないのである。
「いや、でも俺営業したことないよ」「営業は絶対やりたくない」
と言う方も多くいる。
ただ、そういった方々も既に立派な営業マンなのだ。
大体の人は、小学生の頃までには営業マンとしてのキャリアをスタートさせることになる。
はじめてのお客さんは、親。「あのおもちゃが欲しい」と親と交渉した記憶が皆さんにもあるのではないだろうか。あれも立派な営業といえるだろう。
親に売る商品は自分。「おもちゃを買ってくれたら、いい子にしてるよ」自分の目指す姿を宣言し、その対価として、欲しいものを手に入れるといいった具合だ。
この営業は、比較的簡単である。お客さんである親はライバル企業との取引をしないので、他社との差別化のようなことは考えなくてよい。ただ、子供なりに彼等も駆け引きをしている。泣き落とし、駄々をこねる、両親の優しい方から攻めるなどとあざとい手法から学んでいくのである。子供は純粋という方もいるがそんなことはないだろう。
 
中学生になると私達は、より高度な営業に挑戦することになる。
そう、恋愛である。
これは親との営業と比べて格段に難易度が高い。なぜなら、ライバルが無数にいるからだ。
お客さんは同じ学校の女の子。顧客ごとに求める男性像が異なるので、そこに合わせなければならないのがとても難しい。親は子供に甘いこともあるが、第3者である女性はそんなことはない。告白後に気まずくなったり、言いふらされたり、リスクもある。また、親との関係は切れることはないが、女の子との関係は切れることも多々ある。一度成約しても、その後長い間にわたって良い関係を築くのは難しい。
高校では、より単価の高い営業になってくる。
進路選択である。「医学部に行きたい」「東京の大学に行きたい」「専門学校に行きたい」
など自分の行きたい進路を選択するために親に営業を仕掛けていく。
医学部に行きたい場合は数千万円の費用がかかる。家庭環境によっては難しく、難易度の高い交渉である。
女の子の場合、地方から東京に行きたいという希望もあるだろう。ただ、自分の娘を一人暮らしさせるということに抵抗のある親も多くいる。こういった局面で親を説得することができれば、貴方は立派な営業マンである。
 
大学に進学すると、もはや社会人と同レベルの営業をすることが可能になる。
現在では、インターンの普及もあり、営業インターンやサークルの渉外などで簡単な営業経験を積むことが容易になってきている。しかし、それ以上に難易度の高い営業を大学生は経験することになる。
就職活動である。就職活動はかなりハイレベルな法人営業だ。日本の法律では、解雇規制が厳しいため、一度採用されれば簡単には解雇できない。そのため、一人を終身雇用すれば数億円にものぼる生涯賃金を払う可能性もある。自分自身を数億円の商材として、企業の役員や社長、人事に認めさせるのだ。
また、倍率も尋常ではない。1万人のなかから、数百人に選ばれなければならない面接や1000人の中から数人に選ばれる面接。それらに選ばれるだけの印象力、コミニケーション力が問われる。
この就職活動という営業の難易度は人によって大きく異なる。
表ルートの就職活動はいわば、新規開拓である。色々な企業に自分を売り込みにいくわけである。
大学生であれば、基本的に門戸は開かれている。とはいえ、実際は学歴などである程度スクリーニングにかけられる。そういった意味で入口から難易度は変わってくる。
そもそも、就職活動をしなくても、内定を得ている人も世の中にいる。学生時代に何らかの分野で明確な成果を出せば、向こうから声がかかる。
営業の世界でも、企業からの問い合わせを待つ反響営業というものがあるが、就活でもそういった現象が見られるのは面白い。
 
このように人生の様々な場面で私達は「営業力」を問われることになる。
私は、「営業」とは人の心を動かす術だと思っている。
このスキルを身につけられれば、会社や組織に依存せずに生きていけるだろう。
プライベートももっと充実させることができるはずだ。
日本社会では、英語やプログラミングなどの専門的スキルの必要性が叫ばれ、必修化された。
ただ、そういったスキルより根本的なコミュニケーション力の方が人生を充実させる上ではるかに大事だろう。
優れた技術を持つプログラマーでも、集団でしっかりコミュニケーションを取ることができなかったり、ホウレンソウができなければ仕事を続けていくことは難しい。
4ヶ国語を話せるグローバル人材でも、一人一人と丁寧なコミュニケーションを取ることができなければ、資格マニアで終わってしまうだろう。
色々な技能を持つこともいいが、母国語でしっかりとコミュニケーションを取れることが前提であるべきだ。

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2018-05-10 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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