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平成最後にフラれた私がやった7つのこと〜令和のガソリン〜


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【8月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:前野 友里(ライティング・ゼミ夏休み集中コース)
 
 
「もう、ここには来ない」
 
お前は誰やねん、とツッコミたくなる、まるで少女マンガのような台詞だった。
平成最後の夜、雨が降るなか、私は自宅裏の公園でフラれた。
 
付き合い始めた時ほど気持ちが盛り上がらなくなった。
そういう彼に、分かった、と言うしかなかった。
ときめかなくなった、という理由で元カレを振った経験がある私は、一旦そうなってしまった相手に何を言っても無駄であることは、よくわかっていた。
 
「じゃあ俺いくね」
早く立ち去りたいのか、彼が言った。
こんな雨の中、夜の公園に一人置き去りにされるなんて、たまったもんじゃない。
「私が先に行くよ」
慌ててそう告げて、別れた。
 
自室に戻ると、てっきり彼が部屋に遊びにくるのかと思って掃除した、キレイな部屋が待っていた。
別れ話をする時は、あらかじめ話したい事があるとか告げておくべきだと思う。それか、一方的ではなく、ちゃんとカフェなど落ち着いた場所で、じっくり話し合うべきだ。
 
そんなことを考えながら、テレビをつけようとして、辞める。
きっと、まるで年越しのような、お祝いムード一色だろうからだ。
何よりも彼に対して腹が立つことは、わざわざ「平成最後」の夜に振ってきたことだ。
てっきり一緒に令和を迎えると思っていたのに。
別に失恋自体は初めてではないし、もっと大好きな人と別れて辛い思いをしたこともある。
ただ、世間が幸せな空気に包まれているなか、いっそう自分だけ不幸なような気がした。
 
そんな私が、失恋から立ち直るためにやったことを、一部荒療治もあるが、時系列で紹介したい。
 
 
<平成最後にフラれた私がやったこと①> LINEのアルバムを全て消す
学生時代に長く付き合った彼と別れた時に、アルバムを消されたことが悲しかったので先手を打った。
写真があると、どうしても見返して思い出してしまうので、消してよかったと思う。もちろん消すことに迷いがあるなら、残しておいて構わない。普段使わないような古い携帯に残しておくのも手だ。
 
さて、アルバムを消して、ふて寝した私だが、起きたら令和だった。
窓を開けると、なんということか、今まで全く意識した事がなかったが、昨日フラれた公園が見えた。
これから毎朝アレを目にするのか。
あいつ、とんでもないことをしてくれたものだ。
 
 
<平成最後にフラれた私がやったこと②> 利害関係のない人に話す
ベタすぎて笑ってしまうが、私は結構なにかあると髪を切る。
今回も美容に行こうと思い立ち、中目黒を歩いていると、ナンパされた。
普段ならば絶対ついていかない。
しかし、親友の「男の人に話すと違う視点で意見もらえて、よかったよ。でも、あんなこと言わなきゃよかったなっていう、信頼できる相手か利害関係のない相手がオススメだよ」という言葉が、頭をよぎる。
美容院までの30分だけ、代官山の蔦屋でお茶をすることにした。
平成最後に振った彼と同い年で、お笑いコンビかまいたちのボケ担当に似た彼によると、元彼が私を振った気持ちは以下の3つではないか、ということだった。
仕事を頑張りたい。
他に好きな人ができた。
もっと女の子と遊びたい。
正解を確かめようとは思わなかったし、特に目からウロコではなかった。
ただ、利害関係のない人に話すことは、いい気分転換になった。
かまいたち似の彼とは、その後会っていない。
 
 
<平成最後にフラれた私がやったこと③> 髪を切る
さて、お茶した後は、美容院に。
気分がスッキリするのはもちろん、新垣結衣に似た、大好きな美容師さんがいて、彼女からいつもパワーをもらえるのだ。
新しい自分に出会えてウキウキするし、美容院という空間が持つプラスのオーラに癒された。
美容師さんは、「平成最後に厄落としできて、よかったじゃん〜!」と明るく、ちょっと失礼な言葉で励ましてくれた。
 
 
<平成最後にフラれた私がやったこと④> 断捨離する
こちらも定番だが、元彼のものを全て捨てた。
ホワイトデーにもらったスヌーピーのマグも、弟に押し付けた。
ついでに、断捨離もしたが、これが実に気持ちよかった。
不要な服を捨てたスペースに、新しい服をおさめた。
 
 
<平成最後にフラれた私がやったこと⑤> 新しい事に挑戦する
気分転換がしたくて、前から興味があったゴルフを始めた。
意外とできる自分に、少し自信を取り戻した。
あと、「胸よりお尻派」という元彼の言葉が、悔しいけどチラついて、美尻トレーニングをはじめた。
筋トレをしていると、少しずつでも確実に自分が変わっている、ということを実感でき、前向きな気持ちになった。
お盆休みには、人生を変えるライティング教室という、天狼院のライティング・ゼミに挑戦した。
新しいことを学んでアウトプットすることは、とても楽しい。
 
 
<平成最後にフラれた私がやったこと⑥> いろんな人と会う
休日に1人でいると寂しさがぶり返すことが怖かったので、とにかく人と会うようにした。
人に話しているうちに、明るくなれた。
元彼以外の異性と話して、他にも男の人はいっぱいいるよな、と当たり前のことをしみじみ感じた。
段々と、令和こそは頑張ろうと思えた。
 
 
きっと1日早い4月29日にフラれていたら、あれほどまでに落ち込み、「なにくそ!」と思って立ち直ろうとしなかっただろう。
そして立ち直る過程で、自分を見つめ直し、自分の心に従って、あれこれ実験してみた。
強がりに聞こえるかもしれないけど、平成の自分よりも、今の自分の方が好きだ。
 
他でもない「平成最後」の夜にフラれたことが、強烈な、令和を生き抜くガソリンとなっているような気がする。
そう思うと、平成最後に振ってくれた元彼には感謝できるようになってきた。
 
と、かっこつけているが、フラれた時の気持ち、そこから自分は何を考え、立ち直ってきたのかを文章に起こしてみたから、冷静に振り返ることができたのだ。やっと、ちゃんと向き合うことができた。
 
 
<平成最後にフラれた私がやったこと⑦>
愚痴を言うが、時間が経ったら、元彼との付き合いを振り返って感謝する。
そして前に進むため、文章にする。
 
どれか1つでも、あなたの心へのガソリン給油に貢献できれば嬉しい。
 
 
 
 
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2019-08-20 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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