メディアグランプリ

「天狼院 ≒ お寺」の関係性


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【4月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:珈琲一杯!(ライティング・ゼミ日曜コース)

 
 
天狼院なる書店において、ライティング・ゼミを受け始めてはや二ヶ月になる。
天狼院というフレーズからお寺がイメージされるが、それは違う。
店長のご尊顔を拝するにつけても、京都のお寺で庭を眺めながら構想を練ったという話を聞くにつけても
いよいよ確信は深まるが、決してお寺ではない。
 
さて、わたしが受講しているライティング・ゼミというもの、
東京、京都、福岡にある天狼院書店の店舗と通信で、二週間に一回ライティングについての講義を受けながら、
毎週一本の文章を投稿チャレンジとして提出するというのがその内容である。
課題文の方は天狼院のスタッフの方にチェックしていただき、ぶじ合格となればこうしてメディアグランプリに掲載されることになる。
 
わたしの掲載率は高くなく、決して成績は良くないが、何とかこれまでのところ毎週課題文を提出することができている。
受講前に予想した通り、まずテーマを考えるのに苦労し、それから締め切り当日にやっとのことで書き上げるという流れだ。
けれども、それは予想とは違って苦しいだけのものではなかった。
どうしても書き上げなければならない、という強迫観念までは感じずに取り組めている。
締め切りに間に合わせなければ、とは思うが、出せるかどうかという結果よりも何をどう書こうかという中身の方に関心がいってしまっている感じなのだ。
趣味でもなく、学校の課題でもなく、ちょうどよいあんばいで心地よく取り組めるものが、ライティング・ゼミの課題にはある。
毎回、何となくこれを書きたいというテーマが生まれて、それをどういう流れの話にするかとか、講義で教わったことをどう取り入れていくかといったことを考えながら書き進めていく。
それは、意外と苦しくなく、一文一文楽しみながら書いていくといった方が近い。
そうこうするうちに、いつのまにか字数が何百字、千何百字となっていて、もう締めくくりを考えなくてはならない、なんてこともある。
課題の二千字という字数は、すぐ思いつくような簡単な文章でもなく、決して到達できないような長い文章でもなく、ほどほど考えて文章を続けていってひとまとまりになるような、ちょうどよい数字に設定されているのである。
このくらいの長さの文章を、あれについてこういうことを書こうとあれこれ考えながら書いていくのは、頭の中の今まで使ったことがない外側の部分を動かして鍛えているようで、楽しいものなのだ。
 
課題がメディア・グランプリに掲載されるかどうかにあたっては、テーマや内容、文章力がものをいう。
わたしの場合は、文章のスタンスだとか分かりやすさ、教わったことの使い方や全体としての盛り上がり方といったところで引っかかってしまう。
やはり文章は難しい。
特に、学生時代のお固い論述の仕方に慣れてしまっていたり、内向的な部分があったりする自分には、
これぞあっぱれという文章には到底手が届かないように感じてしまう。
けれども、それでもよいのである。
このくらいの長さの文章を書くには、テーマにすることについて、かなり本気で考える必要がある。
うかつなことを書くと、文章のはじめと終わりが本末転倒になってしまう。
きちんと何をどう展開させるか考えて書くことが大事で、
それは、物事をしっかりみて自分の考え方で理解すること、展開させることにつながる。
自分なりに新しい結論などを導き出すので、ああ、これはこういうものだったのかなどと、
楽しい発見、ひとつの学びにつながっていくのだ。
内向的な性格から自分のだめなところについて書くような場合でも、
自分ってどういうやつなんだろうか、どうだめなんだろうかと問いかけてそのときの自分なりの答えを導き出すことができるのだ。
それは自分の成長、自分の救済につながる道だ。
 
講義の内容を自分の文章で具体的にどう生かすか、あるいは課題がどうして掲載とならなかったのかについては、
自分で考えなくてはならない。
それは時に、自分というものを見つめて鍛えなおす時間となる。
うまい文章との隔たりをどう埋めていくかも、自分の努力次第であり、
まるで答えの見えない禅問答であるかのようである。
けれど、それも楽しい。
自分というものにどれだけ取り組めるかという問題だからだ。
決して簡単に答えは見えないが、自分の持っている壁をたたけば、
何が足りないのかが少しずつ見えてくる。
課題を一つ提出するたびに、少しずつ、少しずつ、自分の器が成長して、
人生が充実していくことを感じられる。
 
訂正しよう、天狼院の奥底には、お寺のエッセンスが含まれているかもしれない。
現代版の寺子屋であるかのように、わたしたちにライティングと自分を見つめることを教えてくれ、
本を身近に、もっと積極的に楽しむ場を提供してくれるのだ。
 
とはいえそのメインフレームは現代日本にリーディングライフという文化を提供する本屋、
最新の文化を担う一翼である。
店舗や商品、各種のゼミは日々わたしたちに新しい文化に接する場や学びの場を提供してくれている。
その活動は、わたしたちの胸に何か灯のようなものをともし、繋がりをもたらしてくれるのだ。
 
わたしも、自分なりの灯をともして自分なりのやり方で天狼院を楽しんでいきたいと思う。

 
 
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2018-06-14 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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