メディアグランプリ

その“女子力”あってますか?


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【4月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:羽衣姫 香耶(ライティング・ゼミ日曜コース)

 
 
「女子力をつけたいっ!」
中学生の娘がいきなり言い出した。
どうやら、男子にモテたいらしい。
 
「私から見たらあんたは女子よりも男子から好かれているように見えるけど?」
と聞くと、娘は不服そうに
「え~そうでもないよ!」
と答えた。
「モテたい」と言うのは、特定の男子から声をかけてもらいたい。ということであって、自分に興味ない男子は数に入れていないらしい(それも他の男子からしたら不憫な話であるのだけれど)
 
「女子力をつけてどうするの?」
と聞くと、娘は鼻を膨らませて、得意気に答える。
「女子力をつけてモテモテになる」
これ……多くの女子が勘違いしてらっしゃいますけど、女子力を身に着ける=モテる。じゃあないんだけどなぁ……
モテている人が女子力が高く見える。というだけなのだけど。
 
「じゃあ、その女子力のある人ってどんな人?」
と聞くと
「ええ~と……。お料理が得意で、お裁縫とかも得意でボタンとかとれかけたらパパッと直してくれて、家庭的な人?」
と娘。確かにその答えならば娘とは正反対だけれども、それをしたからモテるというわけではない。なぜならば
「女子力をつけた方がいいよ。って誰かに言われた?」
「うん。(女子の)友達から」
そう。女子はこれを勘違いしているから。
 
「女子力をつけた方が良い」
これは、女子が思っているのである。
なぜか?
簡単なことで、女子は女子力の高い女性が好きだから。
自分がおいしい料理を出され、ボタンを付け替えてもらえると嬉しいからである。
自分がされて嬉しいことは、男子がされても嬉しいと勘違いしているのである。
 
ところが、男子がそれをされて嬉しいか? となると、実は女子ほど嬉しくなかったりする。
「料理は作れないよりは作ってもらえれば嬉しい」という程度だし
「ボタンなんてそうそうとれないけどね」と言ったり「とれてても気にしない」と思っていたりする。
 
なので
「あなたの思う女子力って、女子力じゃなくて“ママ力(りょく)”だから気を付けてね」
と、娘に忠告した。
「何よ? “ママ力”って?」
「料理も裁縫も、それってママがやってくれることじゃん。それをされて嬉しいのは“理想の女子”に憧れる女性かママが好きな男子だけだからね。
あなたがマザコン男子をゲットしたいなら“ママ力”を身に着けるのは一向に構わないけど、自立した男子をゲットしたいなら、出来ないのに無理して“ママ力”を身に着けるだけ無駄だよ」
そう言うと、娘はしかめっ面をして質問してきた。
「じゃあ、男子にモテるにはどうすればいいの?」
「簡単。頼ればいい」
 
そう。自立した男子は意外と“ママ”は求めない。
「それぐらい自分で何とかできるから」と言って、世話をやく女性が理想だ! とは言わないものなのだ。
だけど、男子は「頼られる」とその実力を発揮する。
そもそも、男性の脳構造は狩りをして獲物を取ってくる。というようにプログラムされているので「お願い! 獲物を取って来て」と頼ってもらえた方が、自分の承認欲求が満たされて、幸せを感じるものなのだ。
 
それを、男性を頼らずに「これもやっておくわ」「あれもやっておくわ」と世話をやいてしまうと、段々と男性のやる気をそぎ、幸福感をそぎ、挙句の果てに「君といると疲れるんだよね」と言われてしまう。
 
それも当然で、男子の本能を全てシャットアウトしてしまう“ママ力”は、男子の獲物を取ってきて女子を喜ばせようという幸福感をもシャットアウトしているのと同じなのだ。
 
自分の周りでモテる女子をよくよく観察してみよう。
あまり美人でもないのに、なぜかモテる女子。わがままばっかり言っているのに、なぜかモテる女子。女子はあごで使うくせに男子にだけ猫なで声を使っているのに、なぜかモテる女子。
これらの女子がモテているのは“女子力”が高いからではなく、男子に「お願い」とにこやかに頼っているはずだ。
そして、それをしてくれた男子に「ありがとう! すごいね!」という笑顔のご褒美をあげているはず。
男子はその顔を見ると、なぜか幸福感を得られるので(先程も言ったけれど、獲物を取ってくるのが男性の本能なので、それを喜んでもらえると意識に昇らなくても、深層心理で嬉しくなってしまうのが男性なのである)じゃあ次も頼まれたら叶えてあげようかな、という心理が働く。
そのため、男子自身も意識しないうちに「次に頼みたいことある?」と、機会があればその女子の元によって来るのだ。
 
逆に女子は獲物を取ってくるという本能は持ち合わせていない。それよりも、獲物を待ってる間、心地よく過ごせることが重要になってくるので、料理を作ってもらったり、衣服を美しい状態にしてねぎらってもらえることの方が嬉しく思うのだ。
「自分がしてもらえることを相手にしてあげましょう」という教育が根付いている日本では、自分(女子)がしてもらって嬉しいから相手(男子)にしてあげたら嬉しいに違いない! だから、そうなれば、私はモテるはず! と勘違いしてしまうけれど、それはあくまで女子に向けての話。
男子と女子では脳構造が違うということを知っておく必要があるのだ。
 
さて、あなたが思う“女子力”はあっていますか?
くれぐれも“ママ力”にならないよう、ご注意あれ。

 
 
***

この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。

【4月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

天狼院書店「東京天狼院」
〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-24-16 2F
東京天狼院への行き方詳細はこちら

天狼院書店「福岡天狼院」
〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階

天狼院書店「京都天狼院」2017.1.27 OPEN
〒605-0805 京都府京都市東山区博多町112-5

【天狼院書店へのお問い合わせ】

【天狼院公式Facebookページ】
天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね!」をしていただくだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。



2018-05-16 | Posted in メディアグランプリ, 記事

関連記事