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キネマ天狼院

【キネマ天狼院】オススメ映画『100日間のシンプルライフ』


 

「人は1万個の“モノ”を所有している」

 

 これは映画『100日間のシンプルライフ』https://100simplelife.jp/)の冒頭、いきなり突きつけられる事実です。

 いやいやいや、この狭い家のどこにそんなにモノが…と最初こそ半信半疑。でも、ためしに頭の中でクローゼットと本棚のモノをざっと数えたあたりでもう、ただただ愕然とするのでした。

 

「持ってる。想像以上に…」と。  

 

 

 11/20(金)に湘南天狼院にて初開催となった映画上映イベント【キネマ天狼院】

 日本でまだ劇場公開されていない新作映画を厳選し、関連書籍もご用意。“読む”だけでなく“観る”体験を、本屋さんから“映画館”へと姿を変えた天狼院書店にてお楽しみいただく映画上映イベントです。

 

 記念すべき第1回は、12/4(金)より全国順次公開となる新作映画『100日間のシンプルライフ』を上映。当日はたくさんの方が会場に足を運んでくださいました。

 

 コロナにより “確かなものはないのだ“ と思い知らされた2020年。強制的に私たちは人生を見直す時間を与えられました。本作は、“モノは必要ない” ということではなく、with/afterコロナの今こそ “本当に大切にしたいことってあるよね” と自分の気持ちに気づかせてくれる物語だと思うのです。

 ストーリーを追うごとに、形ある “モノ” への執着概念が薄れ、時間や、想い出、人との関わり…  無形のものにフォーカスが戻っていく感覚を味わう115分。

 

 以前のようになんでもかんでも自分の思うままにはできなくなりました。

 自分に本当に必要なものとそうでないものも、何となく見えてきました。

 そんな今こそ、改めて自分にとって本当に大切なもの、大事にしたいものと向き合ってみること。それがこれからを生きる“真のシンプルライフ”につながる最初の一歩なのではと考えさせられた1本です。

 

 2021年を迎える前に、“モノ” と “気持ち” の断捨離にぜひ本作をご覧になるのはいかがでしょうか。

 あなたにとっての “シンプルライフ” はどんなカタチをしていますか?

  “本屋さんが映画館に変わる” 【キネマ天狼院】次回開催をお楽しみに!

 

 

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映画『100日間のシンプルライフ』
12月4日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷・有楽町、シネマート新宿ほか 全国順次公開
公式サイト:https://100simplelife.jp/ 公式Twitter/Instagram:100_simplelife
© 2018 Pantaleon Films GmbH / Erfttal Film & Fernsehproduktion GmbH & Co. KG / WS Filmproduktion / Warner Bros. Entertainment GmbH
配給:トランスフォーマー、フラッグ、提供:フラッグ

 

 

今回、ご参加いただいた方々より素敵なコメントが届きました。(一部抜粋)

『100日間のシンプルライフ』はwith/afterコロナの今こそ観て欲しい作品です。

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「コロナ禍で多くの人がライフスタイルを見つめ直した2020年。そして、この映画は今年の最後を締めくくるのにふさわしい作品でした。ものに溢れる現代社会に一風変わった観点から一撃を放ち、生き方とは何かを考えさせられる。主人公パウルとトニーによるコメディタッチの駆け引きは店舗よく、みていて気持ち良い。シリアスな社会派作品なのに笑いを散りばめる事によって楽しく仕上がっている。映画を見終わった後には自分の人生を見つめ直さなきゃとなる。そして、家にあるいらないものを捨てたくなる衝動にかられました。シンプル・イズ・ベスト!

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「持っているものを取り去って、さらに欠点までもさらけ出した時、ひとはなんてチャーミングな存在になるんだろう。カッコよく、素敵であるためにしていたことや、多くを持つ事。逆説的だけど、それをなくしてみたとき、最高にカッコよく素敵に見えた。(ホロリ)そんなシーンがあり、観ていて幸福でした

わたしは素敵なものに囲まれるのも大好きだけど、まずわたしで在ることからは離れずに、ものと戯れたい。

「好きだと思うよ」と誘ってもらうまで知らなかった映画です。ホントに、当たり。好きな感じでした。観れてよかった。ありがとう。」

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秀逸な作品!コロナで人生先行き不透明なこの時期に、本当に大切なことって何だろう、ユーモラスでミステリアス、笑いながらも考えさせられる…たくさんの人に見てほしいなと思いました。本当に大切なもの、幸せはプライスレスです。

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不思議なことにモノって手に入れた瞬間は幸せになれるのに、その幸せは長くは続かない。

雑貨屋はモノが好きで選んだ仕事。でも自分自身はものに疲れて所有しない生活を送っている。

矛盾している自分はどんなスタンスで仕事や生活に向き合っていけばいいのか考えさせられた作品です。ちなみにその答えはまだ探し中。コミカルでとても面白かった」

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「人はモノを買い、所持する。そして気が付くと部屋の中がモノで溢れている。それを手に入れるときに、「必要だから買う」と自分に言い聞かせて買ったモノだったとしても、買ってみると実はいらないモノだった経験を持つ人は少なくはないはずだ。

映画『100日間のシンプルライフ』は、「モノを持つとはどういうことか」を私たちに突きつけている。

「ものを買うのは、それが必要だから」というのは実は見せかけの理由で、本当は「自分の満たされない心の穴」を埋めるためなんじゃないだろうか。その「心の穴」を見たくなくて、人は自分を言葉で、モノで、思想で飾りたてている。

パウルとトニーがやってきたことが、客観的に見てみるとどこか不安定でフラフラと浮ついているのもそのせいではないだろうか。いくら巨額の金を手にしたところで、それは吹けば飛ぶような虚構でしかないのかもしれない。自分にとって本当に必要なものが何かがわかるまで、人はどのくらいの無駄な道を歩き続けないといけないのだろうか。歩いた先に何があるかは、歩き切った人でないとわからない。自分の「心の穴」を探しに行く勇気はありますか?

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「見ていてずっと「幸せとはなんだろう?」と問いかけられている気分だった。お金、好きなものに囲まれる、好きな人といる、好きなものを食べる。答えは人によって様々だろう。もちろん僕も人とは違う。

何が幸せなのか?

もしかしたら物に囲まれ、人に囲まれて生きている現代人は余りにも恵まれすぎて、見つけられずいる人もいるかもしれない。それを突きつけるというよりも、優しく問いかけるような映画だった。

ただ、残念だったのはあらゆる問いかけをしたかったのか、一部描写が雑だなと感じたシーンがあったこと。

でも、それがいいのかもしれない。だって心に開いたあなは誰にだってあるし、人間は主人公のパウルとトニーのように裸で生まれて何もないのだから。」

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「人間も動物だけれどやっぱり裸じゃいられない。産まれてすぐに身に纏った物の感触はどこかに残っているのかな。お風呂から上がって1番に手に取るものから見直してみたい。私にとってシンプルって?

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「モノを買うと幸せになる。幸せじゃないからモノを買う?

豊かさとは何か。便利な消費社会で暮らす生活を少し省みた。」

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「話が綺麗事じゃなくて胸が痛くなったり楽しかったりした!始末後を想像してワクワク!

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「参考にしたいくらいファッションもインテリアもかっこよく、とにかくオシャレ!美しい情景にも心奪われました。ストーリーはシュールな笑いも散りばめられて面白い一方で、登場人物の心の葛藤に共感して涙が出るシーンもあり、心がポワンと温かくなりました。続きが観たくなる1本です。」

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2020-12-01 | Posted in キネマ天狼院, 湘南天狼院

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