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マネジメントで大切なことはすべて1才4か月の娘から教わった


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:諏訪太郎(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
私のマネジメントの先生は1才4か月の娘である。
マネジメントで大切なことは、すべて1才4か月の娘から教わった。
今日も娘から、部下との接し方に関する奥義を教わった。
私の先生から教わったことを聞いてもらいたい。
 
「今日も夕食を残したのよ……」
 
仕事を終えて家に帰ると、たいてい娘は寝ている。
それなので、妻に娘の1日の様子を聞くのを、何よりも楽しみにしている。
 
ここ2~3日、娘が夕食を残していると聞いていた。
明日は休みなので、私が娘に夕食をあげる日。
お母さんでも残すのに、お父さんで大丈夫かと不安を感じていた。
 
そして、娘との夕食の時間がやってきた。
エプロンをつけて、娘を食事用の椅子に座らせる。
 
「いただきます!」
 
まだ話せないが、勢いよく手を合わせて「いただきます」のポーズをする娘。
勢いよく手を合わせるのは、お腹が空いているサイン。
幸先の良いスタートだ。
 
順調に食事をしていく娘。
もうすでに、半分近くの食事を食べ終わっていた。
 
「夕食を残したのは、たまたまじゃないか」
 
と油断をしていたその時だった。
娘が、私がフォークに刺したハンバーグを左手で払いのけた。
娘の「要らない」のサインだ。
フォークに刺したハンバーグをお皿に置き、スプーンにのせたご飯を娘の口元に持っていく。
しかし、それも左手で払いのけられた。
 
少し前までは、美味しそうに夕食を食べていた娘。
何が気に入らないのだろう。
色々と考えたが、理由は思いつかなかった。
 
何もできずに途方に暮れる私。
娘は、そんな私のことなど気にせず、お皿の上に置いていたハンバーグを手で細かくちぎり始めた。
ハンバーグで遊び始めたのだ。
 
「食べ物で遊ばないで、ちゃんと食べなさい!」
 
言葉が喉まで出かけたところで我に返った。
ここで娘を叱っても、娘を泣かせてしまうだけで何の解決にもならない。
でも、どうしたらよいかも分からない。
それなので、しばらく様子を見ることにした。
 
ハンバーグを細かくちぎり終えた娘。
どうするのかとみていたら、なんとちぎったハンバーグを1つ手に持ち、私の方にその手を差し出した。
娘は、私にハンバーグを上げると言っているのだろう。
私が手のひらを娘の前に持っていくと、私の手のひらにハンバーグを載せていく。
すぐに、私の手のひらは、娘がちぎったハンバーグでいっぱいになった。
 
「これは、もう食べないかな」
 
そう思った時に奇跡が起こった。
なんと、私の手の平の上にあるハンバーグを、娘が再び手に取り、自分の口に持っていったのだ。
次々にハンバーグを食べていく娘。
その後、他の食べ物も食べていき、娘は夕食を完食したのでした。
 
娘が再び食べ始めた理由は分かりません。
きっとそこには、娘にしか分からない理由が何かあったのでしょう。
ただ一つ言えることは、娘が夕食を食べるか、食べないかは、私の行動にかかっていたということです。
 
娘がハンバーグで遊び始めたときに「叱る」と言う選択肢を選ぶのではなく、「娘の好きにさせる」と言う選択をしたことが、娘の完食につながったのです。
この事より、娘が何かを達成するためには、娘の能力や才能以上に親の接し方が大きな影響を及ぼしていることを学びました。
 
そして部下のマネジメントでも、同じことが起きていることに気がつきました。
私の元上司で、行く先々の職場で数字を上げていくマネージャーがいます。
元上司がどのようなマネジメントをしているかと言うと、一度任せた仕事には
口を出さないのです。
だから、部下であった私も、元上司の期待に応えられるように、一所懸命任された仕事をやりました。
 
元上司と私では、経験も考え方も違います。
だから、どんな仕事をするにしても、2人が同じやり方をすることはありません。
それを分かっている上司は、やり方に関しては一切口を出してこなかったのです。
 
多くの上司は、部下にやり方を指示します。
それらの上司に気がついて欲しいのは、やり方を指示することは、部下をコントロールすることにつながっているということです。
部下には部下のやり方があります。
だから、もし上司が結果を望んでいるのでしたら、部下に任せて上げることが一番なのです。
 
上司の仕事は、部下に結果を出させることです。
やり方でなく、結果にフォーカスすることで、職場の数字も、部下のモチベーションも自然に上がっていくのです。

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2018-05-31 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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