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プロフェッショナル・ゼミ

「ライティング・ゼミプロフェッショナルコース」は家族《プロフェッショナル・ゼミ》


*この記事は、「ライティング・ゼミ プロフェッショナル」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【6月開講/東京・福岡・京都・通信/入試受付ページ】本気でプロを目指す「ライティング・ゼミ プロフェッショナルコース」入試要項発表!大人気「ライティング・ゼミ」の上級コース、第8期メンバー募集受付開始!

 
記事:なつき(プロフェッショナル・ゼミ)
 
「今期で最後です」
いやいやいや、ちょっと待て。そんな殺生な。もうちょっと、1年位頭を鍛えてから受けようと思っていたのに。私が見ていたのは天狼院と言う書店が行っている「ライティング・ゼミプロフェッショナルコース」についてのお知らせ。5000文字の射程を得るために行っている文章の講座である。私は2月から、その前段階である基礎の「ライティング・ゼミ」を4か月間受講したばかり。「ライティング・ゼミ」は2000文字の射程を得るために行われている講座だ。「ライティング・ゼミ」は2週間に1回の全8回あるが、毎回とても楽しみだった。この講座には楽ではない課題がある。毎週ある締切までに2000文字の文章を提出することだ。提出をするしないは自由だが、提出することで受けられるフィードバックがとても参考になる。的確なアドバイスがもらえる。このアドバイスが嬉しくて欠かさず提出した。
 
この課題にはもう一つ特典があって、面白いと思ってもらえた文章は、天狼院のサイトに載るのだ。初めの頃は、そのうたい文句はそんなに大事かなと思っていたのだが、一度載せてもらうと、高揚感に包まれている自分に驚いた。載せてもらうと、他の人に読んでもらってもいいんだなという安心感にもつながる。ありがたいことに、後半5回連続で載せていただいた。そうなると欲が出てくる。欲も出てくるが緊張も出てくる。そのあと、ラスト2回の課題提出で終了だったのだが、緊張が強くなり過ぎたことと、題材が見いだせなかったことが重なり2回とも掲載はされなかった。肝心な時にいつもこうだ。
 
ちゃんと満足いく形で終わらせたかったのに、と同時に来週からは締め切りが無いんだ、フィードバックももらえないんだという不安感に襲われた。今のままでは、書けたり書けなかったりと不安定だ。書き方が定着したとは言えない。何かいい方法は無いかと天狼院のサイトを色々見た。そこで「天狼院書塾」を見つけた。「天狼院書塾」は、講義は無いが、1週間に1回の文章提出とフィードバックが受けられるというものだった。ただし、1か月更新型である。さてどうしようかと悩んだ。そんな時にフェイスブックで流れてきた、「ライティング・ゼミプロフェッショナルコース第8期開講、今期で最後です」と言う言葉。「ライティング・ゼミプロフェッショナルコース」に入るには試験がある。その試験は、当日に出された題材を2時間で5000文字射程の文章を書くというものだ。
 
最後ってどういうこと? 頭にハテナがいっぱい浮かびながら、1年鍛えるなんて言ってられない! これを目にしたってことは今が受け時なんだ! と自分に言い聞かせて、5000文字なんて書いたことが無いし、無理と思ったが、駄目元で受験することにした。駄目だったとしても、受けたことで納得がいく。
 
試験は天狼院で受けるも良し、電話が繋がる場所ならどこでも可能だった。天狼院で受ける場合には、自分がいつも文章を書いているパソコン持参との事だった。かなりがっしりしたノートパソコンを使用していて重いのと、皆で一緒に受ける試験は緊張するので自宅で受けることにした。自宅で受ける場合はあらかじめ時間の予約が必要だった。
 
試験当日、担当の方から電話がかかってきて題材が告げられ試験スタート。困った、何も思い浮かばない。今まで書いてきた文章は全部自分発信で題材も自分で考えてきた。題材を決められて文章を考えたことがなかった。いつも書いている環境で書いていいですよと言われていたので、取り敢えず椅子から立ってみる。何も出てこない。ネットで検索してみる。何も出てこない。取り敢えず一段落書いた。ここから先がまた何も出てこない。いや、これ200文字位しかいってないよ。時間は刻々と過ぎる。焦る。ふといつもの環境を思い出してみる。
 
試験後に食べようと思っていた冷蔵庫にあるフルーツサンドを食べてみよう。試験中に飲食なんてやったことないし、いけないことの様な気がしていたので躊躇したが、頭の切り替えが必要だ。どうしようという緊張感がマックスな状態から、フルーツの甘みと爽やかさでリフレッシュできて少し頭がほぐれた。頭の中でかけらとして散らばっていたものが少しずつ集まりだした。残り時間1時間、書く。時間が終了した時には短いながらも何とかまとめまでこぎつけた。ただし文字数が全くもって足りない。こんな文章を提出してもいいのだろうかと葛藤したが、えいやで提出した。
 
書ききったという満足感を得るには至れなかったが、爽快感はあった。他の人から題材を与えてもらって頭を捻って書くってなんて新鮮で楽しいんだと思った。今まで味わったことのない気持ちだった。他人から与えられた題材で書くということは、色々な事を知っていないととても浅い文章になってしまう。試験中にネット検索するうちに知らなかったことがたくさん出てきてとても勉強になった。この気持ちを味わえただけでありがとうの気持ちでいっぱいだった。
 
何の間違いか試験に受かってしまった。落ちたら、受けて落ちたんだから仕方ないと思う予定だったのに。今は他にも天狼院のゼミを受けている。「動画ゼミ」「『殺し屋のマーケティング』パーフェクトマーケティング講座」両方ともとても楽しい。ただ、その課題だけでもいっぱいいっぱいなのに、この二つのゼミに、「ライティング・ゼミ」を受けていた時同様の毎週文章提出する課題が追加される。しかも5000字射程の文章とハードルがとても高くなる。でもこれでまたフィードバックが受けられるではないか。断るなんてもったいない。
 
ゼミ初日、わくわくしながら向かい、講義を受ける。「ライティング・ゼミ」の時は講師が1時間程講義を行い、残り約1時間でワークショップを行う形式がとられていたが、「ライティングゼミプロフェッショナルコース」は受講生が主体となり、講師に聞きたいことを元に話し合いが繰り広げられる形式がとられていた。和気藹々としていた。受講生の中には、私と同じく2月開講の「ライティング・ゼミ」受講生も何人かいた。
 
天狼院のゼミは、受講生になると、フェイスブックに受講生が共有できるページが設けられる。課題はこのページにファイルを添付する形だが、添付されたものは受講生であれば誰でも読むことができる。面白かったり、参考になったり、読むことで自分の書きたいものが見いだせたり。それでも実際に会話をしていたわけではなかったので、何となく遠かった。
 
それが、今回のゼミは、たくさんの方からの生の声が直接聞ける。自己紹介なども兼ねて話を聞くと一気に近さを覚える。「ライティング・ゼミ」の時よりアットホームな印象だった。さて、課題。何とか1回目を提出したが、ものの見事に玉砕。
 
「ライティング・ゼミプロフェッショナルコース」は、「面白い」とフィードバックを受けた方の中で、特に面白かったものは、他の受講生からの感想も聞くことができる仕組みになっていた。その感想を読むと、読み込んだ上での感想がしっかり書かれていて羨ましさを覚えた。色々な目線からのアドバイスがもらえる、これは貴重だ。アットホーム以上に家族みたいだなと思った。誰もがライバルで誰もが応援者。とても温かい。
 
くじけずに2回目、3回目に提出した課題はありがたいことに「面白い」をいただけ天狼院サイトに掲載されたが、「特に面白い」には至らなかった。天狼院サイトに載って「いいね」をいただけるのもとても嬉しいことだが、やはり言葉をいただけるのにはかなわない。もっと自分の文章を磨こう、そして、こんな素敵な家族の一員になれたのだから、それに恥じないようしっかり自分のものにして書き続けていきたいと思った。
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ プロフェッショナル」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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